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THE BASS BOATS.

2017年04月11日 | Bass Fishing

僕の趣味のひとつ、「バスフィッシング」の最高峰。

それがバスボートというバスフィッシング専用ボートでのスタイルです。

バスフィッシングはアメリカで生まれたものですが、

個人で楽しむ遊びの釣りを超えて、スポーツに昇華したきっかけが

BASS TOURNAMENT(バストーナメント)の発足です。

バストーナメントの歴史はバスボートの歴史でもあると思います。

高い機動力と釣りがしやすいフラットデッキ、低い喫水。

「誰がビッグバスを釣るのか?」を競うプロトーナメントでは

200馬力オーバーで湖を駆け巡るためのボートの機動力が不可欠なのです。

そしてクルマのメーカーがたくさんあるようにボートメーカーもたくさんあります。

その中でも比較的メジャーなメーカーというのがあるのです。

 

■Ranger Boats レンジャー

キング・オブ・バスボート。

かつては選手だったレンジャーマンこと、フォレスト・ウッドが興したメーカーです。

堅牢な構造、広いビーム、静止時の安定性など、バスフィッシングのための性能が

高いバランスで優れているメーカーで、多くのプロフィッシャーマンの愛艇です。

どの時代のモデルでも“一生乗れる!”といわれるほど、頑丈です。

ガンネルを引っぺがすと、その堅牢な造りの一端が垣間見れます。

それゆえにか、走りは二の次。

通称“レンジャー・アタック”と呼ばれる波超え後の衝撃や水かぶりはもはやキャラ。

愛すべきバスフィッシング・ボートです。

僕は2000年のシカゴのバスマスターズ・クラシックで選手のレンジャーに同船しました。

マリーナ内でエレキも踏ませてもらった♪(というかリグってる間、ボートが流されるので踏んでてくれと頼まれた)

クランクベイトの神様、デヴィッド・フリッツ、強豪スキート・リースのほか、

我らが日本人選手の清水盛三さんら多くのプロが乗ってます。

↑スキート・リース

清水盛三

 

■SKEETER Boats スキーター

レンジャー同様、安定感が高くステアリングレスポンスも抜群。

やはり多くのプロが乗る人気ブランドです。

ベスト・バスボートにスキーターの名前を上げるプロも多いです。

乗った感想は“素晴らしい安定感”のひとこと。

走破性も抜群で釣り向けの機能も充実していると思います。

このボートに乗って、怖いと感じたことは一度もないです。

僕の憧れ“ザ・マシーン”こと、ディーン・ロハスなんかが乗ってます。

↑ディーン・ロハス

 

■NITRO Boats ナイトロ

アメリカの大手バスフィッシング ショップチェーン「BASS Pro Shops」の

ボート部門が送り出すハイレベルなバスボートです。

トッププロ、ケビン・ヴァン・ダムや“神様”ことリック・クランが乗っているボート。

僕も乗ったことありますが、すごいボートです。

なんというか『すごくラク』という感想。大きな湖が多いアメリカらしい設計だと感じました。

乗ってるときの“無敵感”はハンパないです。

↑リック・クラン 

↑ケビン・ヴァン・ダム

 

■TRITON Boats トライトン

 確かRanger Boatsのエンジニアが独立して興したメーカーだったと…

(すみません、曖昧な記憶です)

やはり高い安定感を持ちながらも、ハイスピードで走れて波切りも優秀。取り回しも抜群!

とても優等生なボートです。19、20、21フィートに乗ったことがあります。

スーパーマリオことベテラン、ショウ・グリズビーなんかが乗ってます。

多くのプロが信頼する性能は折り紙付きといえるでしょう。

日本でもユーザーが多いので、マリーナや湖上で見かけることもしばしば。

もし自分がボートオーナーになるとしたら候補に上がるブランドのひとつです。

↑ショウ・グリズビー

 

■BassCat Boats バスキャット

アメリカでは顧客満足度ナンバーワンだとか。

モデルバリエーションが多く、カスタマイズの幅が広いのが理由なのかな。

特に走りが抜群で、ラフウォーターになるほど強いと言われています。

湖が荒れると、いかにしてマリーナに生還するか? は本当に命がけなのです。

手近なマリーナにさえ、戻れないこともあります。それはイコール、死神が忍び寄る合図。

人気プロ、“アイク”ことマイケル・アイコネリなんかが乗っています。

 ↑マイケル・アイコネリ

 

■Phoenix Boats フェニックス

比較的新しいブランドでしょうか。

バウに独特なカギマークが入っています。このボートは乗ったことないです。

トッププロ、アーロン・マーテンスやグレッグ・ハックニーが乗っていますね。

電装系の操作が昔ながらのアナログタイプだったかな?

ボタンよりもボリュームノブのほうがいい! ということなのでしょうか。

僕はボリュームノブがいいです。

 ↑アーロン・マーテンス

 

■STRATOS Boats ストラトス

19フィートクラスのサイズで特に評価が高い気がします。

“レジェンド”ラリー・ニクソンが乗ってた。

実際に乗った印象はソフト&軽快なイメージ。

自分が乗ったストラトスは静止時にスターンヘビー気味(後ろが重い)でした。

エンジンが少し大きかったのかな?

取り回しのよさはボートにおいて重要な性能で、その点でストラトスの評価には納得です。

 

■GAMBLER Boats ギャンブラー

 

賭博師です。イチかバチかですwww。 このあたりからキワモノ的要素が強くなります(笑)

ギャンブラーはとにかく、速い! 釣りの性能よりも走り重視(?)。

乗せてもらったときはスピードメーターの針が80マイル(時計の5時の位置)を超え、

0マイルの下にあるピン(時計の7時の位置)にカンカン!と当たってました(笑)

息できなかったです…たぶん、160kmくらい出てた。

顔を露出してそんな速度を体感するのは稀でしょう。

ナスカーのレジェンド、デイル・アーンハートのシグネチャーモデルもあった。

(その名もインティミディエイターwww)

豪華な装備もギャンブラーの特徴。

シートがグッ! と沈み込んでいて、レーシングカーみたいなフィーリングです。 

個人的にはすごく好きなボート。オーナーになれたら最高でしょう。

 

■Bullet Boats バレット

 

コレもめちゃ速い!(名前からして速いwww)

素材にバルサウッドを使ったり、ハイテクな浮力体を採用するなど、軽量なボートです。

乗ったことはないです。見たことは何度もありますw

コンソールが超低くて、バイザーレスの潔さ。カッコいいです! 

(たぶん、息できないwww)

漢のボート。それがバレットです。

 

■ALLISON Boats アリソン

 たぶん、世界最速のバスボートです。

アリソンはレーシングボートが得意。

乗ったことはないですが、クソ速いそうです。

駐艇してるアリソンは見たことあります。

見ただけでも釣りの装備はプアです。でもいいんです。

爽快な走りこそ、アリソンボートなのです。

 

他にもまだまだ、いろんなボートメーカーがあります。

機会があれば、一回アリソンに乗ってみたいなぁ。怖いけど(笑) 

 



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