自転車乗りの自転車屋です β版

新潟県新発田市でサイクルショップ27(CS27)という自転車店を営んでいます。

先月はマヴィックジャパンさんが来ていました。

2021-04-09 01:26:19 | CS27のブログ
今月でブログを書き始めて17年目に突入しました。
この時期は事務仕事が多く、手一杯でブログも飛び飛びなのですが、マヴィックの担当さんがインスタもやるべきですよって言うのでこれからインスタも始めます。

担当さんは私よりちょっと若い世代だったのですが、共通の知り合いの選手の話なんかもして商品以外で盛り上がって4時間以上話し込んでいかれました。
口止めされたわけじゃないですけど、ちょっと書けない内容もありますのでご来店された時にでも与太話だと思って聞いてください。笑


お仕事の話。

カーボンリムの断面



クリンチャーやチューブレス(レディ)のリムはタイヤの内圧に耐えれるように強度を上げる必要がありますが、MAVICは他社のように強度を上げるための金属を内包していません。その部分に強度の高いカーボンを使用しているので重量を増やさずに強度を上げているそうです。よく見ると境目の色が違うのですが、写真に撮ると判り難いですね。


素材の違うところが断層のように線が入っているのが判るでしょうか。

この技術によりホイールの外周部が軽くなり自転車の機動力が高まります。
MAVICさんは他社に比べるとカタログデータはちょっぴり重かったのですが、実はリムが軽い分だけ登りでのアドバンテージがあります。まあ、今年のMAVICは軽いんだけどね。


アルミリムのネジ部
FOREテクノロジー


左から順に成形するまでを表しているサンプルです。
フレームのボトル台座のようにメネジを内装するのではなく、部材を溶かして穴を開けてメネジを成形しています。
この技術によりリムテープやシールテープが必要なくなり、チューブが痛んだりエアー漏れしたりするリスクが減ります。
もちろんテープが不要な分だけ軽くもなります。

そして切削
ISM(インタースポークミリング)テクノロジー

これはダイスのようなもので削っているのかと思ったら、ほんとにCNCみたいなもので切削しているんだって。
切削クズは製品と同等量出るって、そりゃそうだよな。高コストの権化です。


今回のマヴィックカー


国内仕様のスバル・レヴォーグのマヴィックカーです。この時は次のマヴィックカーの準備もされてたって。
以前、サポートカーは現行車でなければならないって言っていたので新型レヴォーグになります。
新型は微妙にデザインも変わり、MAVICのロゴにトリコロールが入ります。


前のマヴィックカー

さて、インスタのアカウントを作りましょうか……。
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