ボチボチかめさん

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なぜ組閣は8日に?

2010-06-08 09:21:49 | Weblog
自民党時代は、天皇陛下のご公務の時間を考慮して、
なんでも合わせていたのに
民主党になってから、その配慮に欠けて、杓子定規に提出するから
天皇陛下が、深夜に御名御璽をなさらなければならない日が多いと
週刊誌で読んだことがあります。


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 菅直人新首相は首相指名を受けた後、組閣を8日に先送りした。
通常の組閣では首相指名選挙後、直ちに行われ、首相任命式、閣僚認証式を経て
新内閣が発足するが、彼はなぜ先送りしたのか。

 今回小沢一郎幹事長らは「政治空白をつくるべきではない」として、
首相指名の4日中に組閣をする段取りで事を進めた。

ところが、この時点で官邸側は宮内庁側との調整を十分に行っておらず、
天皇陛下が神奈川県内での行事に臨まれた後、8日まで葉山で静養なさるという
スケジュールを考慮に入れなかったことを報じられる。

民主党政権になり、天皇陛下の夜のご公務が増えたという話もあった。
皇室を大切にしない民主党を彷彿させる出来事に再び批判が生まれたのである。

宮内庁側との間では、4日に天皇陛下は神奈川の行事に出席なさった後、
静養先に入られる。

しかし、4日に組閣となれば、認証式のために東京に戻られる場合も
あり得るという形でいったんは決着が図られたようである。

 ところが、こうした段取りに今度は菅氏側が難色を示す。
報道によると、4日に即日組閣を唱える山岡賢次国対委員長の動きを菅氏が警戒した。

これは小沢幹事長サイドの敷いたレールであり、
首相指名後、間髪入れずに4日中の組閣をやるとなると、
自分の思いを込めた体制が敷けなくなる、として
「人事構想に一定の時間をかけたい」と言い出した。

 結局、組閣は先送りされ、
菅内閣の正式発足は天皇陛下がご帰京される火曜日8日になったというわけである。

 ■万事、党優先
 まず菅氏も鳩山氏も
「皇室よりわが党ありき」だったということである。
菅氏についていえば首相指名後に組閣をやらないことについて、
天皇陛下のご静養の日程を考慮し、こういう日程になった旨発言したようであるが、
なんだか天皇陛下のご静養を持ち出して
自分たちの組閣の遅れの免罪符にしているように聞こえてならないのである。

産経新聞 2010.6.6 19:00


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