活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

観念と事実2

2020年04月01日 | 法理

おシャカ様は長い間苦しみながら坐っておられて、或る夜明けの明星をご覧になった時、「星の光と一つ」に成られたのです。

 

「一つ」ということは相手が有(在)りませんから、それを光と感じた自分も無ければ、光その物も無くなったのです。

「無くなったままに無くなったということが自覚出来た」のです。

 

その一瞬「観念もまた法だということをお悟りに成られた」のです。

 

「分かった」ということが全てに成り、何一つとして分からないことが無くなったのです。

俗に言う「分からないということさえも分かった」のです。

 

自分自身を発見する、目醒めるということはそういうことです。

 

「事実」と私たち衆生が後天的に得た「人間的な観念(知識)」との間には、天地隔たる相違があるということに気が付かないために、私たち衆生は些細なことにも、また社会の様相にも迷い、疑問に思うのです。

 

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