筆の都熊野 筆坊主の練筆錬心塾

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今なぜリハビリ書道  3つのアプローチ

2011年01月06日 | リハビリ書道

福祉施設での書道の効果を、過去に取り組んだ展覧会の実践から検証してみました。私たちが驚くような効果が現場で起きていたようです・・・。

 

では当時、展覧会に参加しておられた施設からのメッセージをご紹介してみましょう・・・

  

 当方は高齢者総合サービスセンターとして、高齢者を中心に入所型および在宅サービスを総合的に提供する施設です。当施設におきましては利用者に対し、介護予防や生きがい支援の観点から各種のクラブ活動を実施しております。書道クラブもその一つであり、月に2回実施しております。地域のボランティアとして現在の先生にお越しいただくことになり、一年あまりが過ぎたところですが、利用者の皆さんが楽しくできるような工夫をして頂き、好評を博しているところです。今回の「○○書道展」についての案内を施設にいただき、担当者の目に触れることとなりました。ちょうど「何かこれまでとは違ったとり組みを・・・」と考えていた矢先でもあり関係者にて協議のうえ参加することといたしました。先生(指導者)とも検討し、「参加する以上はしっかりと稽古したうえで」と、通常月に2回の書道クラブが6月中は計6回実施し作品作りに励みました。 

  

 書画展の稽古の際には、通常のクラブとは別の場所を使用したりしたためか、通常のクラブには参加しない方が、書画展の稽古には参加されたり、今回の書画展をきっかけに書道を始めた方もいらっしゃる等の成果を得られました。また、あらかじめ想定していなかったので驚いたのですが、全ての参加者に何らかの「賞」があって賞状が出たり、また有料の記念品についても見事な出来栄えで、参加者・関係者ともに感謝・感激し、園内にて授賞式を行いました。記念品・賞状を受け取った方々については、今後に大いに励みとなることと思います。

 

 例年の行事として9月4日~9月11日の一週間、「敬老文化祭」を実施しましたが、今回の作品展示には制作していただいた記念品と賞状を展示させていただきました。

 

 高齢者の介護にあたる身として、○○書道展の案内にある3つのアプローチからのいわば介護予防効果は、まさに正鵠を射ているといえるでしょう。しかしながらもともと興味のある方はよいとして、そうでない方にいかにやる気を持たせるか、やってみようと言う気にさせるかが大きな課題といえます。その意味で「○○書道展」の取り組みの、参加費用の減免・賞状や記念品の充実などは非常に効果的な材料だと思います。

 

 当園での○○書道展への取り組みをいくばくかでも感じていただくため、写真ファイルを数枚添付いたします。作品を仕上げるための稽古の風景、園内で行った表彰式での記念撮影、作品展示の様子などをピックアップしてみました。ご覧になってみてください。

                                                                      養護老人ホームS園

 

 

 

○○書道展に参加し、立派な賞状・副賞の賞品を頂き、ありがとうございました。

職員の後押しで嫌々参加されたおばあちゃんも賞状を手にするなり、「こんな立派な賞状にして貰うと自分の字もきれいに見える・・・」と大変喜んでいました。いつもベッド回りを整理整頓されないおばあちゃんも「(賞状を)シワにならん所に置いとかなきゃな・・・」といって(ベット回りを片付け始め)、新たな一面を見ることが出来ました。いつも集団から離れ、一人で読書ばかりしているおばあちゃんも、人が賞状をいただいているのを見てから「私にも出来るかしら・・・」と、自ら進んで書道の学習の場に参加され、回りの方と一緒に過ごされるようになりました。

当施設では、以前より活動の一つに書道を取り組んでおりましたが、「恥ずかしいから・・・」「書いたことがないから・・・」「目が見えないから・・・」「手が痛いから・・・」などと理由を述べて拒む方が多かったのですが、このような書道展を通じて意欲が芽生え、社会参加が出来て、賞賛されることの喜びを改めて感じられる良い機会となりました。いつものおじいちゃんおばあちゃんとは違う一面、笑顔を見ることが出来たのもこの書道展のおかげです。                                                                    老人保健施設S苑    

 

いつも参加加させていただき、立派な賞状まで贈っていただき誠にありがとうございました。私どもは経済的にも恵まれず、身寄りのないお年寄り100名が暮らす養護老人ホームです。生活に潤いをということで書道のクラブ活動を行っていますが、認知症の人、精神疾患の人、脳梗塞などの後遺症の人とみんな何らかのハンディーを抱えてのクラブ活動です。○○書道展は応募すると作品画像も印刷されて、とても励みになる企画です。「こんな年になってもこーんなりっぱな賞状をいただけるなんて・・・」といつまでもうれしそうに自分の表彰状を眺めておられる姿がとても印象的でした。                                                              養護老人ホーム H寮                                                                                                                      

 

貴局のこの度の企画に対しただただ脱帽でありました。賞状にしろ、特選のキーホルダーにしろ、ただただ感動いたしました。ご本人はもちろんのこと、ご家族も大変お喜びでした。われわれスタッフも大感動でした。これを機会に筆不精の方も興味を持って筆を持たれることと楽しみにしております。                                                                デイ・ケアセンター H

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