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カメラマンが嫌がる商品撮影とは、、

2017-11-27 20:16:02 | 日記
私も写真業界に身をおいて34年の月日が
経過した。長いと言えば、そうなんだろうか?
あまり自分では実感がない。
その34年の歳月で、私自身が何をいちばん
よく思い出すか?
なんだけれど、再撮影だろうか。
広告関連の撮影をしていたら、特に商品
撮影に多く携わっていりゃあ~~
多くの方が、イヤというほど経験している
はずである。
私自身が30年以上たった今も忘れられない
再撮影があるんだけれど、まだ大阪の師匠の
ところでアシスタントをしていた時だ。
某大手家電メーカーの商品を5×7インチの
大型カメラを使って撮影した商品のポジ
フィルムを持って現像所とクライアントの
2か所を自転車で3往復ずつしたことがある。
しかも夏の暑い暑い時期にだ。
最後に行ったクライアント事務所は夜20時を
過ぎていた。そしてオーケーをもらって
クライアントのご担当があることに気付いた。

「ロゴは少しかけている」

これでさらに再撮影。
これが34年間で最も過酷だったかもしれない。
それ以外にもいろいろあるが、
どれも今となっては、悪い思い出ではない
のが不思議である。
今の私には笑い話でしかないのだ。
今日も一点再撮影が出たが、私にとっては
それほど問題ではない。
私の場合、今までの経験があって、アナログ
時代から合成や修正を手掛けて、誰よりも
早くデジタル化を推し進めた。
上記の経験がなければ今の私はない。
だから今日も、クライアントさんは商品が
手元にないので、お悩みではあったが、
私からの提案を聞き入れていただき、
滞りなくすべてが済んだ。
そして私が着手した合成作業も20分弱で
終了(^^)/
めでたしめでたし。
しかし、こういう作業を嫌がるカメラマンが
大多数なので、この作業における競争相手は
この広い東京でもそれほどいない。
それが強みでもあるが、これらの作業も
あと数年でなくなるのではと考えている。
それがデジタル時代の宿命ですから仕方ない
ですけど、その時、私は何をしてるんでしょうな~~

まっ、そんなんは考えんとこ~



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