重慶でラン&山登り

マラソンと山登りが趣味。
重慶の街を走って見つけた面白いことを記録します。

北京TNF100その1

2016-05-12 22:34:41 | TNF北京100
個人的な春の3連戦の第3弾、北京TNF100に参戦してきました。

正直3週連続は体力的にというか精神的に辛かったのですが、行かなくて後悔するよりは行って後悔した方が良いと思いとりあえず行くことにしました。

参戦するからには目標を設定。
今となってはかなり無謀だったのですが、UTMFで100以内(優先エントリー権もらえる)に入るためには何時間位で走ればいいのかということを考えたとき、2015年のUTMFでは100位の選手が約33時間弱。去年UTMFは170km位で天候が悪かったことを考慮して30時間で100マイルを走る為には単純に100kmでは

30時間÷170km×100km=17.6時間。

すなわち100kmを17時間30分のペースを維持して170kmを走る事ができればUTMF100以内を視野に入れることができるのでは?(もちろんコースも標高も違うので一概には言えないけどある程度の目安として)ということで、大連100kmを19時間30分だった自分が17時間30分を切れるかどうかを挑戦してみることに。

そして結果は、北京に行って後悔した方が良いと思った事を後悔することになりました・・・。



では本編開始です。



金曜日、仕事が終ってから空港へ急ぎ北京へ飛び立ちました。北京に到着した頃には23時近く。そこからあらかじめ予約していた空港近くの宿を探しますが見つかりません。止む無く電話すると車で迎えに来てくれるとのこと。結局地図とは全然違うところにあり、それだけで疲れてしまいました。しかも飛行機の離着陸の音と壁が薄く近隣の声が聞こえまくるという環境。198元という格安という理由も納得でした。

それでも疲れもあり何とか就寝。翌日は飛行機の発着の音に起こされて寝坊せずにすみました。
テーピング等の準備を済ませて会場に向け出発。しかしホテルから会場までが遠かった。一度空港に戻り市内に出てからコンビニによって食料補給をしてシャトルバスが出ている地下鉄の駅に着くまで2時間30分。そこから会場まで30分。結局合計3時間近く移動。疲れました。

シャトルバスの中で上海から参戦されている日本人の方2名と遭遇。そのうち1名は先々週の大連100にも参戦されていたとのこと。同じ境遇の方がいてうれしかったです。上海ではトレランがかなり熱いとのこと。一緒に盛り上がれる人が沢山いるようでうらやましいです。


ようやく会場に到着。冬はスキー場にもなるみたい。

でも天気は最高。こんな青空が広がっているとは想定外です。
実は前日はPM2.5が300位でどんよりしていたとのこと。ついています。


スタート地点の様子。テンションはあまり高くなかったのですが徐々に気分が高まってきます。


荷物チェック。ほとんどチェックされませんでしたが、GPSを携帯させられます。大連の時にもありましたが、結構重たいですが安全確保のためには止むを得ない措置ですね。これからのレース拡大していくと思います。

そして14時。

いよいよレーススタートです。100kmの部は600人程エントリーしている様子。相当な人数です。


最初はロードが続きます。徐々にばらけますがほとんど集団で移動します。

晴天で気持ちがいいです。熱中症に気を付け水分と炎熱サプリを補給しながら走ります。

しばらくしてトレイルが始まります。

でもすぐにロードに戻ります。

そしてまたトレイルに入ります。

あっという間にCP1に到着です。

心配していたエイドですが流石のNorth Face。しっかりと充実していました。

これからいきなり前半の山場、距離5kmで高度1000mの登りに向かいます。

つづく。