楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

失われた道

2019-06-28 | 雑記帳

母親が写真を整理していたときに、そこから発掘されたブツ。

開くと

 

 

 

 

どこのことでしょう。

 

宮ケ瀬、と書いてあるので場所は簡単に特定できたものの、位置関係が分からない。「宮ケ瀬大橋」と「本厚木」と、発電所と「記念橋」の位置関係もチンプンカンプン。

 

「地理院地図」と「Googleマップ」と首っ引きで見つかったのが

画像左中あたりの「石小屋ダム」と「大沢の滝」

 

 

「早戸川」

 

から地図との位置関係がやっとわかりました。

 

今となっては宮ケ瀬湖の底に沈んでしまった場所。パンフレットの地図では、今の「虹の大橋」あたりからダムのほうに向かって歩いてくるコースですね。

 

パンフの写真から、橋は「石小屋橋」、左手の小屋が「石小屋」。今ではこの奥にダム堤が見えるはず。母親が結婚する前のものなので、60年近く昔の資料。

 

 

 

因みに「山伏峠」は今の中津川カントリークラブの南東側にある「八菅山」と「鳶尾山」のあたりでした。


6 コメント

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Unknown (96kumao)
2019-06-29 05:39:27
鳶尾山の山頂付近は山桜が沢山植えられていて、隠れ花見スポットになってます。
関東平野の端の山なので景色がいいデスヨ〜♪
>>96kumaoさま; (さくらなみき)
2019-06-29 08:06:36
おおぅ、山桜ですか!

パンフレットにも「見晴らしが良い」と書いてあるので、桜の時期に行ってみようと思います。
Unknown (みみ爺)
2019-06-29 08:38:55
古い写真や地図を見ながら、その場所を探したり想像したりするのは楽しいですね。しかし、今はない昔の風景の写真を見ていると、なぜか物悲しくなっていきます。
Unknown (くんくんの父)
2019-06-29 11:13:18
ダムの施設で建設にいたる歴史を知りました。移住された方々のご苦労に胸が痛む一方、湖底に沈む前に訪れたかったと思うのでした。
>>みみ爺さま; (さくらなみき)
2019-07-02 20:08:38
いわゆる古道などとは違い、生活していたころがまだほのかに記憶にあるくらいの昔って、郷愁に惹かれるからなのでしょうか。

自分の撮った風景が、いつかは「資料」になるときがくるかと思うと、シャッターを切る指先が震えることがあります。
>>くんくんの父さま; (さくらなみき)
2019-07-02 20:14:07
ダムといえば、渇水時に沈んだ廃集落が姿を現したとか、生活をそのまま呑み込んで存在する建築ですね。

パンフレットの写真を見ると、こんな近くにそんな素敵なところがあったのか(過去形)、と惜しむことしきりです。

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