自転車乗りの自転車屋です β版

新潟県新発田市でサイクルショップ27(CS27)という自転車店を営んでいます。

マヴィック:ロードホイール

2010-06-26 22:32:44 | CS27のブログ
MAVIC Ksyrium SL


マヴィック キシリウム SL

今回はブラック。アルミ軽量ホイールの定番ですね。
チューブラーとクリンチャーがあります。
チューブレスも作れそうなんですがなかなか作りませんね。
ここだけの話、限定のK10がまだあるらしい…。
営業さんが優秀だからこの数日で売り切れちゃうかもよ…。




MAVIC R-Sys RED


マヴィック R-シス レッド

カーボン製の中空円形スポークを採用しています。
普通の金属製のスポークは片側を引っ掛けて、反対側のニップルを締めてテンションを掛けて固定しますが、マヴィックのトラコンプはスポークのハブ側を固定してリム側のニップルを締めて固定します。
文章にすると似ていますが、トラコンプはハブ側とリム側の両方で固定する事で、引張り時と圧縮時の両方に力の作用を受ける事ができます。

例えば従来のホイールで急旋回する時、ハブ下の内側のスポークは引っ張られてテンションが上がりますが、外側のスポークは圧縮する力が掛かるのでテンションが抜けます。
(私が今使っているホイールはレース中、ヘアピンコーナーで著しいヨレを感じたのでスポークを結線して半田で留めました。それからは普通に使えています。
それ以前に使っていたホイールはアラヤのチタンリム(チタエースゴールド)で24H。ショーモデルで市販していませんでした。当時のリムは28Hでもヨレていましたからね。スポークを飛ばしたことの無い私だったから乗りこなせたんだと自負しています…ニップル飛ばしたこと有るけど…。このホイールは鈴鹿のダンロップコーナー手前で落車に巻き込まれてお釈迦になりました。)


トラコンプの場合、ほぼ延びないカーボンスポークを使う事でスポークテンションの低くいホイールが組めます。テンションが低いのでコーナリング中のハブ下の外側のスポークは突っ張るように作用します。
これによりテンション抜けによるヨレが無くなるようですね。

スポークテンションが低くリムやハブを引っ張らないので過度な強度も要らなくなったようで、リムを軽量化することが出来たそうです。リム単体で量った事が無いので何と比べてどう軽くなったのか判りませんがキシリウムSLより軽くなったのは確かです。



梅雨らしい雨が降りますね。
明日の朝練は中止でしょう。


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