櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー◉メンバー募集中◉新作ダンス公演=2021年7月17〜18東京

stage photo:Sakurai Ikuya dance solo(櫻井郁也ダンス舞台記録)

2020-12-30 | 公演写真&記録(国内) dance works in JP(photo etc)

 

photo=Sakurai Ikuya's previous work "Cascade" 2000 

 

踊り、なるものがこの世に生まれたのは何故なのだろう。

そんなことを、これまで以上に、強く強く思った年でした。

上の写真、つまり2000年のころ以来の内的な変化を感じつつです。

(当時はドイツでの客演に続いてアンサンブル作品の振付を行い、その数ヶ月後に上演したのが、写真の『カスケード』という作品で、ソロダンスとピアノとサウンドオブジェのためのものでした。)

この写真の公演のあと、2001年の「9.11事件」の戦慄と脅威をへて、僕は意識的に『独舞』に専念するようになり、「非暴力と不服従のためのダンス」というコンセプトとともに、現在の《櫻井郁也ダンスソロ》というシリーズ公演を開始しました。そして、20年目になるところで、この「コロナ禍」なるものに遭遇し、上演リズムを中断されました。

丸一年ものあいだ舞台に立たない経験。上演の目処が無いリハーサルを続け作品が壊れ別の何かが芽を吹き始めるという経験。オンライン授業なるもので人と出会うという体験。ライブ配信なるものの演出経験。日々のレッスンや教育活動に対する、かつて意識しなかった愛おしさと責任を感じる経験。

今年は、そのような、いままでにない経験が重なりながら、総じてそれらが喜ばしくないという、神経がざわめき続ける、暗い、そして、受け容れがたいものが沸々とたぎる日々のなかで、「踊り」なるものについて、あらためて憧れ惚れ直した一年だったと思います。

どんな踊りを生み出すか、というのは当然の課題だけれど、それにもまして、どうして踊りなるものが生まれてくるのだろうか、ということが、いま、より切実に思えて仕方がありません。

どんな世界が良いのかと思うのとはまた別に、この世界というのはどんなふうにして生じたのだろうかと問うようなことにも似ているでしょうか。

この身から、この一瞬間に、この場所に、こぼれるもの、にじみだすもの、ふんしゅつするもの、、、。

踊りからは、言葉が生まれることもあるし、音楽が生まれることもある。しかし、言葉も音楽もない極度の静寂が踊りから生まれてくることも、また、あると思います。さらに、何一つ生じ得ないような真空と空白と停止もまた、踊りには隠されてあるのではないか、などということも、思います。

爆発し続ける隕石のような轟音と、二度と燃え上がることがないダイヤモンドのような静寂が、ともに抱きかかえられてあるような、超原始的な混沌が、踊りなるものにはあるのにちがいない、ということも、いま、この停滞の中で、思っています。

散らばるもの、吹き出るもの、もうやってられないもの、燃やしてしまいたくなる言葉、とても無意味な反乱、情熱的な絶望、ゆっくりとした落下、、、。

さて、ここから。

 

 

 

 

 

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・創作(初歩からの振付創作)

・オイリュトミー(感覚の拡大)

・フリークラス(踊り入門)

 

 

 

 


断片12/28(ニンゲンフッカツノ、、、):櫻井郁也ダンスノート

2020-12-28 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

 

 

ときどき、亡くなった折田克子さんのことを、思い出します。

折田さんはまさに稀有なモダンダンサーで振付家で指導者で、僕にとってはずっと励ましていただいてきた精神的な恩人です。

10月5日が命日です。

今年はその前日と前々日に秋公演を設定していたのですが、コロナで中止になりました。

僕はレクイエムが苦手ですが、それでも、大事な人の命日に連なる日に踊りたいという心持ちで、彼女の思い出を思いながら稽古していました。

公演中止は酷でしたが、このときの稽古は、いま制作中の新作にとても力を与えてくれています。

折田克子さんとは、『アリスの長い午后』(1997・埼玉芸術劇場)という彼女のダンス作品に客演させていただいたのが出会いで、僕が公演を開くたびに激励の言葉をいただいていました。

折田さんの作品は、凄い人が沢山関わって立派な賞もいただいた大きな華やかなもので、その作業は大変でしたが、僕にとって楽しみな時間の連続でした。踊らせていただきながら、踊りというものの素敵さを体に染み込ませてゆくような作業で、もちろんそれは「リハーサル」なのですが、僕にとっては折田さんと対話することができるかけがえない時間の連続であり、いつもドキドキしていました。

で、ある日の稽古のあとお茶をいただいていたとき、彼女がこんなことを言い出したのが強く胸に残っています。

「なんとなくなんだけどね、21世紀はね、人間復活の時代になると思うのよね。おかしいかしらね、、、。」

ちょっと笑いながらだったのですが、すっと自然に言われたその一言に僕は強烈に、とても、感慨をいだいたのです。ニンゲンフッカツ。その一言が、ぐっと、胸にこたえたのです。

僕は不安な時期でした。何をしてもうまくなくて少し斜に構えていましたし、ちょっと絶望さえしていたかもしれない。最初の子どもが生まれたばっかりでしたが、自分自身として立っている自信もまだ怪しく、おろおろして、弱さ、というものに初めて本当に直面していました。

そのころから長い時間がたって、いまこの状況のなかで、ふたたび、彼女の言葉がとてもリアルに思えてきたのです。僕自身も、いまこの状況を過ごしながら、この21世紀を、まさにそのように、つまり、人間なるものが復活するプロセスの到来であるように、思えてならないのです。予感、というのでしょうか。

9.11テロ、3.11震災、そして現在のコロナ、、、。それらを始めとして、21世紀の到来とともに、僕らは実際すごくすごく「危機」なるものにさらされ、さまざまな面で「試され」続けています。

どうすれば人は仲良く出来るのか、どうすれば人は災害や病を克服できるのか、どうすれば日々の暮らしを安らかに保つことができるのか、、、。

そんな、「命の根本の問題」に向き合わざるを得ない時代に、僕らはいままさに生きています。

つらいけれど、それゆえにこそ気付くことがあったり、紡ぎ出すべきものが見えてきたりするのでは、というような、非常に大切な時期に、生きているのだと思えてなりません。

ここから、僕らはどのような考えや行為を紡ぎ出してゆくのでしょうか。

ニンゲンフッカツ、、、という、折田さんのぽつりとした声がまだ聴こえてしかたがありません。

 

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https://blog.goo.ne.jp/cross-section/e/7c4d74cbcc8a4bd192a05efb2a5f7e0d

 

 

 

 


ダグ・エイケンの映像展示

2020-12-25 | アート・音楽・その他

 

 

 

用があって表参道に行ったのだけど、クリスマスなのに今年はイルミネーションがありません。

淋しいと思いながら、ヴィトンギャラリーに立寄ったら、心が透明に冷却されるような、かつ、現在の自然と人の関係について、じわじわと考えさせられるような空間がひろがっていました。

ダグ・エイケンという作家による《New Ocean: thaw》と題された映像インスタレーションが展示されています。

アラスカの風景、溶けてゆく氷河、氷と水のフォルム、それらが、自然音と電子音とが混合された繊細な音響の中で、非常に美しく映し出されます。

ビデオの6面投影とスピーカーの構成。シンプルですが、実に効果的な映像と音の場が形成されています。

美しいビジョンに囲まれながら、底はかとない崩落感が感じられるのは、個人的な心のせいでしょうか。

滞在する時間によって体験が変わってくる展示かもしれませんが、環境について、環境と私達の関わりについて、いろいろなことを考える時間を与えてくれます。LINK

 

 

 

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photo 12/22

2020-12-22 | ダンス公演情報2021 Next performance

 

 

 

 

 

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断片12/20:聴覚と火と、、、(櫻井郁也ダンスノート)

2020-12-20 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

photo=rehearsal for next performance

 

踊りは聴くことに限りなく接していて、踊っていなければ聴こえないものさえあるのではないか、と、ずっと、思っている。

なにかを聴く、なにかに耳を澄ます。

ということと、踊る、ということが、どうにも重なる。

踊っている時でないと聴こえないものがある。

そう思えてならないのはなぜだろう。

そう考えるとき、踊りというのは一種の神経の目覚め方と関係する行動なのではないかとさえ、思えてくる。

静寂を聴くこともある。静寂こそ音と、心のどこかで思っているかもしれない。

色にしても形にしても、僕の場合、それらは聴覚に働きかけてくる力が非常におおきいように思えてならない。

聴く、というのは、受ける、ということでもある。

聴く、ということは、いったん自分の我を消すことにも結びついている。

「いまここ」の気持ちを停止して、よく聴けば、外部から何かが訪れる。外部とは遠方である。遠方から訪れる何かが内的な火に変わるとき、筋肉が緊張して神経がざわめき、やがて、何かが切れる。

聴覚のおこす火は、言葉の火よりも原始的な力を持っているにちがいない。その力を待たなければならない。

踊る稽古は僕にとっては聴く稽古でもある。色々と迷いながらも、そのことはなぜか変わっていない。

聴くことは受動である。受動的なことはとても大切だと思う。

世の多くは能動的であることを奨励するが、好きでない。自分が自分がという声や言葉や人は、どこか恐ろしい。

受動体。

聴く体。

聴くこと、身をゆだねること。

しんとすること。

そのようなことを、いつもいつもいつも、思う。

聴くことは待つことでもあるかな。

待つことができなければ聴くことはできない。

待つことが出来なければ、踊りは沸き出してこないだろう。

受容。

これがダンスの最小単位で、聴覚はその先端を担っているのではないか。

そして、聴覚は触覚にもつながっているのではないか、つまり、聴くことは触れることでもあるのではないか、とも思う。

たとえばそのような仮説から、いましばらく考えをすすめてみたい。

(from notes for dance2021:Sakurai Ikuya)

 

 

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新作現況(櫻井郁也ダンス公演2021)

2020-12-14 | ダンス公演情報2021 Next performance

 

 

ことしは春公演につづき秋の延期上演も流れて、詰めてきた作品が一度は解体しました。

この経験を通じて、ダンスが壊れ物であることを意識し直しました。

しかしそこに、このコロナ状況をつうじて出てきた様々な思いやイメージが重なり、散乱してしまったものに結びついて、いつのまにか新しい作品として再発生し始めています。

音も言葉も身振りも機械的なことがらさえも、ことごとくが細かく散らばり、もう壊れてしまったかと思われましたが、そうではなかったようで、いったん霧のようなものになってもありつづけているものが再結晶し始めている、作業としては、もういちど呼吸からやりなおしているのだけれど、非常に細かい神経の呼吸のような感じを探っています。

いままでに経験したことの無い状態なので言葉にしにくいのですが、あえて言えば、あの3.11のあとにとても放射ののことが心配でならなかったときに(じっさいそれは降り注ぎ続けていたのですが、それでも、、、)気付けば目の前の樹木に新芽が芽吹いていたときの感じに近いのかもしれません。

すべての一瞬において、微細な出来事が作用しあって、外部の自然にしても、内部の思考にしても、生成は予測を超えて起こり続けているのでしょうか。

もしかすると、げんざいの僕は身体の皮膚の下で蔓延しているものを呼吸しようとしているのかもしれないし、肚の内部で沸騰しているものもふくめ、どうにもならない狂い、とでもいうようなものを受け容れ直そうとしているということなのかもしれません。

体の出来事を心が追う、ということでしょうか。ともかく作業をつづけます。

※2021年のどこかで上演する計画が具体的に動き始めました。順次、ご報告させていただきます。ぜひ、ご注目ください。

 

 

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photo 12/11

2020-12-11 | 日々のこと(daily)

 

 

 

 

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断片12/08:言葉に近づいてゆくことは(櫻井郁也ダンスノート)

2020-12-08 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

 

風が吹いている。

大気が強く流れて、さまざまなものを入れ替えてゆく。

風とともに、あらゆるものは必ず新しくなる。

この流れゆく空気のありさまを、

日本語では「かぜ」と呼び、英語では「wind」と呼ぶ。

 

ふと思う。

なぜ、言葉がちがうのだろう。

言葉のちがいは心のちがいなのだろうか。

 

少しずつ異なる土地で、少しずつ異なる人が、

少しずつ異なる言葉で、少しずつ異なる響きを放ち、

少しずつ異なる生を過ごしている。

おびただしい「すこし」が網の目のように、この地上を覆っている。

 

似ているのにどこかちがう、違うのにどこか似ている。

他者にあこがれ他者をおそれる。

おそるおそる距離を埋めようとする。

言葉を、コトバを、ことばを、きく、きこうとする。

 

かぜ、という言葉にはその素朴な音素ならではの素早さを感じるし、

windには、たくさん唇や舌を動かす独特の運動感がある。

とおい彼の地にwindが吹くとき、

彼の地の大気は波打つように、どどお、と唸るのではないか。

とおくを思いつつ、う・うぃ・ん・どっ、と言ってみる。

 

つうじそうでつうじない、

ひびきかた、ひびかせかた、

 

響きにのせる何かが、たぶん少しちがうのだろう。

僕の心に風はあるがwindはないのかも。ないから想像したくなるのかも。

 

想像とはディスタンスではないか。

ういんどっ、ういんどっ、と繰り返しながらwindに近づこうとする。

 

言葉をわかろうとするのは人をわかろうとすることか。

言葉に近づいてゆくことは人に近づくことに、ちかいのか。

言葉には人の心が宿っているにちがいない、という希望があるか。

言葉を交わしているのに心がわからない、という絶望があるか。

 

言葉の音ひとつひとつが、心を運ぶ種なのだろうか。

言葉の音ひとつひとつが、心を遮る雲なのだろうか。

 

言葉を、コトバを、ことばを、きく。

きこうとする。

(ぼくにとって言葉をきくことはダンスの体の振動におそろしく深い関係があるように思えてならないのです)

 

 

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dance photo:Sakurai Ikuya (rehearsal for next work)

2020-12-07 | ダンス公演情報2021 Next performance

 

photo=rehearsal for next performance

 

新作公演のプロジェクトが、具体的に動き始めました。

順次、ご報告いたしますので、ぜひ、ご注目ください。

 

 

 

 

 

 

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石岡瑛子さんの回顧展で、、、

2020-12-04 | アート・音楽・その他

 

 

美しいものには、芯があります。

良い作品には、しっかりした言葉が宿っています。

石岡瑛子さんの回顧展で、あらためて、そう思いました。

彼女がデザインしたポスターの中にいる女性のまなざしには、媚びがありません。可愛く見せようとするような、姑息さもない。

資生堂の、パルコの、覚えあるポスターがずらり。

街で、本で、テレビで、家で、、、何度も何度も見たはずなのに、初めて見るような新鮮さ、そして説得力を感じます。意見がしっかりあるからです。

やはり素晴らしい。しかし、なぜそれらが素晴らしかったのか、ということについて、イマ改めて展覧会という場で見ると、客観的に考えさせられます。

レニ・リーフェンシュタールの再評価となったヌバ族の写真展、タマラ・ド・レンピッカの画集、角川書店の野性時代。ビスコンティの、そして、コッポラの映画、、、。日本公開されなかった映画『MISHIMA』のセットが再現された部屋は息を呑みました。

持っている本や雑誌が、観た記憶があるステージや映画が、展覧会として展示されている。その場に居ることで、それらの底部に流れていた思想や熱を捉え直す、非常に大切な機会になりました。会場の要所要所に掲示されている石岡さん自身の言葉にも、心をつかまれました。

この人は、世間や人目や時代を気にして自分の個を疑ってしまうような弱さが無い、信頼できる芸術家の一人です。

展示はかなり大規模で、落ち着いて鑑賞するなら、少なくとも2~3時間かかると思います。木場の東京都現代美術館。来年2月までだから、まだしばらくやっています。(link

 

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「からだづくり/基礎オープンクラス」予約受付1〜2月(櫻井郁也ダンスクラス2021)

2020-12-02 | レッスン日程&ご予約(毎月更新)

土曜の午後におこなう、おだやかな基本レッスンです。初心者から、ぜひご参加下さい。

 

櫻井郁也ダンスクラス

からだづくり/基礎オープンクラス

 

予約受付中の回

213(土)

    20(土)

      27(土)

(いづれも、15時〜17時)

 

正しい体の使い方を学び、ダンスにおける最も基礎的な「からだづくり」にフォーカスした内容を、丁寧なセミプライベートレッスンでおこないます。

レッスン前半では、ヨガ・バレエストレッチ・コアトレーニングなどをバランスよく取り入れ、レッスン後半はシンプルな動きを使って、少し踊ります。

・凝りほぐし〜ストレッチ
・無理のない全身運動
・ダンスの基本動作に親しむ
・リズムや音で踊る

からだを動かすことに慣れたい方。

基礎体力を向上させ、体調やプロポーションを整えたい方。

ダンスの初歩的テクニックを身につけたい方。

姿勢や身のこなしを良くしたい方。

などなど、気楽に参加してください。

※持ち物=ヨガマット、動きやすい服装、足は靴下または裸足 (冬はバレエシューズOKです)

(ヨガマットがない場合は厚手のバスタオルなどで代用しても良いです)

【講師プロフィール】
櫻井郁也(さくらいいくや)舞踊家。笠井叡に師事。定期的長期的なソロ公演を継続するほか、ポルトガル招聘公演、ルクセンブルグ招聘公演、ダンス白州、越後妻有トリエンナーレ、いちはらアートミックス、NHK番組振付、長崎原爆70年忌公演など作品多数。

 

【参加費】

①定期参加=月謝8,000円、入会金5,000円。
▶休んだ分を他のクラスに振替受講できます。他クラスと合わせて週2回以上受講する場合は回数に応じて割引があります。

②チケット参加=4回券 11,000円。10回券 20,000円。
▶基礎オープンの専用チケットです。「踊り入門」(ほびっと村学校・舞踏クラス)とは別チケットになります。

③体験参加=1回3000円。
▶2回目以降は上記①②いづれかにてお願いします。


【会場】JR荻窪駅よりバス10分程。お申込時に詳細をご案内します。

【お申し込み&お問い合わせ】
メール(十字舎房) juujishabou★gmail.com(★を@に) 

※「①お名前(フルネーム)②ご連絡先(電話・メール・住所)③ご参加クラス名④ご参加日時」をお知らせ下さい。

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【クラス参加条件】

・初心者より、年齢は不問です。

・健康で自己管理の出来る方。

・運動が好きな方。

・参加者どうしでのマナーやエチケットを大切にしていただける方。

・セラピーや療法に属する学習や施術は一切行っておりません。

・すでにご自身の公演活動や講師などをしている方は、個人レッスンでの対応となります。


〈受講時のご注意〉
*他団体やサークルへの勧誘、物品・チケットなどの販売、当方と無関係のチラシ配布や宣伝などは一切お断りします。
*ケガの防止・体調管理を、各自の責任でおこなってください。
*他の方に対して気分を害する言動や態度、めいわく行為、誹謗・中傷にあたる言動があった場合は、講師の判断で即時退会していただき以後の関係をお断りすることがあります。また、過度の欠席や遅刻をはじめ、レッスン進行やクラスの雰囲気を損なう可能性がある参加姿勢がある場合やマナーをお守りいただけない場合も同様に対応させていただきます。諸経費の払い戻しは一切できませんのでご了承ください。
*上記の他、規定の会則をお守りいただけるようお願いいたします。

 

 

 

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★開講中のレッスン★

上記レッスンのほか、毎週さまざまなクラスを開いています。下記ご案内をご参照ください。

コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

櫻井郁也ダンスクラス  クラスのご案内

 

★舞台活動★

櫻井郁也/十字舎房:ダンス公演情報

櫻井郁也による舞台公演は、新型コロナ感染症の状況により検討いたします。スケジュール発表や作品紹介などを、上記サイトにて掲載中です。ぜひ、ご一読ください。(作品歴