こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

 焼きそばに房総散策。

2016年11月20日 | BMW Motorrad

 某「BMWモーターサイクル」専門誌の「ヒミツ集会」がきっかけで知り合い、今でもメールのやり取りなどで結構長いお付き合いをしている方である「すずき」さんが、モーターサイクルを新車にしたとの話があり、そのお披露目として、本日「房総半島」を散策してきました。

 「小湊鉄道 里美駅」近くの「親水公園」で合流してからまずは「久留里線 平山駅」入り口にある「志保沢商店」へ。

 なんでもここの「商店」との名前ですが、「焼きそば」が有名と言いますか、メニューがそれしか無いと「一品メニューのお店」でして、実際に入ってみますとまぁ、確かに小規模で「おかみさん」が一人で切り盛りしているようです。そしてメニューを見ると「金額」が450円から100円刻みで1150円まで記載されており、コレは「焼きそばの分量」による値段なのですが、「g」とかでの表示では無くただ単に「値段」だけとなんとも「分量」がわかり難いのですが、「550円」が「男性標準」で「450円」が「女性標準」と基準がされています。それでも見本も何もないですから、どのくらいの分量かは解りません。そして注文方法が独特。コレは知らないと巧く注文品が伝わらない可能性が高いので、行かれる方はこの「志保沢商店ルール」を覚えておいた方が良いでしょう。

 「志保沢商店ルール」。まず店内に入ったら先客が居るかどうか確認しましょう。次に「先客」の前に焼きそばが有るか確認します。あれば「注文」。無ければ「先客分の焼きそばが出されるまで待ちましょう。「注文を受けてから」作り始めるので、その間は「一切注文を聞いてくれません」。一つの注文が終わってからでないと注文は受け付けてくれません。コレは「持ち帰り」も同じです。そして、その時に「後どれくらいかかるか?」と「聞いてはいけません」。聞いたところで「解らない」としか答えてくれませんので。「注文を受けられる」状態でしたら、「注文」するのですが、「ノーマル」の「キャベツ・天カス」と、トッピングで「ソーセージ」か「肉」を選べます。ちなみに「ソーセージ(魚肉)」は「+100円」で「肉」は「+130円」ですが、注文時に「550円にソーセージ」とか「550円に肉」とか言っても「通用しません」。「最終的な値段」を言わないと「通じません」なので先ほどの注文は「550円にソーセージ」なら「650円、ソーセージ」。「550円に肉」なら「680円の」になります。とりあえず「値段・詳細」という感じで注文しましょう。大体「焼きそば」が完成するまで「5分くらい」と考えて良いでしょう。「1名の注文を受けてから丁寧に作ってくれます。「料金の支払い」は「食べ終えた」ら「ちょうど」の場合は「席に置いておいて」もOKです。「おつりのある場合」は「おかみさんに声をかけてて」渡します。ちなみに「ちょうど」でも「タイミングを見計らって手渡し」も可能です。

 さて、出てきてその量の多さにチョット驚きます。「550円」で「30cmくらいの皿」に「10cmほどの山盛り」です。そして肝心のお味ですが、「インスタントじゃないぺヤング」です。多分「だされた瞬間」に放たれるやきそばの「ソースの香り」からその例えが解ると思います。そして「麺」も「一般的」な焼きそばの「丸麺」では無く、「四角」の独特な麺は「ぺヤングの麺を太くした」食感。何よりも「ソース」が「ぺヤング」ですし、キャベツの感じもです。しかも「焼きそば」ですが「焼いた感」は無く「ソースを絡めて温めた」感じで「こげ」は一切ありません。「ぺヤンガー」なら行くべきだと思いますよ。

 私たちは11時半くらいとかなり早めに行ったので、先客が「持ち帰り」の1名しか居ませんでしたが、その後、最終的に8名くらい入って来た時には「おかみさん」は完全にテンパってましたし。なので、先ほどの「志保沢商店ルール」を守ってじっくり待ちましょう。それと、「全てセルフ」です。

 ともかく「志保沢商店」に圧倒されつつ、次の目的地へ向かいます。

 「散策」は「君津市 大阪 ほたるの里」。正直「ほたるの里」とはなっていますが、基本的には「沢に沿っての山道」です。シーズンではそれなりに整備はされているのでしょうが、完全に「ほたる」の時期ではありませんから、整備はされておらず、完全に「山道」です。さらに前日の雨でぬかるみもあるような状態。ただ、殆どの場所は「砂利みち」なので、そんなに苦労しません。景色を見ながら奥へ進むと「鹿のフン」や「いのししの足跡」を発見。そして「いのしし用の檻罠」もありましたよ。久々に「日本の野生」を体感しました。

 と、まぁ、「すずき」さんとの「散策」はいつも自然味あふれる場所なので、最近見なくなった自然を体験できるので面白いのですよ。この場を借りてお礼をいたします。今日はありがとうございました。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「神仙自治州 人類研究所 人類民族調査部 民俗学調査課 東亜分室 室長代理」である「佐々木 紗耶香」さんです。「神仙自治州」、つまり「魔女」であり、「伝承・民間信仰・生活技術の継承・記録の統括および聞き書き」を専門にしている部署に所属している方なのです。「地上観察員」となった「カティア」さんの「現地案内人」である「沙耶香」さんに案内してもらったのは…。

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冬用「夕立改二 甚平」っぽい?

2016年11月19日 | 一般

 9月に「夕立改二 甚平」を購入しまして、それ以来「甚平」の着心地の良さに、自宅ではずっと着ていましたが、さすがにこの時期になるといくら室内とは言えども寒くなってきたので、「冬用」として「フリース裏地使用作務衣」を購入したのですよ。当然「裏地」が「フリース」なので暖かいのですが、いかんせんずっと「夕立改二」の「ぽい!!仕様」でしたので、なんだか寂しいなと思い、自作してみる事にしました。

 まず、私の購入した「作務衣」は「表地」が「綿」なので「衣料用塗料」を使用する事ができるので、まずは「布用塗料」を探す事にして、DYI用品が豊富な「ジョイフル本田 瑞穂店」へ。そこで、「FABRIER PIGMENT」なる「布用塗料」を購入。

 この「FABRIER PIGMENT」は「不透明」で濃色でも下地の色が出ないようにでき、不透明の「レギュラー 全24色」、ツヤ感がキレイな「パール 全3色」。「半透明」の「クリア 全12色」、色鮮やかな「ネオン 全4色」にラメの入った「グリッタ 全9色」、そしてぷくぷく膨らむ「POP 全12色」と合計64種類あり一応混色もできるようです。そして「専用薄め液」か「水」で薄める事ができますので、粘度を調整する事も可能ですから、ポスターカラー感覚で「布地」、木綿、レーヨン、麻、絹、ポリエステル、デニム、ツルツルしていないナイロン生地、ヌメ革などに色を塗る事ができます。また「ステンシル」にも対応しているので、「パターン」を作ってプリントする事もできるのです。

 そして、今回は甚平の「ぽい!!」が「毛筆」で書かれたようになっているので、これに倣って「習字用の筆」も購入。こちらは今後使う事はまず無いでしょうから、そんなに大層な物にするのも勿体無いので、「学校用」一番安価で、ある程度太い文字が書ける物を選択。

 で、実際書くことに。正直「絵」を描いていますが、いかんせん最近は「筆」なんぞ使っていませんから、かなり緊張しましたよ。それに画材も「やり直しができない」物ですから何回か新聞紙に水で書き、文字の感じなどを練習して、本番です。思ったよりも「ファブリエ」の粘度が高く、歯磨き粉くらいの硬さですので、一回でキレイには書けず、結局は筆で何度も塗りながら形を整える方法になってしまいました。それでも「毛筆」で書いたような感じに仕上がったと思いますよ。

 最後に「夕立改二」の「ちびキャラ」を「アイロンプリント」で貼り付けて完成です。

 ある程度思ったようにできたので、久々に画材を使って本番勝負でも何とか巧くできましたよ。コレで「オリジナル」な「夕立改二」仕様の作務衣の完成ですよ。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「精霊学校中等部・精霊士官学校 気象精霊科 師範」で、つまり「旧エフォナー組」、現「ストウナー組」で師範をしている「火山の精霊」を意味する「ヴォルケイル」を称号に持ち何故か「こすぷれ」が趣味な「エマ・ヴォルケイル・ストウナー」さん。「夕立改二」仕様ってことで「夕立改二」のコスで登場な「エマ」さんなのです。ちなみに背景が私が作った「オリジナル」の「夕立改二 作務衣」なのです。

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「パティ1枚」追加のボリューム、「ダブルクワトロチーズワッパー」

2016年11月18日 | 食品

 今日は会社が6時間勤務でしたので、帰りに「バーガーキング」へ寄っていこうと思いまして、何を食べようか「サイト」を確認したところ「新製品」として「ダブルクワトロチーズワッパー」と「ダブルガーリックチーズワッパー」が登場しているじゃないですか。

 どうやらこの「ダブル」は「パティ」がもう1枚追加されており、「いい肉の日」のロゴ合わせである「11月29日」までの「期間限定商品」なようです。お値段は「いい肉」から「Mセット」で「1129円」。「単品」では「990円」と通常より300円高と結構な値段アップになりますね。しかしながら「ワッパー」の「パティ1枚」は「クォーターパウンダー」である「113g」。それが2枚ですから結構なボリュームになりますよ。

 実際に購入してみますと、持った時にさすがにパティ1枚多いだけあり、重さは確実に違うと実感できますね。ただし高さは、パティ自体はそんなに厚さがないですから、極端に厚くは感じません。しかしながら、食べると、そのボリューム感は見た目以上ですよ。味も、パティ1枚多い分、肉々しくはなっていますが、なんとなく味のバランスはとれているように思えます。例えるならまぁ、「ビックキング」のチーズが多い版と考えると味の想像がしやすいかもしれません。正直「Mサイズセット」では「ポテト」を持て余してしまうような量ですから「単品」でも十分満足できますよ。

 販売期間が「11月29日」までですから、お早めに。

 それでは、本日の登場人物はハンバーガーの話題に登場する確立が高いこの方。「カナダコーストガード」で「通信士」を勤めている「ニューファンドランド」の「Chefille」である「リュシェンヌ」さん。友人たちと「バーガーキング」へやって来た「リュシェンヌ」さん。新商品の「ダブルクワトロチーズワッパー」をみんなでチャレンジする事になり、その大きさとボリューム感がどうやら「リュシェンヌ」さんの「Eカップのバスト」に似ているようでして…。ちなみに背景がその「ダブルクワトロチーズワッパー」なのです。

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日本の「国石」が決まりましたそうで。

2016年11月17日 | 博物館・科学館

 さて、「日本」の「国鳥」は「キジ」、「国花」は「桜・菊」、「国菌」は「麹」、「国蝶」は「オオムラサキ」と法規的に決められていない「概要的」な物もありますが、「一般的」にはこう考えられています。では「国石」はなんでしょうか?

 今年「平成28年9月24日」に「金沢大学」にて開催された「日本鉱物科学会総会」にて「日本の国石」が決定されたのです。決定基準として「日本で広く知られていて、国内で産する美しい石であり、鉱物科学のみならずさまざまな分野でも重要性を持つもの」。とされ「学会員」の投票によって、この全ての条件を満たし、学術的にも文化的にも価値があるとして選ばれたのが「翡翠」。

 「翡翠」は日本の「プレートが沈み込む」、「高圧で比較的温度の高くない」環境と「翡翠」が生成されるに適した環境なのです。そして、日本での翡翠は「縄文時代」から「大珠」や「勾玉」に使われたのが「約7000年前」と「世界最古」。多くの人がイメージするのは「中国」のひすいの宝物や「ミャンマー」の「鉱床発見」があるでしょうが、こちらは約「250年前」と「江戸時代後期」と比較的新しいんですよね。

 今回この事は「科博NEWS展示」として「常設展」の「日本館3階」と「地球館B2階」で「パネル」による紹介がされています。

 私としては正直「国石」なんて物が存在していたのは驚きでしたが、それが「翡翠」だったのは以外でしたね。個人的な印象としては「水晶」じゃないかな?とは思っていたのですがね。でも、理由を知ると「そうなんだ」と納得できましたね。

 それでは、本日の登場人物は科学な話題ですのでこの方。「ベルギー国立博物館」。「化学・科学館会場職員」である「ブラッド・ハウンド」の「Chiefille」、「二ノン・グリュミオー」さんです。「ベルギー国立博物館」でトピック展示として「日本の国石」のパネルが紹介されたようでして、それを見た「ニノン」さん。ちなみに背景が「科博NEWS展示 ひすい」のパネルなのです。

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シーボルトが世界に広げた日本の自然たち

2016年11月16日 | 博物館・科学館

 昨日「かはく」にて「ラスコー展」を見に行きましたが、もう一つ。私としては興味を持っていたのは「企画展 日本の自然を世界に開いた シーボルト展」。

 「歴史の授業」でも「シーボルト」の話は出てきますね。「医師」として「長崎 出島」に上陸し、日本の様々な物をヨーロッパに紹介した」と。そして「日本地図」などの「国外持ち出し禁止品」を持ち出そうとしたため「スパイ」とも言われていますね。そんな「シーボルト」ですが、どんな物をヨーロッパへ持ち出したのでしょうか?特に「動植物」とかは?という観点で紹介しているのがこの「日本の自然を世界に開いた シーボルト展」なのです。

 「江戸時代」の日本はご存知のように「鎖国」をしており、外国文化が殆ど入らない状態でした。それは逆を考えれば「日本の物が世界に出ていない」ともいえるのです。日本は「島国」であり、2万年前くらいは「大陸と繋がっていた」時期もあり、大陸から渡ってきた動植物が独自に進化した事もあり、「哺乳類 50種」、「鳥類 16種」、「爬虫類 59種」、「両生類 62種」「植物 2714種」と多くの固有種が存在します。「固有種」つまり、日本以外にはいない動植物がこんなにたくさんあるのです。この数字は現在の話ですから、「シーボルト」がいた「江戸時代後期」にはもっと多かったかも知れません。

 「シーボルト」は「植物」に興味があり、日本の植物を数多く紹介し、「帰国後」、庭園「ニッポン」を作ったほどです。そして「ユリ」や「アジサイ」を持ち帰り「ヨーロッパの庭」を変えたのです。当時「長崎出島」以外は外に出る事が容易ではないため、様々な人に標本を採取してもらっていたり、「植物標本」の多くは「押し花」であるため、それだけでは色や形が性格に解らないので「植物画」が必要になりますそれらの技法も指導していたようですね。この「日本固有種」をまとめたのが「フロラ ヤポニカ」なのです。

 植物以外にも「海草」や「鉱物」も採取していましたが、それ以上に「動物」も多く標本をヨーロッパに紹介しています。代表的なのは「世界で4体」しか剥製がない「ニホンオオカミ」の剥製で唯一国外にある「オランダ ライデン」にある「オランダ国立自然史博物館」に収蔵されているのが「シーボルト」が持ち帰った「ニホンオオカミの標本」だったりします。日本固有種の動物をまとめたのが「ファウナ ヤポニカ」。

 このように「シーボルト」は「日本固有種」を世界に広めましたが、この時に「間違い」や「ミス」のために「日本名」と「学名」が違っているのが存在しています。有名なのが「アカヒゲ」と「コマドリ」で「E.akahige」と「E. komadori」と逆につけられているのです。

 この展示では、このように「シーボルト」が世界に紹介した「日本固有種」を知る事ができますよ。

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話でしたのでこの方。「ベルギー国立博物館 天体室」の「学芸員」で「ブリュッセル・グリフォン」の「Chefille」の「コレット・アバック」さんです。「ラスコー展」を見に来た「リリア」さんと一緒に来た「コレット」さん。「日本の動植物」をヨーロッパに広めた「シーボルト」に関心なのです。ちなみに背景が「企画展 日本の自然を世界に開いた シーボルト展」の入り口なのです。

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「クロマニョン人」の残した芸術、「ラスコー壁画」を上野で見る。

2016年11月15日 | 博物館・科学館

 誰もが「落書き」をした事があると思います。多分それは「文字」を書く事ができる前から、「絵」を描いていたのではないでしょうか?「幼児」の頃から人は絵を描けますし、描こうとしています。では、昔の人たち。「原始人」と言われている人たちも絵を描いていたのでしょうか?今から約2万年前の「旧石器時代後期」に「クロマニョン人」よって描かれた絵が「フランス南西部」にある「ラスコー洞窟」にあります。コレは「世界遺産」となっている「ラスコーの壁画」なのです。

 今から約76年前の「1940年9月12日」に「穴に犬が落ちて」しまい、それを助けに入った子供4人が「穴」が「洞窟」でそこを探検していて「壁画」を発見。それを「学校の教師」に話、世紀の大発見となりました。「第二次大戦中」でしたが、この話題は多くの見物人を「ラスコー」に招きましたが、あまりに人が殺到したため洞窟は一時的に閉鎖されたのです。その後1948年に「道路・入り口・床・階段」そして「電気照明」が整備され再び公開が開始、さらに「1958年」には「空調設備」まで設置されたのです。しかし、これらの設備工事は「考古学者」などの学識人への相談・監修が一切なく進められていたのです。そしてそれらの結果、「洞窟壁面」に「緑」や「黒」、「白」のシミが発生。対処をしたのですが一向に効果は出ず、状況がやっと快方へ向かったのは「フランス政府」が「ラスコー洞窟」を「入場制限」してからでした。原因は「人間の吐く呼気」によって「バクテリア」、「藻類」、「菌類」が増殖し、「炭酸塩」が分解、沈殿し壁画が破壊されることだったのです。それ以外にも「空調施設」も原因の一つと考えられています。

 こうして1963年、「フランス政府」は「ラスコー洞窟」を閉鎖。現在は短時間かつ少数の「応募」により認定された研究者や科学者のみが入れる事が出来ます。ただ、「壁画」は完全に守る事ができましたが、「1日数百人」もの観光客が来ていた「ラスコー洞窟」付近の村は「観光資源」がなくなった事に多くの損害が出ますし、何よりも「旧石器時代」、「フランコ・カンタブリア美術」の「最高傑作」と言われている壁画を見たい人は多く、そこで「1983年」に「ラスコー2」という「レプリカ」が「オリジナル」の洞窟近くに作られたのです。そして「遠隔地展示用」の「ラスコー3」が「2012年」に「ボルドー」で公開。政府機関である「フランス間開発機構」により「世界巡回展」が開催され「パリ」、「カナダ」「U.S」と周り、2016年11月1日に「国立科学博物館 上野本館」にて「特別展 世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画」が開催されたのです。

 でもって、「かはく好き」な私、行ってきました「ラスコー展」。

 「人類文化」に関心があり、「絵」を描いている私。当然「ラスコー展」は興味がありましたからね。「2万年前」の人たちが見た世界」がどんな物か気になっていましたし、当然「おもしろい」ものである事も解ります。そんな期待で見に行きましたよ。 

まず会場へ入ると「イントロダクション」にて「ラスコー壁画」を描いた「クロマニョン人」がどんな人種だったのか?2万年前の環境が解説され「第1章 衝撃の発見。壁画の危機。そして閉鎖」と「壁画発見」から「閉鎖」を経て、現在の状況が「パネル」にて解説されています。

 そして「第二章 封印された洞窟を開く よみがえるラスコー」と「閉鎖」されてしまったラスコー洞窟。しかし見たい人が多く、また「壁画」も「人類遺産」として素晴らしいもの。多くの人に見てもらいたいとの事から「ラスコー洞窟」の「レプリカ」を作る事になり、その製作過程、「壁画の模写」。「3次元レーザースキャナ」による「100000ポイント測定」で作られる「洞窟壁面」の完全再現などの技術や方法を紹介。さらにはそのデーターを利用して「1/10ラスコー洞窟」が再現されており、立体的に「ラスコー洞窟」全体を把握する事ができます。コレは「ブロック毎」に分かれて、そのブロックに描かれている壁画が「洞窟模型」の台座に書かれているので、何処にどの壁画があるのか把握できるようになっているのですよ。

 「第三章 洞窟に残されていた画材・道具・ランプの謎」」では世界初公開となる「壁画制作」に使った「当時」の「オーク石」や「マンガン」、「線」を彫るための石器。「真っ暗」である洞窟内で作業するために欠かせない「照明」である「ランプ」が展示されています。「岩石顔料」が古代使われていた事は知っていましたが、ラスコーでの「黒」は「黒炭」を使用しているかと思いましたが「マンガン」だったんですね。それと、灯りですが、コレは「獣脂」を燃料とした灯りで、ススが多く発生し決して明るいものではありません。そんな環境下でも絵を描いていたのですよ。そうそう、「原始人」って「洞窟内」で暮らしていたイメージがありますが、実際は「野外」で生活しており、洞窟は「入り口付近」だけを利用していたようです。確かに「洞窟の奥」では「暗い」ですから「生活」するには不便ですよね。

 いよいよ「第四章 ラスコー洞窟への招待」。「ラスコー洞窟」を「精密複製」された「ラスコー3」を見る事になります。当然ココは「完全再現」ですから「壁画」は「実物大」。展示も「洞窟」を再現しており、壁画を見た瞬間「ラスコー洞窟」へ入ったような感覚。そして壁面にダイナミックに描かれた絵。ホント素晴らしい光景です。が、さらに楽しませてくれる演出がありまして、展示場内の照明が「1分30秒」で暗くなり「1分後」には明るくなります。その暗くなった時、「線画」が「ブラックライト」によって浮かび上がるのです。確かに「彩色」された壁画も素晴らしいですが、「線画」を浮かび上がらす事により、より何が描かれているか、何があるのかをはっきりさせてくれるのは、ホントに素晴らしい演出ですし、壁画に見入ってしまいますよ。

 壁画を堪能したら「第五章 ラスコーの壁画研究」にてさらに詳しい壁画解説がされます。「シアター」では「黒い牝ウシ・ウマの列・謎の記号」に関しての解説がされ、始めは「ウマの列」が書かれており、その後、別の人物が上から「黒い牝ウシ」を描いた事や、洞窟に入り絵を描いたのは「シャーマン」であり、何か術式的な意味があったのかも知れない事などを解説してくれます。

 「第六章 クロマニョン人の世界 芸術はいつ生まれたか」。こちらは「日本独自」の追加展示で「ラスコー以外」での「芸術」の歴史を紹介しています。展示されている多くは「彫刻」ですが、それでも「今から4万年前」くらいから「クロマニョン人」が「絵」や「彫刻」をしており、コレは「ネアンデルタール人」では見られなかった兆候なそうです。石器も高度な加工がされ、それに伴い、骨や象牙などの加工技術も向上していったようですね。実際に製作再現をした「動画」もあります。

 第一会場では最後となる「第七章 クロマニョン人の正体 彼らはどこから来たのか」ではパネルにより「クロマニョン人」の誕生を説明してくれます。コレで第二会場へ向かいます。

 「第二会場」では「第八章 クロマニョン人の時代の日本列島」。なんだかんだで「クロマニョン人」は「欧州」での話し。そこから極東に位置し、遠く離れた日本ではどうだったのでしょう?コレは気になるところです。基本的に「日本」には「原人」がいないので、「大陸から」の移動により土着したところから、根本的に違います。そして「日本の土壌」は「酸性」であり、「骨」や「角」、「象牙」などが残りにくい土壌ですので、その「加工道具」によって判断するしかありません。ただ、クロマニョン人と比較して「絵」「彫刻」「楽器」「ランプ」はなかったようで、「航海術」に「落とし穴」「磨製石器」は日本で発見されていますが欧州では発見されていません。コレは「地域的特色」部分もありますから一概に「どちらが優れている」という判断材料にはなりません。第八章が終われば「ミュージアムショップ」ですが、今回は展示が展示でしたからね「壁画」関連はありますが、その他はパッとしたものありませんでしたね…。

 ともあれ、「古代文化」であるため、展示自体の面白さは期待通りでしたが、それ以上に楽しめましたし、何よりも「ラスコー3」は壮観です。少しでも関心や興味があるのなら是非見てみるべきだと私は思います。ただ、「展示」の特性上「お子様連れ」には向いていませんが。

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話題でしたので、この方。「ベルジアンタービュレン」の「Chiefille」で「人類学」の中でも「古代美術」を専攻している「ベルギー国立博物館」の「学芸員」である「リリアーヌ・コラフェイス」さんコト「リリア」さんです。「古代美術」を専門としている「リリア」さん。「ラスコー壁画」の実物をいまだに見る事ができないようで、「ラスコー3」を見て…。ちなみに背景が「ラスコー展 「第四章 ラスコー洞窟への招待」の壁画「黒い牝ウシ・ウマの列・謎の記号」でして「線画版」の時なのです。

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県民の日特別投影「スーパームーン祭り!」

2016年11月14日 | プラネタリウム

 今朝から報道でも「68年ぶりの超スーパームーン」なんてワケの解らない事を言っていますね。そして誰もが「スーパームーン」と騒いでいるワリに何をするのか解らない状態なんですよね。ある意味「ハロウィン」に近い状態とも言えましょう。実際「スーパームーン」だからって、何かをするワケでもなく、「つい最近」に騒ぎ出した事ですからね、古来よりの行事なんてものも一切ありません。ただ、元が占星術からなので、「位置」によっては何かしら「星占い」には影響があるのかも知れませんね。

 さて、偶然にも今日は「埼玉県民の日」が重なりまして「久喜プラネタリウム」では「県民の日特別投影」としていつもと違ったプログラムが投影されました。それが「スーパームーン祭り!」なのですよ。

 「スーパームーン」が普段の月とどれだけ大きさが違うのかや、スーパームーンのおこる仕組みを紹介します。そして「子供投影デー」もありますので、後半では「お話」がされます。しかも今回は「毎回違う」のです。一投影目が「つきにのぼったうさぎ」でして、コレは「仏教」の説教からの出典なのです。二投影目は「オリオンとつきのめがみアルテミス」、その名のとおり「オリオン座」の神話の一つである「アルテミス」が「兄」である「アポロン」にそそのかされて「オリオン」を射殺してしますヤツですね。そして三投影目が「げっしょくとつきのおはなし」、内容はそのまま「月食」の話ですね。

 ただ、本物の月ですが、今日は関東では雨で見れないですよ。まぁ、「最接近」が今日であって、まだまだ大きめな月は見る事ができますので、明日の「スーバー十六夜」でも楽しむのも良いのではないでしょうか?

 それでは、本日の登場人物は「月」と言えばこの方「月の智霊 マルカ」の称号を持つ「天元界 気象制御管理省 三惑星管理室 東亜支局 東亜支局長 気象参謀」の「セルフィーヌ・マルカ・アクティナ」さんです。「ノリ」が良い「セルフィーヌ」さん「スーパームーン祭り」と聞いてハイテンションなのです。

 

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カリカリガーリックの食感が程好いです

2016年11月13日 | 食品

 今月4日から、「バーガーキング」の「期間限定メニュー」として「ガーリックチーズワッパー」が追加されましたので、バーガーキングが好きな私、食べてきました。

 実際に食してみますと、バーガーキング特有のチリソースにチーズのコク。それにカリカリのスライスガーリックフライが食感のアクセントになっています。ガーリックがかなり強いのでガーリック好きにはオススメですね。基本的に「においの強い物」が苦手な私は「ガーリック」はあまり好きではないんですよ。でもコレはそんなに後味が残らないので、一瞬「ガーリックが効いている」と感じさせてくれますが、それ以降は感じません。それよりも、「ガーリックスライス」の食感の方がカリカリで好ましいですね。それとガーリックですからね、結構疲れた体にも効きますよ。

 それでは、本日の登場人物はハンバーガーの話題に登場する確立が高いこの方。「カナダコーストガード」で「通信士」を勤めている「ニューファンドランド」の「Chefille」である「リュシェンヌ」さん。「バーガーキング」から新メニュー「ガーリックチーズワッパー」を食べた「リュシェンヌ」さん、そのカリカリガーリックの食感が気に入ったようですね。ちなみに背景が「バーガーキング」の「ガーリックチーズワッパー」なのです。

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「鳥」と「筑波実験植物園」

2016年11月12日 | 博物館・科学館

 植物園はその特性上「鳥」も結構いるのですよ。そんなワケで、11月5日から11月13日まで「筑波実験植物園」では「鳥の眼で見る自然展」が開催されています。

 現在、「筑波実験植物園」では「移入種2種」を含む「79種」の鳥が確認されています。植物園の特性上、様々な「えさ」となり、宿営する環境がありますから、鳥たちにしてみれば多少狭くても過ごしやすい土地であることは確かです。そして「生物多様性」の面においても「植物と鳥」との関係を紹介しているのがこの「鳥の眼で見る自然展」なのです。

 展示内容としては「教育棟」では「シジュウカラ」の「生体」と「植物園」での関係を紹介した展示がされており、実際に筑波実験植物園内で数多く見る事ができますし、その他でも「スズメ」や「カラス」に比べれば数は少ないですが、それなりに街中の木が多いところでも見る事ができる鳥類ですね。そのシジュウカラの生活と植物との関係がパネルにて紹介されています。実際に「筑波実験植物園」では「巣箱」を設置しており、そこに営巣した「シジュウカラ」を定点観察した経過、「シジュウカラの立場」から自然との関わりを紹介しています。

 そして、今回は「スタンプラリー」でも「クイズ」でもないのですが、「園内のここに注目」と「鳥の眼で自然を見るポイント」を「16箇所」掲示された園内マップ」も配布されており、その番号の場所にはそれぞれの見出しがあり、番号の場所へ行くと「解説パネル」により、回答のような解説がされています。実際その場所で植物ならある程度近い状態で見る事ができますが「鳥が関係」するとなると「そのとおり」に見えることはできない時もありますが、運良く見れると得した気分になりますし、実際にその状態を観察する事もできます。途中「鳥と縁の深い花」が「3箇所」寄り道的に紹介されていますので、こちらも見ておくとさらに面白いですよ。

 第二会場の「研修展示館」では1階が「鳥と植物はなかよし?」と「鳥と植物」の関係を紹介しています。特に「鳥」は「植物」にとって「種の媒介者」として重要な役割がありますし、鳥としても植物の「実」や「蜜」を得て、「もちつ、もたれつ」な関係を築いていますからね。「2階」では「植物園の鳥たち」として「筑波実験植物園」で確認された「79種類」の鳥たちがどの時期に見れるかを紹介したパネルの展示がされています。

 「生物多様性」の「網の目構造」をこれらを通して感じる事ができましたし、「鳥を見る」と「植物園」での楽しみをさらに増やしてくれる展示でした。

 それでは、本日の登場人物は「植物園関係」で登場している事が多いこの方、「命を見守り見届ける者」として「命の女神」の任に就いている「天元界 生物 運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さんです。「植物園」を「シジュウカラ」を通してみると「鳥類と自然の関係」が見えてくるのですよ。ちなみに背景が「第二会場 鳥と植物はなかよし?」の入り口なのです。

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今年は二の酉までだね

2016年11月11日 | 一般

 11月のお祭りと言えば「酉の市」ですね。今日が11月に入って初めての「酉の日」。つまり「一の酉」なのです。

 ここらですと「浅草 鷲神社」ですが、関東の本社は「埼玉県 旧鷲宮」にある「鷲宮神社」なそうです。そして、祀るのは「日本武尊」なのです。なんでも「武運長久、開運、商売繁盛の神」とされており、主に関東が中心として各地の「おおとり」神社で「酉の市」が開かれます。

 そして、「酉の市」では「縁起物」をいっぱい取り付けた「熊手」、「縁起熊手」が販売され多くの露店では「威勢よく手締め」をするのが「報道」でも見る事が多いと思います。

 「酉の市」は、初め農村での「収穫祭」として鷲神社に鶏をお供えしたのが始まりといわれ、そのお祭りから、次第に農作物、農具を売る市が立つようになり、江戸時代になると「縁起物」を飾った「縁起熊手」が売られるようになり、現代の形になりました。

 ちなみに「三の酉」まである年は「火事が多い」と言われていますが、これは特に要因的な物は無いようでして、俗説なそうです。まぁ「年末」を無事に過ごす為の「火の用心」的なようですね。

 なお、次の「二の酉」は「11月23日」の「勤労感謝の日」です。

 それでは、本日の登場人物は「お祭り」が合うこの方。「甘味」が大好きな「狆」の「Chiefille」で「女学生」の「瑠璃」さんです。「酉の市」へやってきた「瑠璃」さん周囲の賑わいにテンションが上がっています。

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