作者:海原 零 集英社スーパーダッシュ文庫
遠征中にまとめて読んだのでまとめて記事化。
人気フィギュア小説の続編でございます。
Vol.3…傲岸不遜な主人公がひょんなきっかけでペアフィギュアの
世界に期間限定で入ることに…という序盤からして
無理のある設定なんですが、それが終盤まで響いている作品。
総じてキャラの動かし方とかストーリーの持っていきかたは
この人そのもののポテンシャルなのか及第点以上なんですけど、
いかんせんVol.2まででまとめきった作品を無理に続けた感じが
どうやっても拭いきれないのはどうしようもなかったですね。
面白くはあっても、認められない作品がある、
そういう印象を強く持たされた一冊でした。
評価:☆5 単体としての出来なら☆7
Vol.4…あまりにも派手すぎる姉を持ってしまった妹のお話。
いわゆる外伝的な作品ですけど、こちらは大当たり。
いろんな意味であまりにも目立つ姉をもったゆえの妹の苦悩、
という世にありふれきった展開といってしまえばそうですけど、
その描き方は見事の一言。
驚きとかは皆無ですけどドキドキしながら小説を読んだのは久々でしたね。
こういった形で、以前作った世界観を利用するというのなら
なんの文句もないんだけどなあ…。
とはいえ、Vol.2で終わりにしてもいいとおもった作品を
うまいこと続編を持っていける、つまり2010のオリンピックに
繋げられるようにしたところも含め、
汚名返上の一作だったと思います。オススメ
評価:☆9
遠征中にまとめて読んだのでまとめて記事化。
人気フィギュア小説の続編でございます。
Vol.3…傲岸不遜な主人公がひょんなきっかけでペアフィギュアの
世界に期間限定で入ることに…という序盤からして
無理のある設定なんですが、それが終盤まで響いている作品。
総じてキャラの動かし方とかストーリーの持っていきかたは
この人そのもののポテンシャルなのか及第点以上なんですけど、
いかんせんVol.2まででまとめきった作品を無理に続けた感じが
どうやっても拭いきれないのはどうしようもなかったですね。
面白くはあっても、認められない作品がある、
そういう印象を強く持たされた一冊でした。
評価:☆5 単体としての出来なら☆7
Vol.4…あまりにも派手すぎる姉を持ってしまった妹のお話。
いわゆる外伝的な作品ですけど、こちらは大当たり。
いろんな意味であまりにも目立つ姉をもったゆえの妹の苦悩、
という世にありふれきった展開といってしまえばそうですけど、
その描き方は見事の一言。
驚きとかは皆無ですけどドキドキしながら小説を読んだのは久々でしたね。
こういった形で、以前作った世界観を利用するというのなら
なんの文句もないんだけどなあ…。
とはいえ、Vol.2で終わりにしてもいいとおもった作品を
うまいこと続編を持っていける、つまり2010のオリンピックに
繋げられるようにしたところも含め、
汚名返上の一作だったと思います。オススメ
評価:☆9