こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

「航空機全般」と言うよりは

2012年01月26日 | 博物館・科学館

 なんとなく「航空機」について知りたくなったので、「千葉 成田空港」に隣接している「航空科学博物館」へ行ってきました。

 ともあれ、成田へは初めて行ったのですが、遠いですね。ウチからですと道のりで約90kmですからね、モーターサイクルでも2時間程度、クルマでしたら3時間はかかる距離ですね。

 さて、そんなことでやってきた「航空科学博物館」ですが、駐車場は「平面」で半分は舗装されており、もう半分は砂利。駐車料金は「無料」なようで、キャパは60台程度。博物館とはほぼ隣接している位置にありますので、そこそこ便利な感じです。到着して。建物の方を見ると、後ろには飛行機がランディングしているじゃないですか。「A滑走路」が近いので、こうして近距離で見ることができるのですね。そして、屋外展示されている航空機も見えます。そこには「YS-11 試作1号機」を始め、小型機やヘリが全部で20機展示されているのです。ただ「体験装置付」は搭乗するのに有料となるようですね。エントランスへのアプローチには「朝日新聞」で使用されていた「朝風号」が展示されており、その横を通り入館します。入り口には、「R-3350」「ハ-50」「マーリン」の3種類のエンジンが展示されていました。この「航空科学博物館」は「JAF優待施設」でして「JAF会員証」をカウンターで掲示すると「入館料」が「2割引」になりますので、「大人」でしたら「400円」にて入館可能となりますよ。ちなみにエントランスは「ミュージアムショップ」があり、さまざまな「旅客機モデル」と「エアライングッズ」が販売されています。搭乗ゲート風の門をくぐり、館内へ。そこですぐの所に無料体験できる「747-400大型模型操縦体験」と「DC-8 フライトシュミレーター」に有料の「747 セクション41ツアー」の参加受付があります。私は「DC-8フライトシュミレーター」に参加することにしました。なお、格スケジュールは現地にて確認してくださいね。

 「DC-8フライトシュミレーター」体験ですが、コレ操縦体験ができるのは2名だけで後はそれを後ろから見ているだけでして、「フライトシュミレーションができる」ではなく「フライトシュミレーターに乗れる」と思ってください。時間になると、この「DC-8シュミレーター」の解説がされまして、このシュミレーターが「当時」で「3億円」するもので、「DC-8」が引退し使わなくなったのを「寄贈」してもらったようです。ちなみに現在の最新シュミレーターは「1機 20億円」するそうですよ。まぁ実機よりかははるかに安い金額ですが、それでも途方も無い金額ですね。そんなこんなで乗り込みますが、ドアも「キャビンアテンダント」の訓練用として使っていたものでコレは「DC-10」のだそうです。それでも開閉は結構迫力があります。フライトシュミレーター内部はかなり狭く「マイクロバス」程度の幅しかなく、座席も2列が2列と実物の客室内部とは違く「コックピット」にあわせた作りに鳴っているのです。旅客機のコックピットは並列2座式で、主・副パイロットの両方が全ての操作ができるようにスイッチ類の配置をしてあるので、狭くなっているということです。そしてフライトシュミレーター体験が始まります。正面映像は各シートの背面にモニタが設置されておりそこから見え、コックピットからは大型モニターで見ることができます、また、横の窓もモニタでできており、そこから風景を見ることができると少々凝った作りになっているのですが、内容がまぁ、さすがにホントにシュミレーターを使ってってワケには行かないようで、「小型機」で撮影した画像に合わせて動くだけと、しかも一連のフライトではなく、途中編集されているので、なんだかあまり面白くはなかったですよ…。ちなみにこの映像は2種類あり、「羽田」から「成田」までの「東京湾岸フライトコース」と「成田」から「犬吠埼」を通り、また「成田」へ戻る「成田空港フライト」があります。以前、改装する前の「かはく」には完全に操縦体験ができる「フライトシュミレーター」があり、そちらの方が楽しかったですよ。まぁ今は無いのでなんともいえませんが…。

 シュミレーター体験を終え、館内を見ることに。順路通りに進み「西棟」に入ると「747-400」の1/8という大型模型が油圧ジャッキに支えられ展示されており、コレには圧倒されますよ。そして正確にできていますから、本物を遠くから見ているような錯覚も感じられます。その他は、「着陸脚」である「ギヤ」や「エンジン」「コックピットモデル」や「機内モデル」があり「747」のことを大まかに知ることができ、大きさを実感することもできますよ。それと制服も少し展示されていましたね。それから2階へ行くと「旧軍」の戦闘機、名前などの表示が一切無いのでわかりませんが、その操縦席モデルと「超音速実験機 XS-1」のコックピットモデルがあり、これは実際に乗り込むことができますが、どちらも快適性は一切考えていませんから狭いですね。

 その他は。航空機モデルがあったり「成田空港」のミニチュアがあったり。そう言えば一つだけ面白かったものが、「航空騒音を体験」できるのがあり、それは結構楽しめました。ただ、防音設備された個室に入るので、今日みたいに空いているときでないとできません。それに結構外からの視線があったり…。それと展望塔はさすがに眺めが良いですね「スカイツリー」も見えるようですが、今日はほんの微かにしか見えませんでしたけど、旅客機は思う存分見れますよ。

 と、まぁ、「航空科学」というよりは「旅客機」を近くで見れる。といった感じで「飛行技術の発展」や「仕組み」は「所沢航空発祥記念館」の方が楽しめますね。

それでは、本日の登場人物はこの方、「ベルギー国立博物館」で「機械工学」の「学芸員」をしている「スキッパーキ」の「Cheifille」である「ブランディーヌ・デュラン」さん。ちなみに背景がその747-400の大型模型でして747の大きさを実感ますよ。ちなみに「ブラン」さんが着ているのは「ボーイングエアトランスポート社」の制服(だと思いました)です。

2012_01_26

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