コメント
 
 
 
面白いね (くろにゃんこ)
2006-07-08 08:45:33
昼メロ感覚なのか。

大げさでドロドロした昼メロって、けっこうウケる。

そういえば、映画「風とともに去りぬ」を観たとき、これは昼メロだね、と思ってしまいました(笑)



そういえば、カフカ「失踪者」では、主人公カールが年上の小間使いだか召使いに誘惑されて、子どもが出来てしまったことで、両親によってアメリカに流されるのじゃなかったかな。



旦那様って、やること凄いね。

そこまでするか。

ますます、読みたいと思ってしまいましたよ。
 
 
 
ネタ提供ありがとうございます(笑) (countsheep99)
2006-07-09 13:22:52
カフカ! ごぶさたです。

「変身」「流刑地にて」以来だ。

(「流刑地にて」は村上春樹の「海辺のカフカ」の時にあわせて読んだ)



くろにゃんこさん、6月のブログにカフカを書いてますね。よし、「失踪者」読むぞう。ふっふっふ。



「パミラ」では書簡小説の面白さをたっぷり味わいました。

なにせ「清純で初心な娘が敬愛する父母宛てに近況報告する」という設定ですので、ご主人から受けた欲情の仕打ちを、パミラは両親を気づかって刺激を与えないような筆致で描いています。



そのぶん、読者の想像力を刺激するしくみになっているわけで…作者リチャードソンはそれを意図していたんだろうなあ。上手いなぁ。



まだパミラがご主人から直接の手出しされていない初めのころ「こんなご親切を受けました」と無邪気に喜ぶ娘に「それはなにか含みがあってのご親切ではないのか?」と、両親もそれとなく言葉を選んで書いています。(もちろん読者には両親が本当はなにが言いたいのか分かる。)

このひねくりかたが、イギリスっぽいなぁと思います。



「パミラ」の海老原俊治氏の訳は美しく、新鮮でした。

「古い作品だから古臭い訳なのでは」と勝手な思い込みは、いけませんね。



 
 
 
読み終わりました (くろにゃんこ)
2006-08-04 08:34:21
海老原俊治氏の訳が良かったです。

流れるような話し言葉なので、あれよあれよという間に2時間くらい没頭してしまい、気付くとすっかり深夜になっていたということが数日ありました(泣)

なにはともあれ、面白い小説を紹介していただいて、ありがとうございました。
 
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