櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー◉新作ダンス公演=2020年10月3〜4日◉6月〜新クラス募集予定

コロナ、支援、芸術、、、

2020-04-01 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

「私たちは未来のために良いものを創造するあらゆる機会をつかむべきだ。そのため、次のことが言える。アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ。特に今は」(ドイツ文化相モニカ・グリュッタース)

 

3月30日のNewsweekで知った。すでに多数の方々が話題にされているが、ドイツ政府が、新型コロナ対策のひとつとして、芸術関連の個人や組織に対する非常に強力なサポート体制を組んだ。日本政府は報道で知るかぎり芸術家どころか国民に寄り添う態度を未だ示してくれない。

 

健康、というものに精神的な健康をしっかりと含めているドイツ政府の認識に、さすがと思う。芸術家たちが商業性よりも大切にしてきたものを、ここにきてドイツ政府は重視しているように思える。美は命を支える重要なファクターだ。コミュニケーションは社会のエネルギー源でもある。その両方を担うのが、芸術とエンタテインメントだ。

 

美術館も劇場もカルチャーセンターも個人スタジオもすべて、じつは、医療と同じくらいの立場で心の健康を担っているのではと思う。そう考えれば、極端な例え話をすれば、がらんとした劇場で数名の観客のための公演を継続的に行うことが出来るくらいの経済サポートを、政府やそれに準ずる力をもった人たちが打ち出すことが出来れば、このウイルス騒ぎは未来のために役に立つ結果をもたらすと僕は思う。

 

日本では都市封鎖に罰則が伴わないのだから、ほんとうは世界トップクラスの経済サポートを全国民に行うべきなのだと思うのだが、現金給付をすると金を貯め込んでしまうのではないかというような発言をきいてしまうと、日本政府は国民のことを信用していないのかな、とも思えてしまう。

 

充分な経済サポートなしに、さらなる自粛を進めることには限界がある。この状態を思えば、経済や社会活動や文化活動を止めない状態で、いかに乗り切るか、というのが日本の、いや、日本国民一人一人のコロナに対する挑戦になるのではないかとも思う。この、ほんとに困った状況、なんとかうまく助け合えないものだろうか。

 

 

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