ホッと日記

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自由

2006-02-18 12:21:20 | 日記・エッセイ・コラム

060218  昨日は息子の帰宅が

いつもより1時間も遅かっ

たので、ちょっとばかし

叱りつけました。

最近の幼児児童が犠牲になる事件に対して、子を持つ

親としていろんな対策を考えねばならず、本人にも自覚

して欲しいとの願いから、息子と少し話しました。

まず、帰宅が遅くなった理由は、学校で放課後友達と遊んで

いたということでした。遊び時間が少ない現代っ子なんで、

気持ちはわかるんですが、「ゼッタイ遊ぶな!」とは言えない

んで、時刻を気にしながら、もう少し早く帰るよう指導。

その後、お風呂に入っていた時に、本人から「自由になりたいなー」

という言葉がでてきました。そろそろ自由ということも理解できる歳に

なってきたので、自由ということについて少しばかり講釈しました。

そして、

私「自由になりたいか?」

息子「自由にしたい。」

私「じゃあ、自由にやっていいから、明日から自分のことは全部

  自分でやってね。」

息子「そんなのはイヤだ。」

私「自由になるということはそういうこと。」

息子「ん・・・・・」

まっ、それなりに理解したようです。

そこで、自分自身と息子の自由について思い浮かべると、、、

実際、私はフリーランスの職なのですが、フリーとは名ばかりで

自由は会社員より極めて少ないようです。土日もありませんし、

家にいてもほとんどPCとにらめっこしているか、新しい企画を

考えるか、新しいことを勉強するかしているので、ここ1年で昼寝

は(病床に着く以外は)一度もしていません。だから、今、私がい

ちばんやりたい自由なことは、日曜のひとときに、ソファーにごろ

りと横になり、ゆっくりテレビを見ながら昼寝をすることです。

で、息子はというと、一日の中で、

朝早く起きなければならない。

学校へ行かなければならない。

交通ルールをまもらなければならない。

学校内で、友達と仲良くしなければならない。

一定の時刻に帰宅しなければならない。

宿題をしなければならない。

とにかく、“ならない”だらけで息が詰まると思います。

そして息子の自由はというと、ほんの少しの時間を

使って玩具で遊ぶぐらいでしょうか。その玩具遊びの

中でもLEGOは自由度が高く、本人にとっても最高の

宝のようです。最近はきれいに作った物を自分の本棚

に美しく飾ってあります。私は、それをじっと眺めなが

ら、暫し自由について、ボーッと考えました。