「島へ免許を取りにいく」を読んで以来、星野博美さんにはまっている。
今度は、「愚か者、中国をゆく」を読んだ。これは星野さんが大学時代香港に交換留学した際、中国をおよそ一か月かけて旅した記録で、時は1987年くらいの中国の記憶。これを何年か前に本にしたものだ。
星野さんは、中国をその後も幾度となく旅し、日頃ニュースで日本に伝えられる中国と、自分が見た中国との間に隔たり、違和感を感じ、今回本にしたそうで、私も2007年クリスマス頃に北京に行って、初めて中国を見てきて、実際そこで暮らす人(街の商店なんかの人)に触れたとき、日頃ニュースで知る極端な中国人、(何かに挟まって出られなくなった子どもや)とは大きく違うし、反日でもなく、むしろ普通以上の暖かみや、親しみを感じられた。
この本は、同じように香港に留学生としてやってきたアメリカ人のマイケルと共に著者が旅した様子(30年近く前なのによくも鮮明に)が、二人のやり取り、旅の始まりから、終わりまでが、読んでいると最後はもうほろ苦く切ない。
とっても正直ですてきな本だった。私はこういうエッセイが大好き。次は、星野さんの「迷子の自由」を読んでみます。
今度は、「愚か者、中国をゆく」を読んだ。これは星野さんが大学時代香港に交換留学した際、中国をおよそ一か月かけて旅した記録で、時は1987年くらいの中国の記憶。これを何年か前に本にしたものだ。
星野さんは、中国をその後も幾度となく旅し、日頃ニュースで日本に伝えられる中国と、自分が見た中国との間に隔たり、違和感を感じ、今回本にしたそうで、私も2007年クリスマス頃に北京に行って、初めて中国を見てきて、実際そこで暮らす人(街の商店なんかの人)に触れたとき、日頃ニュースで知る極端な中国人、(何かに挟まって出られなくなった子どもや)とは大きく違うし、反日でもなく、むしろ普通以上の暖かみや、親しみを感じられた。
この本は、同じように香港に留学生としてやってきたアメリカ人のマイケルと共に著者が旅した様子(30年近く前なのによくも鮮明に)が、二人のやり取り、旅の始まりから、終わりまでが、読んでいると最後はもうほろ苦く切ない。
とっても正直ですてきな本だった。私はこういうエッセイが大好き。次は、星野さんの「迷子の自由」を読んでみます。