こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

昆虫は苦手ですが、コレは圧巻です。

2018年09月04日 | 博物館・科学館

 夏休みが終わり、学生さんたちも学校が今日から平常運転になったと思います。夏休みが終わると「科学館」や「博物館」は「夏休み用企画」が終了し、そして、平日でも落ち着いて見る事ができる時期になったワケですよ。

 そんなワケで、「国立科学博物館 上野本館」へ行ってきました。夏季の特別展である「昆虫」を見に。

 正直私はそんなに「昆虫」って好きじゃないんですよ。まぁ子供の頃は、親戚の家が山梨県の山間部にあり、都市とは離れた場所でしたので、結構昆虫が多く、「カブトムシ」や「クワガタ」は当然。「オニヤンマ」、さらに「オオムラサキ」までいましたからね。それなりに虫取りもしましたが、必死になるまでではなかったですよ。

 なので、そこまで「見たい」とも思っていなかったのと、開始が「7月13日から」と、夏休みも近く、勤務先の休日とも合わなかったので、「夏休み明けで良いや」と思い、本日行く事にしたのです。

 内容としてはやはり、昆虫の生態から始まり、多様性に生態。それから「能力」に昆虫採集の道具、標本の作り方に標本回廊という構成。

 昆虫、「チョウ」や「ハチ」、「クワガタ」の巨大精密模型があったり、さまざまな昆虫が標本で紹介され、とんでもない形をしている昆虫。特に「ツノゼミ」類の形の変さは格段ですよ。哺乳類ではあまりトンでもない姿をしたものは絶滅してしまっているのが多い中、ツノゼミなどはそれなりに繁栄しているのですからね。しかも、その変な形にどのような意味があるのか、いまだに不明なんですから。それと「モルフォチョウ」や「タマムシ」のように「美しい昆虫」も数多く紹介されています。

 昆虫の能力はやはり種類が多いだけあり、さまざまな能力を持った昆虫がいますからね。私個人的に面白いと思ったのが「昆虫が人間大だったらどうなる?」というのもで、子供向け図鑑では、「昆虫を人間大にしてその能力と例える」のがありますが、実際はどうなのか?と言うのを検討したのがありますが、やはり結果的には「人間とそんなに変わらないか劣る」というコト。例えば「外骨格」と「内骨格」の差が大きく出て、「筋肉」は「量が10倍増えるとだせる力は1000倍」になるのですが、重さは1000倍になってしまうのです。人間と昆虫では「筋組」の基本原理は同じなので、結局は人間とそんなに変わらない結果になり、しかも「外骨格」の昆虫は、ヒトのように筋肉を増やす事もできないのですから、そこから生活もほぼ同じようでありれば、昆虫人間の影は薄く、自然消滅するでしょう。

 「標本回廊」は「所蔵」されているコレクションからいくつかのコレクションを抜粋して持ってきるのですが、それがもう壁面、高さ3m近くの場所まで標本棚で埋め尽くされており、その光景は圧巻されますよ。

 映像系は今回は「3D昆虫」と「CT」による全体画像から3Dデータを製作し。その精巧さには驚きます。たが、その十数種類から選ばれた昆虫をランダムで紹介しますが、特にデータが無いので、あまりパッとした感じではなかったですよ。

 そして「第二会場」へ行く通路には「ジャポニカ学習帳」が!「ジャポニカ学習帳」の表紙には世界の珍しい昆虫を採用したのも結構あり、懐かしさを感じる事ができました。

 ともあれ、私は昆虫がそんなに好きではないですが、やはり「知る」事によってまた違ったイメージを持つことができましたよ。まぁそんなに好きじゃないのは変わりませんが。

 それでは、本日の登場人物は、この方。「博物館系」の話題ですから、当然「ベルギー国立博物館」。「化学・科学館会場職員」である「ブラッド・ハウンド」の「Chiefille」、「二ノン・グリュミオー」さんです。夏休みも終わり、落ち着きを取り戻してきた「博物館」。少々余裕ができてきた「ニノン」さん、夏季の特別展「昆虫」を見てみる事に。ただ「ニノン」さん、昆虫は苦手な方ですが、標本回廊の標本数には圧巻されたようで…。ちなみに背景が「特別展 昆虫」の「標本回廊」なのです。

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