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クレジットカードの審査方法って?

2023-11-25 22:39:17 | 知っておきたいカードの知識
2023/11/25

回収できるか否かが全てです

クレジットカードの審査は、所属企業や就業形態、年収に債務整理履歴の有無など実に多くの項目によって審査を行います。

これから審査を受けようという方には非常に気になる情報だとは思いますが、これらの情報を集めてクレジットカード会社が知りたいことはたった一つである事を忘れてはなりません。

そう、クレジットカード会社はカードを申し込んだ人から「回収可能か否か」を見ているのです。

高収入より安定性が重視されます

一般的に、カード会社は申込者からカード申込があると、第一に申込情報から審査を行います。

入力項目は多岐に渡りますが、全体的な審査傾向としては高収入より安定性を重視する点が最大のポイントです。

例えば、カード申込時に必ず記載を求められる項目として「年収」及び「勤務先」が存在しますが、この項目に関しては高年収なベンチャー企業所属の人よりも、年収は多少低くとも、離職率が低く安定的な収入が約束されている公務員の人の方が高く評価される傾向にあります。

また、勤続年数に関しても同様の評価傾向にあります。

同じ企業に就職しており、勤続年数が3ヶ月の人と5年の人を比べた場合、当然後者の方が高いポイントで評価される事となります。

クレジットカードでの取引は、短い人でも半年、長い人は数年の付き合いになりますから、安定性を回収可能か否かの判断要素としているわけですね。

これらの審査項目を総合的に判断して、企業が求める安定性をクリアすると、次の審査へと進みます。

信用情報の照会によるチェック

申込時のチェックを通過すると、次にカード会社は申込者の信用情報の照会を行います。

これは指定信用情報機関と呼ばれる、申込者の金融情報をまとめて管理している組織に問合せる事で、申込者が定期的に返済する能力のある人か否か、或いは法的にカード発行を実行できる身分の人かをチェックする審査です。ダウンロード

具体的に述べますとカード会社から情報照会の要請があった指定信用情報機関は、申込者が有する他社のカード状況、他社からの借り入れ(キャッシング)の有無、借入金額、今まで返済を滞納した期間や回数、そして自己破産などの債務整理を実行した履歴などの情報をカード会社に提供します。

これらの情報項目は誰が見ても審査に重要な項目ばかりですから、審査に大きな影響を及ぼす事は言うまでもありません。

特にキャッシングに関してですが、法的に融資する事が禁止されている、総量規制に該当する方はこの時点で審査に大きな影響を及ぼします。

貸金業者から借入を行っている場合、現金が常に不足していると懸念され、クレジットカードだけでなく住宅ローンの審査にも影響します。

クレジットカードは、運がよければショッピング枠がかなり小さい状態で発行されるでしょう。

カードローンに関しては、ほぼ審査に通らないでしょう。

自己破産履歴がある場合などは前述の安定性に欠けると判断されてしまい、審査において大きく不利に働く事となるでしょう。

最後の関門、在籍確認

クレジットカードやカードローンの審査において、一番話題となる審査がこの在籍確認です。

在籍確認は自宅と勤務先のどちらか、或いは双方に対して行う事が一般的で、申込者が記載した住所や勤務先が正しいものであるかをチェックすることを目的としています。

虚偽の記載であった場合は、カード利用額が回収できる可能性はゼロに近いわけですから、カード会社側の立場としては当然の審査だと言えます。

在籍確認の最大の悩みは、家族や勤務先に知られてしまうのではないかと、発覚を恐れる点に尽きます。

カード会社は在籍確認時は個人名義の携帯電話を利用し、個人名を名乗った上で知人として電話をかけますが、カンの鋭い人が受電した場合は発覚の可能性はゼロではありません。

そもそも固定電話に私用で電話をかける人が少なくなる現代社会において、在籍確認は今非常に目立つ行為である点は否定できない事実です。

ですが、近年は社会保険証や直近の収入証明などにより在籍確認の代わりとして処理するカード会社も増えてきています。


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クレジットカードとデビットカードの違い

2023-09-24 15:53:30 | 知っておきたいカードの知識
2023/9/24



※画像は楽天のデビットカードです。

クレジットカードは誰しも知っている金融商品ですが、デビットカードと言われてもピンとこない方が多いのではないでしょうか。

両者はカードデザインが似通っているだけでなく、運用面もある範囲では共通しています。

カードは1枚しか持ちたくないと言う方は、両者の違いを比較検討して自身の好みに沿ったものを利用すると良いでしょう。

デビットカードは即時決済!

両者の最たる違いは、即時決済か後払いかという点において浮き彫りになります。

クレジットカードは基本的に後払いのシステムで運用されており、決済した瞬間ではなくカード会社の指定したタイミングで口座からの引き落としが行われます。

後払いですから、買い物をした時点でお金が無くとも、分割払いでの購入という選択も可能となるのです。

ブランドアイテムや貴金属などを購入する際には、クレジットカードのこの性質は非常に役立ちます。

この点、デビットカードは原則として即時決済で処理されます。

カードで支払いを行う点ではクレジットカードと共通ですが、買い物をした時点で直に結びついている銀行口座からお金の引き落としが行われます。

後払いではありませんから、銀行口座の残高が足りない場合は買い物ができませんし、原則として分割払いにも対応していません。

このように記載すると、一見不便に見えてしまうデビットカードですが、使いすぎが心配な方や借金を嫌う方には、クレジットカードよりもはるかに気軽に持つ事ができるカードだと言えるでしょう。

ちなみに、買い物をする時に暗証番号が必要になる点や、程度の差こそあれポイントが付与される点ではクレジットカードと共通です。

もちろん、海外でもブランド加盟店ならば利用する事が可能です(※1)。

デビットカードは審査が無い

2つ目の相違点として、審査の有無が挙げられます。

両者は共にJCBやVISAといったブランドロゴが掲載されていますが、クレジットカードは会社によって程度の差こそあれ、基本的には信用情報やステータスの審査が行われます。

反面、デビットカードは原則として無審査で発行されるので、誰でも所有する事が可能です。

これは、デビットカードが即時決済であり、銀行口座の残高が限度額となっている安全性の高さが根拠となっています。あなたと温泉に行ったら出演者一覧

金融機関から見ても、カード所有者から見てもリスクの少ない商品ですから、何らかの事情でクレジットカードを持つ事ができない人でも安心です(デビットカードは16歳以上から所有できる商品です)。

デビットカードは銀行口座の指定が出来ない

デビットカードは基本的に申込をした銀行が発行するカードです。

その為、クレジットカードでは可能な引き落とし口座の指定ができず、ほぼ自動的に発行金融機関の銀行口座が引き落とし対象の口座となってしまいます。

従って、カード作成時にその口座をどのように運用するのかを考えながら選択する事が大切です。

例えば、民間生命保険の引き落とし口座からデビットカードを発行してしまい、使いすぎて生命保険料の引き落としができないなんて事になってしまっては、目も当てられません。

クレジットカードであっても同じ事が言えますが、デビットカードは即時決済ですから、このようなトラブルはより注意が必要となります。

月払いにも対応可能に。進化するデビットカード

デビットカードは、即時決済と言う性質上、以前はスマートフォンの代金など月払いの決済には未対応という扱いが一般的でした。

この点がクレジットカードとの大きな相違点として扱われていたのですが、現在ではauをはじめとした各種通信事業も一定の範囲においてデビットカードでの決済に対応しており、料金の支払いをデビット決済で行う事が可能となっています(※2)。

スマートフォンの料金支払いには、本体代金の割賦販売分も含まれていますから、この点は大きな進歩だと言えるでしょう。

今後もこういったサービスの拡大が行われる可能性は高く、将来はもっと利便性が高まる可能性も秘めています。

ただし、オンライン決済などにおいては、まだまだクレカは良いが、デビットカードが使えないと言うサービスも多いですから、その点は留意しておきましょう。

まとめ

以上がクレジットカードとデビットカードの性質の違いです。

デビットカードの全体的な理解としては、比較的安全に持てるという点と、銀行口座の残高が限度額であると理解しておけば、日本国内での運用は問題ないと言えるでしょう。

キャッシュカード機能と併合した商品が殆どですから、銀行口座をパワーアップさせるという意味で所有してみる事をオススメします。

(※1) JCB楽天デビットなどでは、カードポイントは一般的なクレカ同様に設定されています。私見ですが、ポイント還元率は今後も異なってくるかもしれません。

(※2) auには筆者自身で電話確認を行いました。2015年11月時点でデビット決済に対応しているとの事です。ただし、格安スマホにおける通話SIMの支払いなどはデビット決済に未対応の企業が多いです。


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