たまに気晴らしに英語版のMANGAを購入して読んでいます。
最近では、海外でもマンガ版シェイクスピアなど出ており、なかなか興味深いところです。例えば上のMANGAは、イギリスのSelf Made Hero社で出版された「真夏の夜の夢」。テキストにはシェイクスピアの原文を使用しています。その他「ロミオとジュリエット」・「ハムレット」・「テンペスト」・「リチャード3世」「ジュリアス・シーザー」「お気に召すまま」「オセロー」が出ています。「ロミオとジュリエット」なんか、「アイヤー!!」という感じの内容ですが。
Manga ShakespeareのSNSサイト
Manga Shakespeare is a series of graphic novel adaptations of William Shakespeare using manga visuals from UK-based artists.
こちらは、アメリカ版シェイクスピア・マンガ・エディション。これはマクベスですが、絵が怖すぎです。テキストは読みやすいようリライトされています。「ハムレット」「ロミオとジュリエット」「ジュリアス・シーザー」があります。
まあ、原文もこんなのですからあっていると言えばあっています。
(2幕1場)殺人へと歩む亡霊
痩せさらばえた殺人鬼は、
見張りをつとめる狼の声に目覚める。
狼の遠吠えこそ夜の時を刻むもの。そして足音忍ばせ、
女を犯そうとひそかに歩み行くタークィンさながら
亡霊のごとく獲物へとにじり寄る。
講談社学術文庫 シェイクスピア劇の名セリフ P・ミルワード・安西徹雄訳 P212より引用
最近、このイラストを書いたEve Grandt女史の父、ブルックリン工業高等学校司書Robert Grandt氏が、このMANGAの広報を行い500ドルの罰金刑を喰らっています。
検索をしてましたら、誤訳ご免!さんに詳細ありましたのでリンクさせて頂きます。
元記事は、ニューヨークタイムズ
アマゾンでなか見検索もできます。
あるいは、古いアメリカンコミックなんかも興味深いところです。上記は古本屋で購入したUNCLE TOM,S CABIN。1952年発行。こいつもキャラクターが強烈です。デスノートのリューク氏かと思ってしまいました。おそろしや。
デスノート英語版
無理やり英語を勉強するのではなく自分で興味ある事で、遊びながら英語をマスターするのもいいですな。MANGAのクオリティは微妙な気がしますが。
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