背中の汚れとケアについて

暑い夏が近づいてきて、肌の露出が増える時期になりました。皆さんは背中のケアをしていますか？自分からは見えないけれど、プールや海へ行ったときに見えてしまう背中にブツブツができていたらげんなりしてしまいますよね。今回は、どうして背中が汚れてしまうのか、また、そのケアの仕方などを書いていこうと思います。

■どうして背中にニキビのようなブツブツができてしまうのか？それは、体の中での変化が原因です。夏になって汗をいっぱい書くようになると、自然と新陳代謝が良くなります。人間は毎日コップ1杯は必ず汗をかきますので、その分が背中やほかの体の部位から蒸発していくのです。そのときに特に沢山汗をかきやすい背中周辺は、自分が思っていないほど汗をたくさんかいています。そのまま放置してしまうと、ニキビの原因となるものが増えてしまうのです。

■どう対策（ケア）したらよいのか？それは、とにかくこまめに汗を拭きとることです。よく拭き取れるタオルを使ってください。背中周りは拭きにくいからおろそかにしてしまいがちですが、こまめにふくことでケアできます。また、食べるものにも注意してください。食べるものが脂っこいものが好みの場合、夏場はなるべく脂っこいものは控えてください。汗がベトベトしやすくなります。食べ物は結構大事で、食べたものから人間は作られていくので、少しでも背中の汚れをなくしたい方には食べ方を変えてみることも大事だと思います。ただし、なかなかそれだけでは改善されなかったりするので、今では背中のぶつぶつやニキビ、ニキビ跡専用のジェルなども出ているため、気になる方は検討してみてもよいかもしれません。背中　汚い　ケア

背中にできる汚れやニキビの原因

背中のに汚れやニキビってなかなか自分では気が付きませんよね。鏡で背中を、まじまじと見る機会がないので例えブツブツが出来ていでも分からないと思います。

もし背中が汚れていると温泉やプールに入ったとき困りますよね。ここでは、背中のニキビの原因について詳しく見ていきたいと思います。

まず、ニキビになるのはアクネ菌という細菌が主な原因と言われています。しかしこのアクネ菌は顔にできるニキビの原因であり、体に出来るニキビは別の菌なのです。背中にできるニキビの原因となる菌は、マラセチア菌というカビの一種が原因なのです。

カビの一種が背中で増殖してると思うとゾッとしますよね。基本的に、マラセチア菌もアクネ菌と同じ部類の菌で、誰の皮膚の中にもいるのです。そして皮脂や湿度の高い場所を好んで増え続けます。

また、洋服で隠れている場所や下着などの締め付けや摩擦も原因になります。そのような場所はじめじめして汗をかきやすいですからね。

そして、背中のケアは手が届かなくてとても難しいですよね。実際、そのせいで洗い残しなどが発生し背中の汚れやニキビが増殖しやすい環境を作ってしまっています。日ごろから背中のケアとしっかり行い、マラセチア菌が増殖しにくい環境を作ることが大事ですね。

清潔を保ってツルツルの背中に

夏になると気になるのが、背中にできるブツブツニキビです。背中はどうしても手が届きにくく、毎日の皮脂汚れや洗い残したボディーシャンプーや、すすぎ残したトリートメントが残りがちです。私はそれらが背中にニキビを作る原因だと考えています。

私なりの背中のケアですが、日常ケアとスペシャルケアの２パターンがあります。まずは日常ケアですが、入浴時のシャワーの際、ボディーシャンプーで洗う前にしっかりとお湯で背中を流します。その日の背中表面の汚れを洗い流すイメージです。

その後、長い持ち手のついたボディーブラシにボディーシャンプーをしっかり泡立て、丹念にごしごしと洗います。最後にしっかりとすすぎます。泡のぬるぬるが完全に落ちきるまで流すのがポイントです。そして、お風呂上がりにはスプレータイプの保湿剤をたっぷりとスプレーし、手が届く範囲にはすりこみます。これを毎日していたら、背中のニキビができることがなくなりました。

毎週するスペシャルケアは、ボディーシャンプーと持ち手の長いブラシで洗った後にします。ブラシにボディースクラブをとり、少し体勢は辛いですが背中の真ん中をくるくると円形にマッサージしていきます。すると、ボディーシャンプーだけで洗うよりさらにツルツルになります。スクラブは肌が乾燥しがちなので、スプレータイプの保湿剤の他にクリームなどでふたをすると尚よいです。

手間はかかりますが、清潔を保つとツルツルの背中は必ず手に入りますよ。

背中にできるニキビの原因とケア

背中にできるニキビの原因は、体質と毛深いことで汗をかきやすいこと・汗の細菌が貯まりやすいことが大きな要因です。

男性ホルモンが女性にしては多い人は、背中を含めてそれ以外の場所にもニキビができやすい体質であるし、思春期ニキビから大人ニキビにまで移行する人も多いため、顔のニキビと同様に背中ニキビにも悩んでいる人は多いです。

よって、背中ニキビと顔ニキビは連動していることから、背中ニキビを治すためには顔ニキビを治すことが必要不可欠です。毛深い人は背中にもムダ毛が多いけれど、背中は目視で全体が見えないし、鏡を見て頑張って処理しようにも剃りにくいし、背中ニキビを傷つけることを恐れてムダ毛処理を放置しがちなので、毛深いことで汗を背中にかきやすく、毛に汗の細菌が絡まって付着してニキビを形成するに至ることもあります。

背中ニキビをケアするためには、背中のムダ毛を処理、脱毛サロンで背中のムダ毛を脱毛するのも1つの手段ですが、それが難しいのであれば、背中ニキビ専用のケア商品が発売されているので、購入して継続使用することで症状が緩和されます。自宅では下着をつけないか、汗を吸い取るタイプのものを身につけ、入浴の際に背中は最後に風呂場で洗うことも大切です。