あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

加藤氏講演のビデオ編集

2011-07-29 23:48:22 | 作業

昨日撮影したビデオだが、例によっていろいろ問題が出てしまった。

 まず、会場で思ったのが、「音が小さい」事だ。講演がはじまり講師の先生が解説してくださっているが、会場のスピーカーの音量が小さいのだ。講義を受けるのにギリギリ必要な音量という感じをうけた。

 録画して収録されているかちょっと不安に感じたが、予想通り音量不足が問題となった。再生してみると良く聞き取れないのだ。ビデオ編集ソフトを使って音声を最大にすると、何とか講演の内容が聞き取れる映像になった。だが、背景のノイズがいろいろ目立つ結果になってしまった。つまり、動作ノイズがたいへん気になり、カメラのズームイン、ズームアウトをした時の「ジッジッジッジッ」という連続した機械音がモロに聞こえてしまうのだ。過去に何度もソニーのビデオカメラを扱ってきたが、ズームの動作音が一度も記録された事がなかっただけに、他社のカメラで平気で動作音が入ってしまうのか非常に気になるところだ。

 次に光学ズームだが、液晶ファインダーに表示される「ワイド/ズーム」の度合を示すバーだが、このバーは光学ズームとデジタルズームの境を示していると思う。バーの下が光学ズーム。境の上がデジタルズームと理解している。過去いろいろなビデオカメラやデジカメを使って使っていたが、このバーの境は光学ズームをかけた時の最大と思っており、これ以上あげるとデジタルズームが使用されると思っている。だが、今回借りているカメラは明らかにデジタルズームで処理された映像になっているのだ。 これにも閉口してしまった。液晶ファインダーのゲージを信じていたのが裏切られた形だ。

今回使用された会場は比較的大きなホールで、聴衆の3分の2くらいが使用されいるのだが、残り3分の1は空きスペースになっているので、私は聴衆の最後尾から5メートルほど下がった位置にカメラを据えた。これはデジタルズームを使わないギリギリの線を考えてこの位置にしたのだった。もちろんもっと近づいて撮影することができるが、聴衆の最後尾のすぐ後ろの位置でカメラを置かれると、落ち着かないだろうから、ファインダーの表示を信じ、ギリギリまで後ろに下がりズームしたのだった。だが、見事に期待は裏切られ、しっかりデジタルズームの映像になってしまっている。液晶ファインダーの映像は小さく、画像のクオリティまでは判別できず、撮影後の映像で初めて問題がわかった。

 結論として、はやり人のカメラでは撮影すべきでないという事が良くわかった。せっかく貸してくださったが、カメラは返却し自腹でビデオカメラを用意する事にする。

 

 

 

 

 



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