あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

やはり効果があったCDの2度入れ

2015-03-19 02:09:13 | オーディオ

 オーディオでは昔から有名な話なのだが、パソコンのCDドライブでも有効なのを再確認できた。

 話を最初から説明すると、音楽CDをセットした時に、そのまま演奏を始めずに、いったんCDを出してしまう。そしてそのままCDを読みこみし直すと音が良くなるのだ。私が初めて知ったのはオーディオ専門誌で、もう20年以上前の話なのだが、試してみるとあきらかに音が良くなるのだ。ちなみに3度やると、非常に音が悪くなってしまう。4度やると、1回目と2回目の中間くらいの音になり、どうやら偶数回が良くなり、奇数回が悪くなるが、2回目が最高の結果と記憶している。ちなみにこれ、ラジカセやノートパソコン程度の音、あるいは歌謡曲程度の音ではたいして音の差はないと思う。やはりある程度のクオリティが要求される環境が必要ではないかとおもう。

 そんなわけで昔から知ってはいたが、まともな環境になかったので、今までやっていなかったのだが、一応それっぽい環境になってきたので今回あらためて試したのだった。そして結果は冒頭に書いたように、明らかに音質が改善できた。

 聞いたのはカールベーム指揮、ベートヴェン交響曲第4番のウィーンフィルの演奏で、まずWindowsパソコンにセットする。ベームさんの演奏が始まるのを確認して、いったんCDを取り出す。そしてそのままトレイにCDをセットし直すと、また最初から演奏が始まりだすのだが、さきほどよりも演奏の空間が広がって豊かに聞こえるようになった。うまく説明できないが、音の厚みが増した、というのが私の意見だ。

 これを書きながら、明確な理由がわからない。自分でも不思議でしかたがないのだ。CDはハードディスクなどと同じデジタル信号であり、コピーガードが施されていないCDにおいては、中身が音楽でもプログラムファイルでも、オリジナルと全く同じ内容にコピーされるわけだが、音楽CDに至っては何とも説明のできない「何か」が確かに存在するのだ。

 2度入れに関してはネットで調べると多数記載があるの参考にしてほしい。