建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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先輩たちが眠る「敬朋」墓前祭

2012年08月17日 14時14分43秒 | 活動報告
 
被爆67周年の8月8日、県本部の墓「敬朋」前での慰霊祭を行い、長崎県本部の組合員20名が参加しました。慰霊祭は、中里研哉県本部委員長の挨拶で始まりました。「墓に眠る10人の先輩は被爆者で、戦後失業対策事業で働いた人たちです」「原爆で身寄りを亡くし引き取り手がいなかったので、前県本部委員長たちが長崎市に働きかけ土地を提供してもらい建立したものです」「敬朋という名前も当時の市長が付けてくれたもので、仲間を敬うという意味がある」と墓ができた経緯について説明を行いました。
次に、元中央執行委員で、現在は大分県でお寺(安養寺)の住職として活躍されている林正道さんと日本宗教者平和協議会森修覚さんのお二人に読経をしていただく中、参加者全員が焼香して、核兵器をなくし平和を守る決意をあらたにしました。
「敬朋」墓前祭も再開されてから10回目を迎え、社会復帰事業団が栽培したホウズキを墓前祭のためにと届けてくれた組合員やこの行事に参加していた組合員の何人かは帰らぬ人となりました。今年は大きなスイカが事業団の組合員から届きました。歳月を感じる慰霊祭となりました。
 建交労長崎県本部書記次長 安永鈴子