無量大数 - 10の68乗の世界

個人用ストレージもテラバイトオーダーに到達した昨今、世界に散らばるさまざまなジャンルのトピックを拾います。

いまそこにある大規模地震の恐怖

2005-12-11 20:43:39 | セキュリティ
12月9日のTBS系『スーパー・フライデー』より

津波ももちろん怖いが、これは沿岸部からせいぜい10kmくらいまで。あるいは海水浴のときくらいか。

普遍的に怖いといえば、通常の住宅地であれば避けられない輻射熱による延焼。隣家の火事で3m離れた自宅の室内温度が200℃に達するということは知らなかったとはいえ驚きだ。隣家の失火がないことを祈りたい。

我が家は平屋だが、実家は高層マンションの27Fである。高層階の住民は水道とエレベータがとまってしまうと必要な食料・水を入手するのが著しく困難になる。よく駅で見かけるキャタピラ式の運搬機などが必要だろう。電動だと電気が止まっているときには充電できないかもしれないが。

最後に軟弱地盤の地区の人、特にゼロメートル地帯の人はとっとと家を売って郊外へ逃げた方がいい、という話。液状化で護岸が破壊され、また「側方流動」という現象によって自宅の地盤全体がまるで落ち葉が水の上をさまようが如く移動し、家が大きく傾き沈むということらしい。むろん地中深くまで打ち込んだ杭もことごとく折れてしまい、役に立たない。

こういう土地はもはやまともに住める場所とは言えない、というのがよくわかった。