中国は脅威か

今日、中国の投資環境等のセミナーに参加しました。

中国の人口は既に、１３億を超え、数年後には、ドイツや
日本を抜いてＧＤＰでも世界２位になる、とのこと。

隣に大変な大国が出現するのですが、これは日本にとって
脅威なのか、機会なのか。

現在は、半導体等の部品を日本から中国へ輸出し、中国で
組立て、完成品を世界に輸出する構造です。

知的財産権の問題もありますが、いずれ、中国も日本に劣
らない高度技術を身に付けて行くでしょう。

そうなると、２次産業では、中国にかなわなくなる日が来
るかも知れません。

サービス業やＩＴ産業は米国に強みがありますが、そうな
ると、日本の位置づけが半端になりますね。

人口減少で高齢化していく日本ですが、このまま、相対的
に地位が低下し、単なる東洋の島国になってしまうかもし
れません。

それで良いという人も入るでしょうが、私は、新たな成長
産業を日本で育てていきたい、と思います。

エコ、環境、エネルギー、食の安全などキーワードはある
んですが、これらの分野で世界のリーダーシップを取れる
国になって欲しい、と強く思います。

敗戦から復興した日本。今は、第二の創業の時代に入って
いると思います。
頑張れニッポン！そう思わずにはいられません。