櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

ダンス公演ラストスパーク&クラス再始動

2008-11-08 | ダンスノート(からだ、くらし)
来週の公演準備に必死となりつつも、クラス活動が再開。オイリュトミークラスでは、そもそもなぜオイリュトミーが生まれたのか、それを生み出したルドルフ・シュタイナーとは何者なのか、その思想や芸術に託された願いは何だったのか、そこには現代の生活にどんなヒントが散りばめられているのか。ということから、解説や実技を開始しました。また、本日始動のダンスクラスは、そもそも踊るということが個々の生活や生き甲斐と、どのように作用してゆくのか、さまざまな人がいるのだけれど、ダンスって、どんな風に関わってゆける可能性があって、クラスの場を共有することで、いったいどんな風に育ち合えるんだろうか、いろんな人が集まりながら、どんなことをシェアするとやりがいのある練習になるんだろうか、など、さまざまな意見が飛び交いながらの「稽古開き」となりました。新たに訪れていただいた方も交えながら、カラダ/ココロ包括の「本音の学び場」を再構築してゆく季節が始まったのだと実感しつつ、継続参加のメンバーがそれぞれいだいていられる
「思い」の真摯さに、感謝と感動をおぼえました。クラス活動をしながら、いま、という時代は、ほんとうに一人一人が己の人生を創ってゆく時代なんだと実感します。明日からは、身体感覚の目覚めとセルフケアをコンセプトにした「基礎クラス」が再開しますから、とても楽しみです。そして来週のソロ公演、作品のほぼ全てが立ち上がっておりますが、開演ぎりぎりまで人との出会い・交感、新たな体験を反映すべく試行錯誤を絶やさぬ方向で走っております。チラシやダンス関係サイトでご紹介いただいている文章のなかに、(表現さまざまながら)僕のダンス公演は、踊りが「生まれる現場」をやるんだ、というものがありました。アタマの中を徹底的に掃除して、向き合う「観客のみなさまとデュエットをする」つもりで踊りたいと思います。

表現させていただきたいこともある。しかし、それ以上に、ダンスは、やはり「関係」から現れるものなんだ、劇場とは「産みの場」なのだと思いますから、ダンサーとして僕の仕事は何よりもまず自己浄化なのではないかと・・・。
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【櫻井郁也・新作ソロ公演「LAND'S END」】ご予約受付中
公演サイトNEXT BUTOH PERFORMANCE BY SAKURAI IKUYA at planB Tokyo nakano
11/14(金)20時 & 15(土)16時・中野planB
各ステージ50名様限定。ご予約はお早めにお願いします。※日時指定です。
予約=2500円(前日まで)、当日=2800円(残席のみ先着順)

【新規クラス参加募集】新たに練習スタート。全クラスとも、今月からは新規ご参加の対応がスムーズになります。
クラスの詳細

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