4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

滲出性中耳炎になるまで①

2018-04-25 11:17:58 | 最近のあれやこれや
花粉症だろうと鼻水が止まらないのを大して気にもとめないうちに、どうやら鼻風邪を引いたらしいことに

気付いたのは、熱が出てからだった。

子供の春休みに入ったばかりで、日々何かと出かけることが多く、休むことなく出かけてしまっていた。

鼻は物凄く詰まっていて、噛んでも噛んでも止まらなくて、詰まった状態になっていた。

夜中にやっぱり熱があるなあと思って一日ベッドの中で臥せっていた。

久しぶりだったし、つらかったけど、まあ単なる鼻風邪だからゆっくり寝れば治るだろうと高を括っていた。

その日家にいたのは子供たちだけで、寝室でウンウン唸っている母親を尻目にここぞとばかりテレビ見放題で、

「大丈夫?」かと声を掛けもしない。本当に冷たい子供たち。

息子なんかはサッカーの試合に行って、帰って来ても階下から「ただいま」だけで何も言いに来ない。


溜まらず、夫にラインすると、早速夫から子供の携帯に電話が入る。電話ではさもわかったように機嫌よく相槌を打っている。

が、電話が終わって、さあパパから言われたんだから私の様子を見に来るだろうと待てど暮らせど来ない。

来ないものは来ない。


溜まらず再び夫にライン。夫が今度は怒った様子で再び子供に電話する。

「だいじょうぶ??」

来たのは娘だった。

息子の方は、来ない。


代わりに階段の下から、

「なんて言ってた??」

と小声で妹に私の反応について尋ねている。


何て言ったも何も私は反応しないので、娘も返答しないでいると

「なんて言ってた??」

再び階下から焦れたような息子の声。


「聞こえてるよ。」

と私が言う。怒った声で。


息子、渋々姿現す。


私、恨みつらみをぶちまける。


やっと反省したようで、ここからスイッチが切り替わったように甲斐甲斐しくなる。

数分おきに「大丈夫?他に何かない?」を繰り返す。

コンビニに買い物に行ってくれる。


かくして、私は夜には何とか解熱したと思ってほっとしたのもつかの間、左耳が微かに痛くなっていることに気付いたのだった。
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