ボチボチかめさん

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つかこうへい氏 春の褒章

2007-05-02 14:31:10 | 時事
春の褒章 劇作家・つかこうへい 戦う姿勢持ち続け

2007年04月28日 東京朝刊 社会面 Sankeiweb-S

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「在日韓国人である自分が褒章をもらえるとは思ってもみなかった。後に続く韓国人の励みになればと思う」
縁がないと思っていた受章にまず驚きの声を上げる。

在日韓国人2世として、福岡県で生まれた。本名は金峰雄(キム・ボンウン)。
慶応大在学中に演劇に目覚め、昭和49年には史上最年少(当時)で岸田戯曲賞を受賞。

57年には「蒲田行進曲」で直木賞を受賞するなど文学・演劇の世界をリードし続けてきた。

(省略)

主役が似合うモデルのような役者よりも、一癖も二癖もあるような名脇役を好む。
「格好いいとは思われない役者が活躍できる場を作りたい」

平成6年には行政の支援を受け、「北区つかこうへい劇団」(東京都北区)を開校。
名前が売れていない若い役者を受け入れ、彼らの夢の後押しを続けている。

褒章は「人の好意は素直に受けるべき」というモットーから快諾したが、
権力と戦う姿勢を持ち続けることこそが「自分の仕事」であると信じている。

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ふ~ん つかこうへい氏は、在日韓国人でしたか、、、

褒章、文化勲章などは、宮内庁が決めるのかと思っていたら、
内閣府賞勲局が、授与の審査などの栄典に関する事務を行っているのですね。

http://www8.cao.go.jp/intro/kunsho/index.html



この人の作品は面白い。確かに、モデルのような役者よりも、格好いいとは思われない役者が活躍する。

蒲田行進曲の映画版しか見たことないけど、
身勝手な銀ちゃんに尽くすヤス(平田満)と小夏の人間味溢れる絡みが好きだ。

「新選組」の撮影真っ最中の映画撮影所を舞台に、10mの高さの階段から転がり落ちる「階段落ち」は圧巻。
観たことないが草剛のヤスもいいだろうな、、、。


余談だが、直木賞の選評で選考委員の一人五木寛之氏は、
蒲田行進曲」を天皇制と身分制度についての影絵文学と、感じているとか。

つか氏が、天皇を権力と捉えているとは思えないが、天皇陛下は権威ですから、、、

どちらにしても おめでとうございます。











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