ボチボチかめさん

良い日本を夢見てきましたが 現実は遠のくばかり
のろまですが小さな脳で考えます
日本のこと 日本人のこと

千年前にあった大和魂 (占部先生講演・その2)

2007-03-25 01:01:01 | Weblog
前に平成の30代の母親に「育児や家事の手抜きをしても、
自分の時間をもうけて、エンジョイしたいですか」の答えに、
62%が「はい」と答えたそうだと書いたが、
奈良から平安時代にも同じようなことがたくさんあったそうだ。

その頃の日本は、拝外主義で中国の思想を暗記することが知識人であった時代。
宮廷の官吏(かんり)は、本来の政治を司ることも忘れ、
漢心(からごころ)つまりは、漢文や漢学に現(うつつ)をぬかし、
学者馬鹿になっていたということなのだろうか?

そして、この状態を敏感に感じとり、
中国主義に毒された平安時代の男たちを引っぱっていく たったふたりの女性がいた。

その名は紫式部と、式部の友達 赤染衛門(あかぞええもん)だという。


占部先生は、女性の役割と言うことでこの章をお話された。
日本らしさとは?と考えるとき、すぐ思いつくのが「武士道」と「大和魂」がある。

武士道の最初は、江戸時代の山田方谷(やまだほうこく)で、
新渡戸稲造の武士道は、比較文明論なのだそうだ。

ヤ、マ、ダ、ホ、ウ、コ、ク、、、? アカゾエ、エ、モ、ン????

もう、アホ状態でメモをとるボチボチかめ。

先生は、大和魂は、1000年前に女性が作った言葉。
紫式部の源氏物語 第21巻「少女(おとめ)」の巻きに始めて出てくる。 
これが大和魂の出典だそうだ。


まさか、この日、源氏物語の話が出るとは思いもしてなかった。
わたしも学生の頃、今井源衛先生の講義を受けたことがあるが、
遠方から通学していたため、朝一番に始まる授業はあまり出席出来ず、、、

(て、いうより朝寝坊のせいなのだが)
結局のところ単位を取れなかったように記憶する。
いまにして思えばもったいないことをしたものだ。


ということで、占部先生のお話を思い出しつつ、
同時に源氏物語の復習も兼ねて
少女(おとめ)の巻きに出てくる大和魂の学習を試みることにした。続きは後日。


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