以前からNHKのTV「猫のしっぽ カエルの手」でお馴染みだった
ベニシア・スタンリー・スミスさん。
英国の貴族の家系に生まれながら、華やかだけれど閉鎖的な社交界に馴染めず、
19歳で世界放浪の旅に出かけ、インドを経て日本へ。
「古くてぼろぼろだったけど、ピンと来るもの」があって、京都・大原の築100年以上の家を得、
今まで20回以上も引越しを経験したけれど「ここがついのすみかになると思う」と。
庭には150種以上のハ―ヴ、藤やミモザなどの木々、薔薇などの花々、数々の野菜・・・。
冷房もなく、自然に身をゆだねた生活。
1992年に日本人男性と結婚後、全てが順調とは行かず、
さまざまなもつれが生じたりして嵐みたいな日々に巻きこまれ、10キロ以上痩せたことも・・・。
もう、駄目かなと思った時、ふと庭に出たら不思議な力を感じました。
庭の花たちが、ベニシアさんの苦しみをわかってくれたように思ったそうです。
以後、ステップ バイ ステップ・・・良い方向に向かいました。
嵐の日々が過ぎた今、ベニシアさんが悟ったこと・・・
それは 「人生は突然変わる」。
「ある日突然、全てが変わる。でも私たちはそれを受け入れるしかないの。
そしてまた再生する。植物と同じだと思う。」
庭の花に強い想いを抱いている私には、よ~くわかります。
花は、わかってくれるのです。
ほんとうにそうですね。
今年2月、私の人生は変わりました。
それまで、疲れ易いとか胃が弱いとかいろいろありましたけれど、
成人病検査以外にお医者さまにかかることもなく、常用する薬もなく過ごしていました。
それが、突然、原因も理解出来ないまま発病し、辛い毎日を送っています。
でも、それを現実として受け入れるしかないのですね。
そして、再生する・・・・・!
今日は栃木県で竜巻きの被害がありました。
西日本では、豪雨の被害。
被害を受けた方たちの人生も、突然、変ったのですね。