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ブックオフにて (くろにゃんこ)
2006-05-15 12:05:04
おととい、ブックオフに行きまして、文庫をあさっておりますと、ナブコフ「ロリータ」の横に「ドリアン・グレイの肖像」が置いてありました。

故意ではないと思うんですが、つい、ニヤッとしてしまいました。

「ドリアン・グレイの肖像」は読んだことが無かったんですが、こんな一文があるのなら、一度読むべきですね!
 
 
 
あはは。 (countsheep99)
2006-05-17 14:51:29
いい並びだな~!

お互いに退廃の匂いを嗅ぎとって、引き合ったのでしょうか。



今回あらためて「ドリアン・グレイの肖像」を読んで思ったのですが、ワイルドは小説内での召使の扱い方が、本当に巧い。

脇役でさえない「端役」の召使に、目立たないように重要な役割を与えています。



これがまた巧いんだ。いやらしくない。無理がない。



具体的なことは、次回のブログにまわします(笑)。
 
 
 
情報です (くろにゃんこ)
2006-07-13 09:14:57
昨夜ホーソーン「緋文字」を読んでいたら次の一文を発見し、これはお教えしなければという使命感に燃えてしまいました(笑)



愛すべきボストン町民の健康は、こと医療に関するかぎり、ひとりの年老いた執事兼薬剤師の手にゆだねられていた。この人物の敬虔さと品行のほうが、医師免許証よりよほど強力な推薦状であったのだ。



ニューイングランド黎明期において、医師不足という事情があったようですが、この一文から有能な執事の姿が垣間見えますね。

その続きには



ただ一人の外科医といえば、日ごろの剃刀さばきの腕前をときおりかの高尚なる技である手術においても発揮する人物でだけであった。



とあり、どうも床屋さんとか、剃刀を商業上使用する人物のことを指しているようです。

あと、これは質問なんですが、本文中に「教会の執事たち」という語句があって、教会にも執事がいるのかと疑問に思ったんですが、なにかご存知でしたら教えて下さい。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-18 00:38:01
くろにゃんこさん、いつも貴重な情報提供、ありがとうございます。



ええっと、とても面白い情報&質問ですので、ブログ記事にしちゃいました。



コメントで返すだけでは、もったいなくて(笑)。



というわけでして、↓の記事をご覧下さいませ。



「執事件薬剤師」くろにゃんこさんからの情報&質問

http://blog.goo.ne.jp/countsheep99/e/cfc27efbd04854effca0a4973205ac3b

 
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