こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

スニーカーとして14年も使えたなら十分でしょ?

2021年07月05日 | 一般

 土曜日の事ですが、ここ最近の雨続きで、「サロモン ウルトラX」もさすがに浸水しかなり湿気った状態になってしまったので、代わりの防水系のクツがないかと探していて、フト思い出したのが「アディダス GSG-9.2」。

 これは「アディダス」がGSG-9(Grenz Schutz Gruppe-9、ドイツ連邦警察警備隊 第9グループ)と呼ばれる「対テロ特殊部隊」用に作ったタクティカルブーツなのです。その性能はどんなモノかと言いますとアッパーは通気性を保ち、高い防水機能を有する「ClimaProof」、踵部分には衝撃吸収と着地安定性を高める「adiPRENE」衝撃吸収ゾーン、インソールには「ORTHO LITE」ライニングを使用し、匂いや蒸れを抑えてくれます。アッパー部には天然皮革を使い、アウトソールはゴム製で「TRAXION」を使いどんなグランドコンディションでもしっかりグリップしてくれるのです。アキレス腱の辺りはソフトな素材を使い足首の曲げ伸ばしが容易にできるようにもなっているのはさすがスポーツアパレルメーカーが作ったってとこでしょう。

 その防水性は高く、雨の日に1日中履いていても全く中が濡れる事がなく、防水トレッキングシューズを仕事用で履く以前は雨の日に履いていたものです。それと、モーターサイクルでも雨の日に履いていましたから、ある意味長靴のような使い方をしていたのですよ。

 そんな経緯もあって、また大雨になると予報が出ていた土曜日に履いて出勤したのです。まぁ結果的には世田谷区では雨が10時くらいで止みその後日中は降る事はありませんでしたけどね。

 ともあれ、多分ですが3年ぶりくらいに履いたので、さすがにそろそろソールが危ないかな?と勤務先に到着時に見てみると、母指球辺りのソールが剥がれてきている感じが…。

 今どきのクツって革靴もそうなのですが、ソールとアッパーの接合には「接着剤」を使用しているのですよ。高級ハンドメイドの革靴はさすがに「縫い付け」でしょうが、多くの革靴もそうですし、スニーカーも接着です。なので、ある程度の年数が経つと、接着剤が剥がれてくるのですよ。いくらアッパーやソールがまだ使えるような状態でも、ソールの接着剤が剥がれてしまったら終わりです。また、ソールとアッパーを市販の接着剤で接着しても2.3回履くと剥がれてしまい、結局はダメになってしまうんですよね。

 そんなワケで、剥がれないと良いなぁと思いつつ勤務をして、外回りの最後の1件を終えた時についにソールがつま先辺りから剥がれてしまいました…。とりあえず事務所に帰ってから、見栄えは悪いですが、セロテープでグルグル巻きにして帰宅。

 当然ながら、ソールが剥がれてしまったので、GSG-9.2はお役御免となりました。

 いつから使っているか、こなここブログで過去記事を見てみたら「2007年8月17日」で履いた時のレビュー記事があったので、約14年使っていたって事になりますね。スニーカーとして14年も使えたのなら十分な年数だと思いますし、寿命でもあるでしょう。ホントご苦労様でした。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「フランス陸軍 斥候部隊」に所属し、階級は「Sergent(二等軍曹)」で「ブリタニー」の「chiefille」である「アンリエット」さん。上官が愛用していたブーツがダメになってしまったとの話を聞いて…。ちなみに背景が私が使用していた「GSG-9.2」なのです。見事にソールとアッパが分かれてしまっていますね。

コメント
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