こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

「ネオパン100 ACROS」が復活だね。

2019年06月11日 | 一般

 写真を趣味とした人なら使ったことが多いと思われる「フジカラー ネオパン」。

 今はデジタルカメラ、そもそも「カメラ=携帯のカメラ」な図式が一般的になってきていますが。ともあれ、現代は「CCDセンサー」等を利用した「デジタル」が主流となっていますが、昔は写真と言えば「フィルム」ですからね。

 写真を趣味にする人は「フィルム」にもこだわったもので、「サクラは赤がキレイに出る」とか「コダックは黄色が強い」など各メーカーでもフィルムの特徴があったりしたので、それをどのシチュエーションで使うとか、自分にはこのフィルムが合うとか、こだわりがあったものです。

 そんな中、「白黒フィルム」の「スタンダード」としてあったのが「ネオパンSS」。価格もそんなに高くはなく、粒子もキレイで入手しやすかった面もあり、「コダック トライX」と人気を2分していたのですよ。

 実際私も「F401S」で使った事があったりしますが、白黒は光の加減とかが難しいですね。それと私は「資料」として使うのでやはりカラーの方が適していたのもあり、そんなには使いませんでしたがね。

 そんな「ネオパン」ですが、昨年の秋に「原材料の入手困難」や「フィルムの需要低下」から販売終了になりました。が、やはり愛好家が多く、そして現在「SNS」で「自分は人とは違う」とかインパクトの点で活用するのが多くなったようで、「ネオパン100 ACROSII」として復活することになったのです。

 「ネオパン100 ACROS」での原材料が入手困難になった部分は代替品の開発、生産工程の見なおし「アクロスII」が生産可能になったそうです。

 「アクロスII」では「Super Fine-Σ粒子技術」を採用することにより、ISO感度100の黒白フィルムとして世界最高水準の粒状性を実現。さらに「アクロス」と比較してハイライト部の階調をメリハリのある設計とし、立体的な階調再現が可能に。世界最高水準のシャープネスにより、被写体の輪郭を強調した画になるようです。

 なお、販売は今年の秋からの予定なそうですよ。

 それでは、本日の登場人物は、「カメラ」な話でしたので、この方。「イタリア フィレンツェ」で「観光カメラマン」をしている「スピノーネ・イタリアーノ」の「Chiefille」である「フェイデリカ」さん。仕事では「デジタルカメラ」を使っていますが、やはり個人の作品用としては「フィルム」も使用しているようでして、「ネオパン」の復活に…。

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