健康塾通信

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植物油の話③

2019年02月04日 12時51分23秒 | Weblog

 

節分が過ぎ、こうして日々のイベントが瞬く間に過ぎていきます。

界隈では冬物大バーゲンの真っ最中で、早くも春色の衣類も目につきます。 

しかし、朝晩の冷え込みや空気の乾燥は喉鼻の粘膜や肌に大きな影響を与えてますから個々のケアは大切ですね。

 さて、今回は植物油を見直して特集していますが、我が家の食卓には

毎朝小さじ1杯のアマニオイルが習慣づいています。

温かい汁ものや飲み物に混ぜるだけというシンプルな習慣ですが、

体内では作られない不飽和脂肪酸の中のαリノレン酸(必須脂肪酸)が50%含まれます。

 ちなみに、αリノレン酸は血中中性脂肪を下げ、血栓防止や高血圧予防の作用があります。

アマニオイルやエゴマオイルに含まれます。

 

ではそのほかの植物油に含まれる脂肪酸の種類と効果をお伝えします。

 

*紅花油・菜種油・オリーブ油・・・オレイン酸を含む LDL(悪玉)コレステロールを上げにくい。

 

*コーン油・大豆油・ブドウ油・・・リノール酸を含む 体の組織を正常に機能させ、血中コレステロールを上げにくい。   

 

*マカダミアナッツオイル・・・・・パルミトレイン酸を含む  血中中性脂肪を下げる。

 

*ココナッツオイル  ・・・・・・中佐脂肪酸を含む  エネルギーになりやすく体脂肪として蓄積されにくい。

 

*ごま油・菜種油・コーン油・・・植物ステロールを含む 食事に含まれるコレステロールの吸収を抑え血中コレステロールを下げる。

 

*ヒマワリ油・紅花油・米油・コーン油・・・ビタミンEを含む 血流促進、活性酸素抑制するので老化防止になる。

 

*ごま油・・・・ごまグリナンを含む  体の中の酸化抑制、血中コレステロールを下げる。

 

*オリーブオイル(エキストラバージンオイル・・・オリーブポリフェノール含む 食事の中性脂肪の吸収を抑え、血液中の酸化物生成の抑制、動脈硬化の予防効果がある。

 

ところで、皆様は小学校などで献立表の近くか黒板横の壁などに、三大栄養素と言われる円グラフがありましたか?

あるいは五大栄養素だったかもしれません。

三大栄養素のバランスでは、たんぱく質1320%・炭水化物5060%・脂質2030%(飽和脂肪酸7%以下)とされています。

 

植物油は身体に良い成分が含まれていても過剰に摂るのはNGです。

お料理に使う植物油やマヨネーズ、バターなどは目に見える油として分量を加減できますが、

食品に含まれる魚肉類や菓子類などは見えない油です。

1日の目に見える油の平均摂取量は大さじ1杯弱12.4gとされ、

そのうち、植物性油(植物油・マヨネーズ・マーガリン) 11.4ℊ

 動物性油(バター・動物油脂)1.0ℊです。

 

適量を知って、エネルギーバランスよく健康生活に役立てたいと思います。

 参考資料(植物油のおいしいはなし:nisshin oillio

 

 












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