こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

妖怪絵巻物展だねコレは。

2016年07月18日 | 博物館・科学館

 気になっていた「江戸東京博物館」にて開催されている「特別展 大妖怪展」へ行ってきましたよ。

 そもそも、「精霊」だの「魔女」だのを描いている私ですから当然ながら「妖怪」にも興味はあるのですよ。私としては「妖怪」は「一種の精霊」だと思うのです。「付喪神」も「物が化けた物」ですから「物から生まれた精霊」とも考えられますし。それと、昔から「人」は「擬人化」が好きだったってコトでしょう。「付喪神」も「物を擬人化」させて、おどろおどろしく描いた物と思えませんか。

 ともあれ、そんなワケで、行ってきたのですが、まぁ「夏休み前」と言う事でしょうか、「近場で安く」なようで、かなりの混雑ぶりで、「江戸東京博物館」は「9時半開館」で、私が到着したのは「9時10分」と早めに到着してしまったのですが、それでも200人近くは並んでいたのではないでしょうか?場所柄上普段はあまり子供を見ないのですが、「大妖怪展」のキャッチコピーが「土偶から妖怪ウォッチまで」と子供受けする「妖怪ウォッチ」の名前が出ていますから、それ狙いなんでしょうね、

 実際に見た感想ですが、正直「妖怪絵巻物展」ですね。確かに「妖怪」が描かれた「掛け軸」や「巻物」が展示されていますが、描かれている「妖怪の名前」は殆ど紹介されておらず「天狗」や「牛鬼」程度でその他は殆ど触れられていません。それに「巻物」ですから「全部」を公開する事ができず、「一部」とかなり中途半端な状態になってしまっていますので、解説に「初めは何々が描かれ、最後にはこうなっている」と書かれていても見えないので実感が湧きませんので、とても中途半端なんですよ。そして最後に「妖怪ウォッチ」のコーナーがあり、「大型フィギュア」と「初期デザイン画」が展示されていましたが、お子様たちにとってもそんなに満足できるような感じではないと思えましたよ。

 やはり、私としては「妖怪」な話でしたら「水木センセイ」は欠かせないのですが、今回は全くでしたね。2004年に開催された「大水木しげる展」の方がよっぽど「妖怪」していますよ。それに「妖怪に関しての考察」があり、ただの作品解説ではない「背景」もありましたからね。

 この「大妖怪展」は「民俗学」的な観点は一切無く、「国宝」や「重要文化財」などの「美術品」としての「展示」でした。

 それでは、本日の登場人物はこの方。魔女として迫害を受けた人々が「精霊世界」へ亡命した人々が治める「神仙自治州」に住む「水の魔女」で現在は「天元界 気象制御管理省 第三惑星 東亜支局 現地観察員」として「東亜地域」を観察ついでに旅している「ルーティー・ウィリス」さん。「魔女」であり「精霊世界の住人」でもある「ルーティー」さん。やはり「妖怪」には興味があるようで、行ってみたのですが…。ちなみに背景は「大妖怪展」のチラシなのです。

コメント (2)
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