ボチボチかめさん

良い日本を夢見てきましたが 現実は遠のくばかり
のろまですが小さな脳で考えます
日本のこと 日本人のこと

暑気祓い

2010-08-03 01:03:31 | つれづれ日記
1日は、どこの家でも神様ごとが多いのか
神主さんが、お祓いの道具を車で運んで来るなり

『あー暑っか 姉ちゃん ちょっと休ませて』


ガランとした空き家の板張りに 足を投げ出されて
大の字に寝そべられました。

その様をみて、なんかなぁーと思ったけれど
まぁよかたい。どちらもいい加減。(笑)


『よかよ。ゆっくりして。お茶もないけどよかね?』
『よか、よか、今日は朝からここで四軒目。疲れてしもた』

バックの中から扇をだして、暫く扇いでさしあげる。
開けはなられたどの部屋からも、幸いにいい風が入る。

『はー。ほっとした。さあ、お祓いばしましょうか』と、
方角を調べて、三宝にお供え物を並べられた。

『押入も、台所も、玄関の下駄箱も、どこでも全部あけて。すべて祓うけん。』

シャッ、シャッとお祓いのかすかな音。

神主さんは、弟と同級生。
子どもの頃は、一緒に遊んだ仲間です。

効き目があるのかないのか わかりませんが
なんとか、今日まで生かされております。

暑いときは、誰でも暑い。
神主さんも参るこの夏の暑さよ。

気張らないことで、どこか ほっといたします。
日本の神様は寛容です。


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