7月半ばとなりましたが、日照時間が少ない日が続いています。
このままだと野菜の生育にも大きく影響が出そうです。
また、朝晩の冷えのせいか風邪をひいている方も多いようですので
今日のお野菜はお役に立ちそうです。
さて、今回の初夏のお野菜は「みょうが」です。
夏の暑い日には、おそうめんや冷奴などの薬味として活躍してくれますね。
夏から秋にかけて、赤紫色の芽のような形をした「花みょうが」と呼ばれるものが旬です。
薬味には使う直前に、縦半分に切って更に斜めに刻んだり、繊維を切るように輪切りにして
水に数十秒さらしてアク(灰汁)をとってから使います。
古くからみょうがは特に暑気払いに効果があると言われていますが
その成分や効果をお伝えします。
① 香り成分・・α-ビネン
ストレス緩和・リラックス効果・大脳皮質を刺激して、集中力・記憶力アップ
消化促進作用、発汗や利尿作用
② 香り成分・・カンフェン
抗炎症作用によって、神経痛やリウマチの痛み緩和効果
③ 色素成分・・アントシアニン
抗酸化作用、目の疲れをやわらげ眼病予防に有効
④ 辛味成分・・ミョウガジアール
血流促進、冷えの緩和
そのほかカリウムも含むのでむくみの緩和にも効果があり、①~④の効果との相乗効果によって、
デトックス効果やお肌のくすみ緩和などにも役立つと言われています。
民間療法として、みょうがのしぼり汁と同量の酒を混ぜて、うがいすると喉の痛みを緩和すると言われます。
風邪の予防やこれからの夏バテにも、みょうがはその力を発揮してくれるお野菜です。
是非、店頭で見かけたらお買い求めて、みそ汁などにも使ってみましょう!
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