こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

日本は奥が深いです

2007年04月21日 | 博物館・科学館

 4月18日の「リニューアルオープンしています」で書いたように、「上野国立科学博物館」へリニューアルされた「旧本館」現「日本館」に行ってきました。しかも、今回はアスカちゃんも一緒です。ちなみにアスカちゃんは「5年以上」行ってなく久々と言う事なので、結構楽しみにしていたようですね。とりあえず、「常設展」だけの入場券を購入。この常設展の料金ですが、この度のリニューアルで「500円」から「600円」に値上りしたのです。でも、私としてはこの値上げした料金でも「安い」って感じます。だって、1日色々な物を見れて、「シアター360」は何回も見れますし。これで600円って安いですよ。ともかく、まずは「シアター360」へ。まぁ、これを一番アスカちゃんに見せたかったんですよ。だって、映像も内容も、素晴らしいのに知らないなんて人生ソンしているのと同じですから。ちょうど始まってすぐ後だったようで、誰も並んでおらず列の最前列で順番待ち。そこで、今回の番組と内容を一通り説明して、いざドームの中へ。上映作品は「生命(いのち」のきらめき」と「恐竜の世界 -化石から読み解く-」で内容に関しては4月1日のでレビューしてますのでここでは書きませんが、思ったとおり、「スゴイ!」と「もう一度みたいね」の当たり前の感想を貰って、いざリニューアルされた「日本館」へ、まずはエントランスホール。今まであった「肉食恐竜」の全身化石は無くなり、シンプルなロビー。でも、ドームの天井を見るとそこには「ステンドグラス」がしかも今日は天気が良かったので、そこから光が差し込んで綺麗でしたよ。二人でステンドグラスにしばらく見とれてから、1F南翼へ、ここは「自然をみる技」って事で「天文観察器具」に地震大国である事を実感させてくれる「地震計」、変動式の時刻をもっていた為に独自の発展をした「和時計」。それと「顕微鏡」が展示されていました。地震計の歴史についてってあまり見る事が無かったのでかなり新鮮でしたね。そして「北翼」の「特別展示」へ今回は「相模湾の生物 きのう・きょう・あす」で、相模湾についてなのですが、主に「昭和天皇」が収集した「ヒドロ虫類」に関する物が多かったですね。でも「相模湾」って世界的にも珍しい湾なんですよね。普通「湾」って結構「遠浅」な所が多いのですが、相模湾は場所によっては沖合い数百メートルで200mよりも深い場所があって、よく言う「ドン深」な海なのです、しかもその最大深度は約1600mで日本海溝も比較的近い所にあるので、深海調査のメッカなんです。相模湾侮れません。次は2Fへ行き南翼から。2F南翼は「生き物たちの日本列島」南北に長く、中緯度にある為四季の移り変わりがハッキリしていて、海に囲まれたこの国に暮らす独自に進化した様々な生き物たちの紹介です。それはもう植物から、昆虫、鳥、哺乳類までが紹介されています。「北翼」は「日本人と自然」。これは私達日本人の進化と生活の歴史ですね。入ってすぐには「日本列島の総在住人口は6億人」(だと思いました)と題された展示があり、これは縄文時代から現代まで日本人が日本列島に住んだ総人口数が6億人って事です。でも、日本ってその長い時間で6億人しか住んでいないのは驚きです。だって、今の「インド」の総人口以下なんですからね。あと、江戸時代から縄文時代までの生活見本の模型がスゴくリアルで驚きですよ。、そうそう、200年前のミイラが展示されており、それの解説映像は見物です。そして3F。ここもまずは南翼からです。ここは「日本列島の素顔」と題した展示がされており「日本列島」のスペックが入ってすぐに表示されています。日本列島には現在「約90000種類」の、哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、魚類、植物、菌類が暮らしているそうです。ここでは主に現在の生物が展示されています。独自に改良された「菊」と「金魚」は江戸時代に行われていた「バイオテクノロジー」なんでしょうね。そして「北翼」へ行く間に「鉱物資料」が展示されているのですがこれが結構面白んですよ。まぁ石なんですけど、宝石のように綺麗な石や、聞いた事も無いような不思議な物と新しい発見が多いです。そして「北翼」へここは「日本列島の生い立ち」のテーマで「南翼」が現在に生物に対してこちらは古代の生物達です。入って正面には「フタバスズキリュウ」の全身化石標本が展示されています。この「フタバスズキリュウ」は「ドラえもん のび太の恐竜」で登場した「ピー助」がそうですね。確かこの化石が発掘されたって話が劇中であったような気がしますケド。この展示会場。化石が展示されているからでしょうかヤケに空調が効いており結構寒く、集中して見れませんでしたよ…。アスカちゃんと「寒いね」って話して早々と撤退しちゃいました。まぁ、恐竜にはあんまり興味が無い物でこんモンでしょう?

 ともかく、日本って、意外と広いって言うか、生物が多く、多種多様って事が解りましたね。なんだが日本を見る目が変わった気もしますし。ともかく、「日本館」自体の細かな場所の装飾を見るだけも面白いですよ。昭和3年に着工し昭和5年に完成した「最後のルネッサンス調」の建物であるこの建物だけでも楽しめます。最後の締めはまた「シアター360」で。出口に向かう途中で「フーコー振り子」でついつい寄り道。この「フーコー振り子」って地球の自転を証明する実験で「振り子を一定方向に揺らし続けると自転の影響で揺れている軌道がずれていく」と言ったもので、東京ですと大体15分で約1度動くようです。それからミュージアムショップを見て、帰りました。今回は「日本館」だけでしたけど、「旧新館」現「地球館」まで見るとホント1日かかってしまいます。ゴールデンウイークに是非行ってみてはいかがでしょうか?

国立科学博物館

http://www.kahaku.go.jp/

シアター360 4・5月上映作品「生命(いのち)のきらめき」「恐竜の世界 -化石から読み解く-」

http://blog.goo.ne.jp/creatorworks/d/20070401

 それでは本日の登場人物は「博物館」でしたので「リリア」さんか「コレット」さん、それか「おばちゃん」こと「マリアノール」さんだと思うでしょうが、意表をついて「紗綾」さん。しかも学生ver.です。

2007_04_21

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大きなお口らしいです。 | トップ | 時間を越えたお話です。 »

コメントを投稿