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時計の針が止まったままの日本~安倍自民党総裁の再登板

2012年09月27日 19時21分55秒 | 政治って?
自民党の総裁に安倍元総理が返り咲いた。谷垣さんは、重要な勝負所で間違えたのだった。5月から書いてきたけれども、野田と結んだことが失敗だった。おまけに、小沢切りを迫ったことが自らの墓穴を掘ることになった。

傀儡の野田を動かしていた霞が関とマスコミの一派が、小沢切りを何よりも望んでいたからだ。谷垣さんにいくら警告しても、彼には分かっていなかったんだ。そういう連中の声を聞き入れたらどうなるか、用済みになったら、今度は自らが討たれる番だ、ということを知るべきだった。


5月28日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3df1d1d5a6e763849e07afbf161dda3d
6月7日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/0cb8def811380db4a42ef24f777902bc


そして、その谷垣の寝首を掻いた石原は、どうなった?(笑)

6月21日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/cbe92d7c487f1f290f3a9ffa8e14fe22

ペテン師石原は、谷垣総裁を倒して、自分が出ると言い出したんだろ。で、共倒れになった、ということだな。お調子に乗っていた町村さんも、あの一瞬だけ威勢が良かった。けれども、もう終わった。



安倍総理が辞任してからというのは、日本の政治は時計の針が止まったままだった。
何一つ、解決できないままに終わった。年金テロと呼ばれたほど大騒ぎした年金問題にしても、何も進んでいない。そして、更に悪い方に後退してゆくことになるだろう。


06年7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/1f7edb0162a3c73858a359ce70cf2203

当時から、書いていたではないか。

調子よすぎ。後から、「実は財源はないので増税します」じゃ、バカでも考え付くことでしょ。政策だけ先に決める、予算が足りなくなる、なので後から「金出せ」って、こんなやり方がありますか?
(中略)
というわけで、国庫負担引き上げ財源として「消費税増税」は許さない、絶対に。約束を守れ。
三党合意があるのだから、社会保障の一体改革(年金一元化は当然含まれる)、それに伴う税制・保険料等の一体的見直し、これをやらない段階で、消費税増税なんて許されない。国民を欺くのはいい加減にして欲しい。



拙ブログでは、小泉政権時代の三党合意を守ってやれ、と何度か言いましたが、ダメだったではないですか。当時のマスコミだって、バカみたいに大騒ぎするだけで3党合意に基づいて一体改革をやるべし、ということを言わなかった。この当時、拙ブログに書いたことが、6年経っても何一つ変わっていない、ということだ。全く前進していない、ということだ。


本物のアホだ。
政治について、ブログを書くまでよく見てこなかったけれども、何故こんなに政治がダメなのかが判りました。マスコミの政治評論家だとか知識人気取りのヤツラとか、影響力のある連中がみんなダメだから、ですな。世論形成に役立たないどころか、混乱を助長するだけ。そういう連中が寄ってたかって滅茶苦茶にしている、ということだ。


06年9月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/2ea988b3b7ba1e88e55b65baf02c72da


そうだな、谷垣さんのミスはここだったかな。

幹事長ポストは、自分よりも重たい人材を配置するのはリスクがある。1対1で必ず自分が勝てる相手でないと、万が一叛旗を翻された時ヤバいことになるので、ここには自分よりも上にいくことがなく裏切らない人物が必要。本格的な実力者を置くと、自分に挑んでこないとも限らないので。

石原幹事長はまんまと裏切って、叛旗を翻した、と。


安倍総裁が石破さんを幹事長に据える、ということにしたらしいが、当方だったら絶対にしないだろう。閣内に置く。得意の防衛大臣か外務大臣でもやってもらえばよかったのだ。それとも、政調会長でもよかったろう。前にもやったことがあったと思うし。

安倍さんで有名になった言葉が「再チャレンジ」だったので、組閣の時につけたのが名前が「再チャレ内閣」というものだったが、今回本当に再チャレンジとなった。何たる偶然(笑)。もし安倍総理が誕生するなら、次こそ本当の「再チャレンジ内閣」だな。

06年9月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/b012cd3ffb082e3f89ee3874236bb551


降板が伝えられた時、次のチャンスは厳しい、ということを書いていた。
07年9月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/845c3892048c90f9265446bf52dae45c

今回の辞意表明によって、安倍ちゃんは大きな傷が付くこととなったであろう。参院選の直後に辞めていれば、捲土重来の可能性は残されたであろう。5年か10年後か判らないけれども、再び登板するチャンスがあったかもしれない。けれども、今回のような辞め方をしてしまうと、「もうイヤになったので辞めました。自分はやりたくありません」ということだけになってしまい、無責任さだけが強く残るであろう。駄々っ子の如く、放り出したかのようになってしまう。


登板チャンスが失われたかのように書いているが、そうでもなかった、ということか。ただ、今後に総理になるかどうかは、まだ分からない。

安倍さんが総裁になれたのは、兎にも角にも、谷垣さんが自分で転んだお陰だった。応手さえ間違わなければ、勝ちはそう難しいものではなかったはずだし、あともう一歩というところにまで来ていた。ところが、将棋でいう頓死の如く、間違えていけない所で間違ってしまって、自らの総裁再選の目を潰した。

まあ再選していたとしても、増税路線では経済情勢が悪化することは避けられず、旧式自民路線を踏襲して、原発も維持推進ということになってしまうことになったろうから、国民からは支持が困難なことに変わりなかったけれども。


再チャレンジする安倍総裁に対して、多くの国民は、また「アベしちゃう」ことを危惧することになるだろう。



あげまんジャパン

2012年09月27日 12時35分02秒 | いいことないかな
おめでとう。

>http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20120927-1023564.html



そうかー、こんなところでしっかり”仕事”してたんだなー(笑)
吉田は、落ちついてるな、と思っていたが、早く結婚してサッカーに集中できる環境の方がいいだろう。


男を育てるのは、本当に女ですな。
女性の支えが、ものをいう。
彼女がいてくれたお陰もあって、吉田は世界一流の舞台へと階段を上がってこれたからな。


なんだかんだ言って、誰かの為に頑張ろう、と思える時の方が、成長させてくれるものなじゃないのかな、と思う。自分の為にサッカーをやってる、というのは、確かにその通りなのかもしれないが、それだけでは行き詰まる時も出てくるから。


タイトルが不謹慎でスマン。

いや、彼女さんがきっときちんとした人なんだろうな、と思ったもので。


若い二人の末永いお幸せを願っています。
おめでとうございます。



逢坂貞夫元大阪高検検事長は大阪市顧問弁護士だった

2012年09月27日 10時43分19秒 | 社会全般
関西の法曹界というのは、どうなっているんだか。


今でも顧問弁護士の地位にいるかどうか知らないが、関西法曹界の特殊な階層社会というのを映しているのかもしれんね。


土肥孝治と逢坂貞夫がその頂点にある、というのを、よく表しているのが、この2人ということだろう。三井環事件の際、三井氏が当時検察にいた逢坂から受けた話というのが有名らしい。



これは、まあいい。

>http://jisin.jp/news/2521/3279/


こういう女性誌にも書かれているくらいなので、その後橋下市長がどうしたのかが気になるな。同じ弁護士同士、話は通りやすいだろうから。


元検事総長の土肥孝治、元大阪高検検事長の逢坂貞夫、この2人が検察の力を背景に政財界に深く関わっているのであろう、ということが想像されるわけである。


記事によれば、逢坂貞夫は小沢の秘書逮捕の事件で舞台となった、あの「西松建設」の取締役に収まったということである。


土肥のアーバンコーポの件といい、逢坂の西松といい、元検察幹部の支配力というのはどういうものなのか、ということだな。下衆の勘繰りで申し訳ないが、当方のような人間はついつい考えてしまうわけですわ。