【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
営業実務コンサルタント島田安浩が「営業で悩む人を無くす」ために情報発信

『 売れるように成ってからの変化。 』

2007年10月30日 10時29分41秒 | Weblog
◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!

No16 )『 売れるように成ってからの変化。 』


11月にビックリするほど売上が上がってから、12月はやる気が思いっきり無かった!

なぜって、ボーナスが雀の涙だった!!

S社は、そう言うところもキチットしていた。つまり、売上に応じた、ボーナスなので、しかも、評価期間は上半期分なので、売れて無かったので出なくても自分の責任なのだが、そんなふうに考えられるほど大人でもなかった。

同期の連中と比較しても、中ぐらいだったので悪くはないが、先月はダントツだったのに「何で何だ!」と、訳の分らない怒りがこみ上げて仕事をする気に成れなかった。

そして、同期の売れて無い、O君と朝からパチンコ屋に並んだ!

実は、O君にとってこの行動は、普通にいつものことだったようだが、俺はビビりながら、でも頭に来ていたので、一緒にパチンコをした。

でも、O君との違いは、時々電話をしに表に出て、アポイントを取っていたことだった。

先月からの見込みの流れ込みや、以前の見込みなどあったので、頭に来たからと言って、営業を全くしたくないと言うほど、遊びに熱中できるタイプではなかった。そこまで、度胸も無かった…。

アポが入ると、「O君、俺チョット行ってくるわ~。」と言って、営業に行って、1時間ほどで戻ってきて、また一緒にパチンコをしていた。

会社に帰ると、俺はオーダー発表していたので、O君が「いつの間に?」って聞いて来た。

「昼間、出かけたでしょう!?」

「エッ、あの間に取ったんだ!凄いね~。」

O君は「ずるい」とかそう言う感覚が出ない人だった。ただ、本当に感心していた。

彼は、千葉大卒のエリートだった!営業など向いていなかった。

その1ヶ月はつるんで回ったが、1件も彼は飛び込みをしなかった。

イヤ、出来なかった!

イヤ、したくなかった!

本人が堂々と言っていたが、「そんなものが出来るなら、俺はもっと契約を取ってる!出来ないからこんな数字なんだ!」

ある意味凄かった!

彼に聞いてビックリしたが、入社以来、1件も契約を取っていなかったらしい。

でも、月に数件はオーダー発表していたが、それは全て上司が付けたオーダーだった!!

彼は、その後、総務に移動して、才能を発揮して、総務部長・社長室長などを歴任して20年務めて他の会社に移ったので、俺よりもず~と、ず~と、長くS社に勤めた。

超、頭の良い尊敬できるヤツだ!

話を戻すが、結局、12月もノルマを達成できてしまった。

と言うか、今までとは明らかに違ってきた。

何が違うかと言うと、契約を取れるのが普通に成って来た。

今までは、必死で追いかけて、契約がやっと取れたのが、遊んでいても取れるようなそんな感じに成って来た。

この月に、面白い出来事があったので、書いておく。

O君と別れて、新宿区にエリアを移した日の出来事だった。

相変わらず、仕事をする気が無かった俺は、喫茶店でモーニングを食べて、そのまま11時頃まで、喫茶店で時間を潰して、表に出た時に、驚くべき人物と遭遇してしまった!

当時、東京の統轄部長をしていたKさんだった!!

支社長の上に位置していた人なので、顔は見たことがあったが、話をしたことも無かった。

「逃げよう!」そう思った瞬間に、『島田やんか!』彼は関西の方だった。

『ここら辺回っていたんか!』

「ハイ!」嘘を付いた。

『そうか、…』彼が自分の腕時計を見たので嫌な予感がした!

『よっしゃ!少し一緒に回ろう!』『どこ行こか?』

「エッ!エッ!~~~!!嫌だよう~助けてくれ~K部長となんて回れないよ~!」心の中で叫んだが、もう逃げれなかった。

Kさんと3時間ほど一緒に回る破目に成った。

でも、非常に参考に成った。

以前も書いたが、俺は誰にも営業を教わったことが無いので、人の営業を見る機会が無かった。

Kさんは部長だが、交替でアプローチして俺に直販のやり方を見せてくれた。

体が大きく、身長も高いKさんが、関西弁で「こんにちわ~」と言いながら客先に入って、大きなカバンをお客さんの机の上に、バ~ン!と置いて話し出すと迫力があったが、顔はニコニコ笑いながら、怖そうだが、人が良いそんな印象を相手に与える人だった。

口癖が、「次は取れるで~次で決めよう~や!」だった。

11時から回りだして、13時前に、俺が飛び込んだ歯医者さんで、先生が82歳と言う高齢の方がいた。

対象機種が付いていて、話も聞いてくれて、契約が取れそうだったが、料金が折り合わなかった。

いつもなら、会社に電話する振りをしながら、値引いて契約を貰うのだが、後ろに部長がいたらそれも出来ないのでどうしようかと悩んでいたら、後ろから大きな声で、

『島田~値引いたら、エエやん!』

と部長自ら値引きの決裁をしてくれた。

その後、俺とKさん二人がかりで迫ったので、先生はあっけなく契約をしてくれたが、なにせ、お歳が82歳なので、通常はリースの対象外に成る。

息子さんとかも、普通に会社員なので、後を継がないみたいなので、導入しても仕方がないな~と思ったが、契約を頂いて、表に出て来た。

Kさんは大喜びしていた!

『やったな~おめでとう!』と握手して、元気にKさんは会社に戻って行った。

会社に帰ったKさんは、業務のみんなにかなり自慢をしていたようだった。

でも、俺は、一緒に回れただけで嬉しかったし、非常に勉強に成った。

俺には真似の出来ない、雰囲気だったが、前向きに1件1件回る姿勢には、ある意味感動した。

翌日笑ったのが、あの歯医者さんからキャンセルの電話がかかって来た。

息子さんが導入に反対されたようだった。

まあ、当たり前だよね~と俺は半分、予感があったので、気にはならなかったが、K部長は、前日かなり自慢しただけに、その日は非常に静かだったそうである。

俺の中での変化は、明らかに、数字が付いて来るように成っていた。

そんなに仕事をした感覚が無いのに、結果が自然とついて来るように成っていた。

この年の、年収(4月から12月)が年末調整の紙で来たが、300万程度だったように記憶している。

少なかった…、毎晩、飲みに行って、その後、カラオケに行っていたので、お金が残るわけが無かった。

翌年が、520万ぐらいだった、その次の年からは、600万以上に成った。

これが、多いとは思っていなかったが、大学時代の友達に会って飲みながら話をすると、この金額が異常に多かったようだ。

みんな、学校に先生をしていたので、300万程度だった。俺が、520万とか600万を超えるように成ったので、みんなが羨むと言うよりも、明らかに嫉妬していた。

それ以来、大学時代の友達と、お金の話はしなくなった。まして、S社が株式公開してしまったので、それからは言えなくなった。

26歳の若造の通帳に1000万以上の預金残高があった!

まあ、その金もどこかに消えて行ったが…。


皆さんにお知らせで~す!

11月9日(大阪)16日(東京)で講習会を開催いたします。

内容は、第一部:「売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識」 
第2部:「劇的な効果をもたらす考え方」の2部構成です。

1部2時間ほどです。参加費用は1部5千円、通して7千円です。

現在、事前予約(http://www.cotucotu.com/anketkou.html)をしておりまして、事前の場合は通して5千円です。

ぜひ、席が無くなる前に(無くなると良いですね!)、お誘い合わせの上、上記アドレスから申込み下さい。(メールで直接でもOK)

場所や時間はこのアドレス(http://www.cotucotu.com/kousyukai.html)にて確認頂けます。

特に今回は、「お願いしない営業。」「楽しい営業。」に焦点を当てて講習会を実施する予定です。最近、クライアントさんとお話ししていて、一番の問題が営業に対する偏見であると感じております。「営業=押し売り」「営業は辛い」「営業は大変」「営業=罪悪感」などなど、パラダイムシフトが必要な人が非常に多いと感じています。

そこで、営業ほど素晴らしい職業は無いことを実感して頂けるように、パラダイムシフトして頂けるような講習会を短い時間ですが実施できればと考えております。

ぜひ、多数お誘い合わせの上(席は限られてますが…)今すぐ、http://www.cotucotu.com/anketkou.html より、お申込み下さい。

以上、よろしくお願い致します。

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アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
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