こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

オリジナルのドライビングスーツにしましょ

2013年03月25日 | SUBARU

 「ドライビングスーツ」を今月の初めに購入したのは「こなここ」ブログでも書きましたね。でもドライビングスーツも「素」のままだとなんだか面白くないのでここは一つ「オリジナル」な仕様にしてみようと考えたのです。

 「オリジナル仕様」としてのコンセプトですが、「GRB」はコンセプトテーマが「ラリーのインフォメーションカー」で私の妄想として、実在はするのですが、あまり表に出ていない「SUBARU コースカーチーム」に属している事にしてますから、当然「ドライビングスーツ」もそのコンセプトにのっとり製作する事にしました。

 しかし、オリジナルでそういった仕様にするには「チームロゴ」などを刺繍などで入れなければなりません。当然「刺繍」となると自分ではできません。そこで思いついたのは「アイロンプリントシート」です。コレなら「インクジェットプリンター」で単色以外も製作できますし、イラストも可能。そして何よりも「自分でできる」のが良いですね。「アイロンプリント」も「ドライビングスーツ」は耐熱素材である「ノーメックス生地」を使用していますから、アイロンで「綿」などの設定温度帯である「高温」でも可能なのです。

 まず「アイロンプリントシート」をどれにするか?です。いぜんから「A-one製品」を使用しているのですが、「amazon」で「アイロンプリントシート」で検索したら「クイックアート アイロンプリントシール(プロ仕様)」なる物があり、価格も「A4サイズ 3シート入り」で「1800円+送料80円」と大変高価です。大抵のアイロンプリントシートはその半額以下で購入できますからね。でも「プロ仕様」に惹かれ今回はこちらを使用する事にしました。

 シートが決まったところで、次はドライビングスーツのどこになにを配置するかで、左胸に「コースカーチーム」と「STI」右胸には「Creator Works」、左肩は「STI」と「コースカーチーム仕様」の「エコロジーコーズリボン」右肩に「コースカーチーム アルテさん.ver」。背中にも「コースカーチーム」こちらはスペースがあるので大きなのを。そして、こういったスーツに必ず必要なウエスト、「ベルト」部分に「名前」と「血液型」。「STIロゴ」と「ベルト部分」の「名前」と「血液型」は「白の切り字」で「コースカーチームロゴ」は「単色」では無いので、長方形に。「Creator Works」ロゴは新規に「盾型」を制作。

 では、アイロンプリントシールに印刷しましょう。この「プロ仕様」は「アイロンプリントシート」に「カバーシート」をアイロンで付けるタイプでして、通常のこのタイプに比べ一手間かかります。材質は「ウレタン」で柔軟性があり、「アイロンシート」は白色でそれなりの厚みがあるので「黒」などの「濃色」でも下地が透けないようになっています。当然耐水性も高く、洗濯の耐久性もメーカー公表で「50回以上」は平気らしいです。実際に触ってきても「柔軟性」があり、しっかりした厚みがあるので、耐久性は高そうです。しかも「140℃程度」で圧着できるので「ナイロン」でも可能なそうです。ともあれ、「切り字」から始めます。

 「切り字」はプリントする「文字」を「カバーシート」の裏面、「QuickArt」とグレーの文字で印字されている方に「プリンター」で印刷します。「カバーシート」に印刷する文字は切り抜くための輪郭が分かればいいので、インクの節約や時間を考え輪郭だけ、つまり「白抜き文字」で印刷します。つぎに「カバーシート」と「アイロンシール」をアイロンを「中温(140~160℃」にして、軽く力をこめて一箇所5秒ほど熱を加え貼り合わせます。今回は「白」の「切り字」ですが、「アイロンシール」に「文字の範囲分」を「ベタ」で色を入れれば、その色の切り字にする事が可能です。熱圧着したら、文字の「輪郭」に沿ってカッターで切っていきます。そして、切り抜いた文字のアイロンシールの裏紙を剥がして、文字をバランスよく並べたいのですが、これが結構難しいので、文字の部分だけ「アイロンシール」の裏紙を剥し、切り抜いた用紙にはめ「台紙」として使えばキレイに文字を並べる事ができます。この時、切り抜いた方は「裏紙を剥してはいけません」のでご注意を。同じように「中温」に設定したアイロンで布へ軽く押し付け文字の部分を仮に貼り付け、「台紙」を撤去して、本貼り付けをして、最後は「カバーシート」の紙を剥し、「仕上げ用紙」で再度熱圧着すれば完成です。

 注意点としては「切り字」はあまり「小さい」のや「細い」「フォント」でやるととても大変ですし、難しいので、なるべく単純で大き目の文字でやりましょう。

 「プリント」では「プリントシート」に「正象」でプリントし、「EPSON」の「プリンター」でしたら「普通紙」で「きれい」に設定してプリントします。ここで「はやい」にしてしまうと「印刷」に「ムラ」ができますので、必ず「きれい」でおこなってくださいね。プリントしたら「カバーシート」をアイロンで「切り字」と同じように熱圧着します。そして「アイロンシート」の裏紙を剥して「1箇所5秒」を2回して完成です。ただ「イラスト」で「アイロン」よりもシート部が大きな場合はじりじりと動かし「5秒以上」熱を加えるようにすれば大丈夫です。最後は「仕上げ用紙」でまた熱圧着して終了。

 「カバーシート」を「プリントシート」に熱圧着したとき、温度が足りていないと、カバーシートの剥離紙にカバーシートがくっついてしまう事がありますが、その時は、剥離紙を元に戻して、その部分を重点的にアイロンを当てます。それと仕上げ用紙の時もそうなのですが、あまり冷めすぎると剥離紙や仕上げシートに付いてしまうので、温かく、触っても大丈夫な程度の温度で剥した方がうまくいきますよ。仕上がりはさすがに「プロ仕様」だけあり、結構本格的っぽい仕上がりですね。まぁ、手間や技術もそれなりに必要ですから当たり前でしょう。

 今ではこのように「PC」と「インクジェットプリンター」を使って自宅でできますが、1990年代後半の時には、「アイロンプリントシート」は「東急ハンズ」でないと売っておらず、プリントもいちいちプリントショップで「カラーコピー」を「左右反転」でしてもらいアイロンで転写した物です。その当時の「アイロンプリントシート」がこの「クイックアート」の製品だったんですね。今回使っているときに「昔こんなことしたなぁ」と思い出しましたよ。

 とりあえずコレで「メーカロゴ」などを貼り付けましたが、意外とこの「アイロンプリントシートが使えるのでもう少し遊んでみようと思います。

 それでは本日の登場人物はこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。アイロンプリントシートで自作したドライビングスーツに感心なのです。ちなみに背景が今回施工した私の「ドライビングスーツ」なのです。

2013_03_25

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