ボチボチかめさん

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米シャトル後継候補に日本の無人宇宙輸送機、NASA打診

2008-07-21 16:57:41 | Weblog
いま、まとめて新聞を読んでみると、
20日の読売新聞、朝刊トップに驚くべき記事が掲載されていた!

記事によれば、

2010年に米スペースシャトルを退役させることを決めた
米航空宇宙局(NASA)が、シャトルの後継宇宙輸送機として、

日本が開発中の無人宇宙輸送機「HTV」を購入する
検討を始め、宇宙航空研究開発機構に打診しているというのだ。



■HTV(H-Ⅱ Transfer Vehicle)。直径4m×全長10m、最大積載量6t。
2009年夏にH-IIBロケット試験機1号機にて種子島から打ち上げられる予定。
<JAXA HPより>

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世界最大の宇宙機関が日本の技術力を高く評価した形だが、
HTVは1機約140億円で、これほど大型の国産宇宙機器を
海外に販売した例はない。

売買契約が締結されれば、50年にわたる日本の宇宙開発史上初の
超大型取引となる。

HTVは来年秋に初号機の打ち上げが成功すれば、
年1機のペースで打ち上げられる予定だ。


宇宙機構によると、NASAから今年2月以降に打診があり、
非公式の折衝を続けている。

文部科学省宇宙利用推進室は
「国内では(HTV購入の)可能性に期待感があることは承知している」と
話している。


◆HTV=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業、三菱電機などが開発している。

7月20日3時1分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080719-00000045-yom-sci

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検討を開始したというレベルの話なので、
喜ぶのは時期尚早というものですが

世界最大の宇宙機関が日本の技術力を高く評価し、
選定の対象としただけでも
凄いことではないですか!

敗戦から63年。航空・宇宙業界の関係者でなくても
このニュースには、感慨深いものがある。

まずは来年夏のH-ⅡB打ち上げ成功を祈っています!


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