こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

見ると国立公園へ行きたくなる

2020年09月26日 | 博物館・科学館

 「国立公園」正直、公園と言いつつ、決まった範囲がハッキリしていない感じもしますし、範囲も広い。なんだかよく分からない場所?みたいなイメージがあるかもしれません。そんな「国立公園」に関する「企画展」が「国立科学博物館」にて開催されています。

 しかも、この展示はコロナ禍の影響で、「特別展」が中止となった為「特別展示室」で開催されているのです。そんなワケで豪勢なスペースの使い方と、企画展示室では置ききれなかった物が展示されていると思われるものもある感じで、ゆったりとした環境で見る事ができます。

 さて、「国立公園」。この展示では基本的には「国立公園」の紹介なのですが、全国で国立公園っていくつあるかご存じでしょうか?全部で34か所あり、北は北海道から南は沖縄までと、「日本の自然を象徴する景観や生物多様性」を国が指定し、保護管理している場所の事で、「昭和9年」に「瀬戸内海」「雲仙」「霧島」の3か所が指定され、当時は主に「火山地帯」が多かったのですが、その後、湿原、海洋まで広がり現在形になったそうです。

 展示では「34か所」の国立公園、それぞれの特徴がある動物、植物、岩石。鉱物を「大地」「水」「命」の3つのテーマにして自然史標本と共にパネルで解説しています。特に「植物標本」は「押し花」が通常なら多いのですが、今回では「アクリル標本」が多く生息時の姿を多く残したままの姿を見る事ができます。また「4K映像」を使用した空撮映像はとてもキレイで、国立公園の環境の魅力を伝えてくれます。シアターコーナーでは大画面4K映像は全部で30分なのですが、時間を忘れて見入ってしまうほど。

 そんな映像を見ていると、行ってみたくなりまして、東京からですと一番近い国立公園は「富士箱根伊豆」か「秩父奥多摩甲斐」ですかね。関東で考えれば「日光」もありますし、少々遠くはなりますが「尾瀬」や「南アルプス」「上信越高原」なんてこれからの「紅葉の時期」は良いでしょうね。

 国立公園について、知ってみませんか?

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話でしたのでこの方。「ベルギー国立博物館 天体室」の「学芸員」で「ブリュッセル・グリフォン」の「Chefille」の「コレット・アバック」さんです。「日本の国立公園」を紹介する企画展。その美しい映像にまた日本へ行きたくなってしまう「コレット」さんなのです。ちなみに背景が「企画展 国立公園 -その自然には物語がある-」のエントランスなのです。

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