Small, Good Things

ささやかだけど、心に残る毎日を
目指して現在は休暇中

待ってました!

2005-07-31 20:19:39 | * Small, Good Days
サッカーの試合があるたびに「シュンスケ!」と叫んでる私。でも、一番好きなのは実はシュンスケじゃないんだ~。

東アジア選手権で、私の一番のお気に入りが初のA代表入りをした。お陰でメンバーにシュンスケがいないのも全く気にせず「ジーコ、交代、交代!」とテレビの前から監督に指示を出す私。

後半やっと彼は試合に出場した。田中達也!!オリンピック予選ですっかり彼のファンになって以来、ずっと「田中達也はA代表入りしないの?!」とイライラして待っていたのだ。意外と可愛らしい顔をしているところも好き。ドリブルで相手をかわすのとか、あまり大きくない体でゴールに向かっていく姿とか、もう大好き!

この試合は田中達也しか良いところなかったんじゃない?と、すっかり浮気者な私は思っている。これからはどんどん試合に出てね!

恋愛感情

2005-07-30 02:22:11 | * France-Go !
フランスに戻りたい、いや、帰りたい。笑っちゃうけど、本気で思う。

・転職サイトのキーワードに「フランス」と入力して仕事を探した。
・大好きだった東京が嫌いになった。
・今まで全く飲まなかったビッテルを毎日飲むようになった。
・クロワッサンの美味しいお店を探している。
・存在感のある、大きめのアクセサリーが好きになった。
・フランスで開かれる学会を本気で探した。
・パリのカフェのような
 ふらりと入れてお金さえ払えばあとは放っておいてくれるカフェに行きたい。
 青山にあるようなオシャレカフェじゃなくてもいいから!
・ラテン系の男性にどうしても目が行く。
・植物が苦手な私が窓辺に花を飾ろうと思った。

この1週間の私の行動。まったくフランスかぶれもいいところ!

おかしな話だけど、今週の始めは精神的に不安定でビービー泣いてた。最初はその理由が分からなかったけど、今では分かる。それはフランスに恋をしたから。そしてそのフランスと別れてきたから。

人間以外に恋をするなんて考えたこともなかったけど、薄い水色の空とふわりとした白い雲を思い出すだけで涙が出てくる。それってやっぱり恋だよね?

笑っちゃうんだけどね、ホントに。

キッカケは様々

2005-07-29 23:53:39 | * Small, Good Days
木曜日の私は、ほぼ全ての機能が停止していた。

月曜日から気分がズ~ンと沈んで、本当に何もしたくない。職場に行っても、私は必要最低限の会話しかしていなかった。そんな自分も嫌だったけど、自分の力ではどうしようもないことも分かっていた。時間の流れに身を委ねるしかない。

午前中の仕事が軌道に乗ってきたときに私の携帯がけたたましい音を立てた。着信の番号はメモリには登録されていないもの。普段なら無視するところだけど、とりあえず着信音をなんとかしたくて、出ることにした。

「もしもし、カズだけど...、クローカ?」その探るような口調にウンザリしてしまった。カズというのは以前お付き合いしていた人。そして私の記憶から真っ先に消去したい人。(いろいろ悪口はあるのだけど、ここで書くのも嫌なので省略)彼は、別れてからも年に1度くらい電話してきて、私は気分の悪い話を聞かされる。そのたびにいつも彼の番号を着信拒否にしておくのだけど、次に彼が電話をかけてくるときはもう別の番号に変わっているので、それも全く効果がないのだ。

嫌なことって重なるものだな、とため息をつく。「ねえ、今仕事中だから後にしてくれない?」私が低い声でそう言ってバタン!と携帯を閉じると、背中合わせの席の新人S君がビックリした顔でこちらを見ていた。

それから1時間後、またカズから電話がかかってくる。1度は無視したのだけど、2度目が鳴ったときに急に許せなくなった。「あのさ、平日の9時から5時半までは仕事なの。何度もかけられると迷惑なの!いい加減にしてよ!!」付き合ってるときだってこんな風に声を荒げたことはない。カズはびっくりして「知らなかったから...ゴメン」と小声で言った。私はそれ以上口をきくのが嫌で、何も言わずに携帯を電源ごと切ってしまった。

振り返るとS君は「何も聞いていません」という雰囲気を一生懸命作っていた。申し訳ないなと思った。でもそのS君の態度を見て、自分が怒っていたんだ、ということに気がついた。落ち込みきっていた自分に怒るだけの力があったんだ、ということが分かったのと同時に、あんなに沈んでいた気分も、攻撃的ではあるけど急上昇しているのも分かった。そしてそれをキッカケにして、だんだんいつもの私に戻りつつある。

その意味ではカズに感謝かな、とも思うけど...。ビミョ~。

フランス日記~ルーブル美術館まで~

2005-07-28 21:43:50 | * France-Go !
フランス2日目の日曜日はルーブル美術館に行くと決めていた。朝8時にホテルを出発する。

地下鉄を下りたらルーブル美術館の目の前...ではなかった。キョロキョロしていると、通りの向こうから背の高い男性(外国人にしても背が高かった)がニコニコしながらやってくる。その満面の笑みが「何か怪しい」と思ったので、目を合わせないようにしてやりすごした。だって「道を教えてあげるよ」なんて言いながらスリをされたりしたらたまらないもん!

だけど朝が早いせいか、大通りなのに周囲には誰もいなかった。仕方なく勘を頼りに大通りを進んでいくと、さっきの男性と同じタイミングで信号に引っかかった。男性はやっぱりニコッとして私を見ている。「....怪しい。でも、この人しか道を尋ねられない。どうしよう」

そこで男性と反対側になるようにバッグを持ち替え、さらにバッグをギュッと握り締めた上で、声をかけることにした。「ルーブル美術館はこっちで合ってますか?」すると彼はさらにニコッとして「合ってますよ。すぐ近くだから連れて行ってあげますよ」と言ってくれた。「教えてくれるだけでいいのに」と思いながら、私は警戒度を最大限に引き上げて彼と歩いた。

歩きながら「ルーブル美術館はすごく人が多いから、朝イチに来るのは正解だよ」といわれた。「それを知っていたから早く来たんです」とさっそくフランス語で返すと、男性は嬉しそうにいろんな事を話してくれた。この通り(後に「オペラ通り」であると判明)は今日は日曜日だからお店が閉まっているけど平日はすごく賑やかなんだよ、とか、ここのカフェは美術館に近いから人気だけど本当はこっちの方が良いよとか、日本では神戸に行ったことがあるんだ、とか...。会話をしながら、私の気持ちの警戒は少し解けていた。

信号から10分くらい歩いたところでルーブル美術館の門をくぐった。目の前には石畳の広場が広がり、その中央にはルーブル美術館のシンボルのガラスのピラミッドが立っていた。広場を囲む建物も以前は宮殿だっただけにすごくキレイ!

背の高い男性のペースに合わせて小走りで歩き(?)続けた私は、そのままガラスのピラミッドに向かって夢中になって進んでいた。そして気がついたら、男性は遙か後方で私に向かって手を振ってくれていた。私の気持ちが先走って、男性を置いてきてしまったみたい。最後に男性はあの笑顔で「ボン・ボヤージュ!」と叫んでくれた。私も手を振り返しながら、怪しいと疑ってしまったことと、お礼をキチンといえなかったことを反省した。

さあ、ガラスのピラミッドからルーブル美術館の中へ!

ごきげんいかが ?

2005-07-28 01:44:44 | * Small, Good Days
大学の同級生から久しぶりに連絡があった。

簡単な挨拶の後、彼に「どうしたの? すごく元気がないみたいだけど...」と聞かれた。自分でも元気がないのは分かっていたけど、久しぶりの同級生に、しかも電話なのにそれが伝わってしまったことに驚いた。恥ずかしい。

楽しかった旅行がまだ思い出にならなくて消化不良なこと、仕事で3連敗してること、欲しい連絡が来ないこと。たった3つの小さな原因がこんなに影響してくるなんて。そしてそんな些細なことで、他人に分かるほど弱る自分が嫌だ。

別の友達には「我慢し過ぎじゃない?」って言われた。でも、みんなこれくらい我慢してることだし。みんなができることは私にだって出来るはず、いや出来なきゃいけないよ。

他人の指摘で気付いた、今日の私のゴキゲン。