自転車乗りの自転車屋です β版

新潟県新発田市でサイクルショップ27(CS27)という自転車店を営んでいます。

自転車乗り必読:ビアンキ自転車事故訴訟判決概要

2013-03-31 23:47:44 | CS27のブログ
訴訟判決を判り易く解説しているサイトです。

みどり共同法律事務所さんのサイトへリンク(サーバに負担をかけないようにグーグルのキャッシュにリンクしました)

ビアンキ自転車事故訴訟判決概要



このサイトの最後に判決文全文がありますのでそちらも読んでみてください。(長いので判決文全文は明日読みます…。)

以前、私が“もう少し様子を見てから…”と書いたのは判決文を読みたかったからです。
でもまだ結論は書けません。被告が上告するかもしれませんからね。

サイトに記してる概要を最初は思うままに読んでみてください。
できればもう一度、中立な立場に立って読んでみてください。

原告、被告、裁判長に意見したいところがありますが、「サスペンションが壊れて転倒して怪我をした」ということは事実です。

自転車には車検がありません。私は車検制度は無い方が良いと思っています。各自の危機管理がしっかりしていればね。
自転車は公道という公の場で使用するので、なにかあった場合“自己責任”では済まされないこともあります。
自分の身は自分で守るしかないですね。


メーカー(販売元)のサスペンションの取扱説明書には『○○時間使用ごとに点検・××時間使用ごとにオーバーホール』と書かれた物があります。
何も書いてない物もありますが、そういう物には口頭で『点検に来てくださいね。』と言います。
でも来られない方もいます。
義務じゃないしね。
自分で点検できればそれで良いんだけど。

サスペンションの事に限らず、雨の中を走ったから点検してくれとか、泥の中を走ったからオーバーホールしてくれとかいうことで来られる方がいます。
大抵、お客さんの目の前で自転車を逆さまにして水が出るのを確かめたり、ベアリング部分を開けて内部の状態を見せたりしています。それを脇で目の当たりに見ている人もいるでしょう。
また、このブログでも内部の状態を写真に撮って掲載したりしています。

本人の許可を得ずに掲載しているので、スケープゴートにしたみたいで心苦しいときもあるのですが、それを見て点検に来てくれる方もいるので啓蒙的な役割は担ってるかなと思います。





でも、点検に行くのって面倒だよね。
だからって、点検しにお客さんのところまでは行けないけど…。


因みに、一カ月点検でワイヤー類の伸び、一年点検でどこかのネジの緩みが見つかることはざらです。

ウチで買ってくれた自転車は、父の時代に買ってもらった自転車でもステッカーが貼られていれば(今のところ)無料で点検しています。整備代は程度によっては掛かりますので悪しからず。

追記
ウチで販売した自転車でも、第三者の手に渡った自転車の点検は有料です。
私にはそこまでの義務は無いでしょう?
コメント
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