こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

植物の世界を知ってみましょ?

2021年07月21日 | 一般

 植物、私たちの身近にあり、普段から見かける事が多く、逆に見かけない事はないとは思いますし、何よりも「光合成」により「酸素」を生み出す唯一の生物でもあります。

 そんな植物の世界を紹介しているのが、現在「国立科学博物館 上野本館」で開催されている「特別展 植物 -地球を支える仲間たち-」なのです。

 この展示では「標本」はもちろん「模型」や「動画」、「インスタレーション」を使用して植物の世界を紹介しています。

 植物は「光合成」を行う事により有機物を自ら作る事ができる事により「食料を探し回る」事が必要ないため、発芽した場所から動かなくても済む事ができるようになりましたが、周囲の環境から逃げる事ができなってしまったのです。その為様々な環境を利用し、周囲の生物を使用したりして生きていっています。また、感覚も以外と優れており、重力を感じ、逆さにしても空に向かって伸び、太陽光のある方へ葉や体を向ける事も出来ます。そして一部の「オジギソウ」などは「葉」を動かす事も出来ます。さらに、コミュニケーション能力も持っているのです。これは、「キャベツ」を例にすると、アオムシに食べられると、アオムシの天敵である「アオムシサムライコマユバチ」というアオムシの体に卵を産み付けるハチを呼び寄せる「ニオイ」を出すのです。そのニオイは周囲のキャベツも感知し、同じようにニオイを出して防衛する事をするようです。

 また、極度に大きな、または小さな植物や過酷な環境に生息する植物たちも紹介しており、世界一高い「セコイアメスギ」(ハイペリオン)は高さが115mにもなり、「メキシコ」にある「トゥーレの樹」は何と幹回りが36.2mもあるのです、その他「世界最大の実」である「ジャックフルーツ」。そして「世界一大きな花」である「ラフレシア」や、世界一大きな「花の集まり」として「ショクダイオオコンニャク」が精巧な「3D」モデリングにより模型が作られています。これは以前「筑波実験植物園」で開花したショクダイオオコンニャクを精密な3D計測をして作られた物なのです。

 また様々な気候や環境の地で育つ植物に、植物のDNAに関するコーナではエンドレスに「花の遺伝子ABC」なる歌が流れており、なんだか洗脳ソング的な状態に…。

 普段は見る事、知る事が無い「植物の表を裏の顔」なんてのも紹介しています。

 さらに、第二会場へ続く通路では「ショクダイオオコンニャク」の「ニオイ」も化学合成により再現したものが体験できます。実際に嗅いでみたのですが、そんなにキツイような香りでは無いですが、それでもいい香りとは言い難い独特の香りでしたよ。

 夏休みに向けた特別展だけあり「子ども」を対象にした部分もあり、余り深い感じはありませんが、それでもこのような大規模な「植物」に関する展示はまずありませんからね。

 身近な「植物」に関して、少し知ってみませんか?

 それでは、本日の登場人物は「植物」な話ですのでこの方、「命を見守り見届ける者」として「命の女神」の任に就いている「天元界 生物運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さんです。植物の特製に興味を持ち、生物関連、運脈に興味を持った「アルセレート」さん、やはり「植物」を主題としたこの「植物展」は気になったようで…。ちなみに背景は「特別展 植物 -地球を支える仲間たち-」の会場の一部なのです。

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