山とバイクと時々お遍路

近畿北部、北陸の山(特に白山が好き)歩き。バイクツーリング、自転車で遊んでいます。

花の姥ヶ岳

2022年05月27日 | 山歩き

2022年5月18日(水)晴

 

総時間・・・・5時間

休憩時間・・・1時間10分

歩行距離・・・約 10㎞

 

コロナ禍もあり4年ぶりとなる姥ヶ岳に行って来ました。
午前3時に家を出て西舞鶴~小浜間が夜間通行止めという計算外はあったものの、午前7時登山口に一番乗りで到着です。

急登を頑張るとブナ林に着きます。爽やかな新緑のブナに囲まれコーヒー休憩します。このシチュエーションでのコーヒーは美味い!
さらに進み小さな谷を渡り登って行くとイワウチワが現れづーっと続きます。今が盛りのイワウチワに出会えました。

そこを下り水芭蕉の群生地に着き水芭蕉を探しますが、イメージしていた水芭蕉は在りませんでした。水芭蕉の葉さえ見当たりませんでした。時期の問題だけとは思えません。もう群生地とは名乗れません。

そこから姥ヶ岳へ向けて単調なダラダラ登りが約2㎞ほど続きます。登りから頂部の水平移動になるとカタクリロードとなり山頂は近い。登山道横には残雪が続いているが雪上歩きはほんの少し。
山頂は誰も居ない。途中一人追い越して行った男性は他の所に行かれたようです。山頂部をカタクリが取り巻いています。
目を上げると荒島岳の向こうに白く残雪を纏った白山が見える。
あまりクリアーではない大気を通してですが白山の気高き美しさは十分に伝わって来ます。次はあそこに行きたいと強く思いました。
少し先にある展望地から能郷白山にもご挨拶しました。

軽食休憩をして下ります。7,8人の方とスライドしました。林道に出てトチの巨樹に行きます。この場所は時期が合うと花に囲まれたトチの巨樹に出会えます。今回はそうなりませんでしたが、散りばめられたようにたくさんの花が咲いてました。
駐車地に戻り空身で平家窟に立ち寄りました。この窟屋には姥ヶ岳の名前の由来となった山姥が住んで居たと伝わるそうです。
見学を終え平家平を後にしました。

目的の花にも会え、たくさんの花と景色を堪能した姥ヶ岳でした。

 

登山口 07:10

ミヤマカタバミ

ホクリクネコノメソウ

ザゼンソウ

エンレイソウ

サンカヨウ

エンゴサク

ブナの森 コーヒー休憩します 08:20~30

セリバオウレン

イワウチワは盛り

マンサク

水芭蕉は小さいのが1つ2つ

頂上台地はカタクリロード

タムシバの白が眩しい

姥ヶ岳 09:47~10:15

荒島岳の後ろに白山

ズーム

能郷白山

奥美濃の山々

 

ブナの花

イワナシ

キクザキイチゲ

大トチの木 11:43~12:00

ザゼンソウ

ミヤマカタバミ

ハルトラノオ

ゴール

山姥の窟


蘇武岳 ブナの新緑を浴びる

2022年05月12日 | 山歩き

2022年5月3日(火)晴

 

山仲間と4人で蘇武岳の新緑と花探索にでかけました。

ヤマシャクヤクがポコポコと咲いていました。

いつの季節に来ても蘇武岳のブナ林は素晴らしい姿を見せてくれます。

今は新緑のさわやかな風が吹いていました。

 

総時間・・・6時間

休憩時間・・45分

歩行距離・・・約 10㎞

万場登山口→193分→蘇武岳→60分→大杉山→64分→万場登山口      コースタイムより10%ほどゆっくりと歩いています。

 

万場登山口

アケビの花

フタリシズカ

中の滝

ヤマルリソウ

夫婦カツラ

フデリンドウ

巨樹の谷

ハウチワカエデ

コイワカガミ

ブナ林

 

キクザキイチゲ

頂上

氷ノ山

扇ノ山

大杉山

万場スキー場

ニリンソウ

ゴール

ヤマシャクヤク

タニギキョウ

 

 


四国遍路(道後温泉~旧土居町延命寺)

2022年05月11日 | 四国遍路

2022年4月16日~4月24日

 

退職した2004年に初めて四国遍路歩き巡礼旅に出た。あれからもう18年の月日が経過した。

第1回目は妻と母の供養のため、42日かけて通し打ちで回った。足の痛みや苦痛に何度も心折れそうになりながら、思わぬ出会いに勇気を貰ったり、お接待に励まされたりしながら何とか結願した。その感動は体験した人にしか分からないだろう。

中でも忘れられないのは、亡妻を介して仏さまの光(光背)を浴びたことだ。太陽の光には影が生じるが仏光には影が生じない。         身体の中を光が通過するのだ。隠し事も秘密も全てが光のもとに晒されてしまう。「神仏はお見通し」だとはこの事かと合点がいった。       心のすべてをさらけ出すということは隠し事のない心となり、赤子のような無垢の心となり大安心となる。                    この光の下にずっと居たいと願ったがそれは許されなかった。        その日から2日間涙が止まらなかった。                      

2回目はもう少し余裕をもって四国を、歩くことを楽しみたいと思ったから。何年かかけて区切打ちで回った。手探りだった1回目に比べると、およその道が分かっていることは心の余裕となり、とても楽しみながら歩くことができた。

3回目は閏年の逆打ちを体験するために。順打ちと違い案内の無いということが、どれだけ困難なことか身をもって知った。困難なゆえに逆打ちは功徳が大きいとされている。しかし、遍路に慣れてきたことに由来する行動により、とある神社で不敬のことあり神の怒りを招いてしまった。

4、5回目は父と近しい人の供養のために。バイクと車で回った。

6回目の途中からが今回の遍路だ。前回松山市の50番まで終わっているのでその続きだ。今回で愛媛県を終わらせたいと思っていたが、途中で山登りをしたので計画には届かなかった。今回もコロナウイルス感染防止のこともあり、1日目道後温泉宿泊を除いた全てを車中泊で過ごした。

 

【日別行動記録】

4月16日・・・自宅~皿ヶ峰登山

4月17日・・・51番石手寺~53番円明寺~堀江駅

4月18日・・・堀江駅~養護院~鎌大師~遍照院~青木大師~伊予亀岡駅

4月19日・・・伊予亀岡駅~54、55,56、57、58番~伊予富田駅

4月20日・・・石鎚山登山

4月21日・・・伊予富田駅~59番~伊予小松駅

4月22日・・・60番横峰寺~61,62,63吉祥寺

4月23日・・・石鎚神社~64番~別格12延命寺~伊予土居駅

4月24日・・・武丈公園~椿堂~池田町~徳島市~鳴門市~自宅

 

1日目 皿ヶ峰 シコクカッコウソウ、ユキモチ草

2日目

坂村真民氏墓参

道後 宝厳寺

一遍上人像

山頭火終焉の地 一草庵

3日目

北條漁港沖鹿島

北條漁港 これから後ろの山を越える

鎌大師

 

菊間の瓦

太陽石油工場

4日目 大西駅前の楠の巨樹

 

仙遊寺

5日目 石鎚山登山

石鎚山と目が合ってしまった

UFOライン

天狗岳

天狗岳頂上

弥山

7日目

湯浪休憩所

横峰寺

星ヶ森

香園寺

8日目

前神寺

別格延命寺

伊予土居駅にて今回遍路は打ち止め