クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

賢く選ぼう!!

2008年09月07日 | 美容について

幾度と無く繰り返され、一向に減らない偽装事件。この事については幾度と無くこのブログでも書きましたが、今回の工業用のお米を食品用と偽った事件は過去の様々な偽装事件をはるかに上回る悪質な物です。

そんな経営者に言わせると「安い物を求める消費者に問題がある」と言いますが生命に危険を及ぼすような偽装事件には、皆さんが憤りを感じるものです。

そんな事を思いながら新聞広告を見ているとドラッグストアーの広告に目がとまりました。そこには『スーパー○○○○シャンプー400ml』が¥198で売り出されていました。でも、この価格に疑問を抱く人はいないのでしょうか?なぜなら、仮に¥198が全額利益だとしても¥198しか儲けがありません。

でも、そこにはメーカー利益・バイヤー利益・販売店の利益がそれぞれに発生します。となると¥198のシャンプーを製造元のメーカーの原価は幾らで作っているのでしょうか?と言う疑問と同時に、そんな商品で髪や頭皮の健康を保つ事が出来るのか?と思いませんか?

ちなみに同じ販売店で売られている食器洗い洗剤は(400ml=¥138)でほとんど大差が無く、いまだにメーカーは食器洗いと同じようなレベルで体に直接使う物を作っていることが伺えます。

現在、私は化粧品メーカーと共同開発をしている事で、様々な原料の原価なども分かりますが、クレールで販売しているシャンプー剤は原料価格だけでも今日の広告の商品価格の何倍ものコストが掛かります。その他に(製造・容器・包装・梱包・流通・バイヤー利益・販売店利益)などが掛かります。でもこれらの経費は¥198の商品にも同じように掛かっています。さらには、これらのメーカーさんには多額の宣伝広告費にも経費が掛かっているたはずなのに、こんな価格で販売されるのは、原料費を疑ってしまいますよね。

高価な物が必ず良いとは限りませんが、良い商品を真面目に作ると必ずコストが掛かるのは当然です。しかし、その事で本当に良い結果を得られたら、そこには安心感以上の付加価値を得られる事でしょう。

そのためにも、私達消費者は数ある商品の中から、本当に良い物を賢く選びましょう。

コメント
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