DASH5／13

DASH海岸。5／1


黙々と石を掘り起こすリーダーと木村さん。

リーダー「これはちゃんと続けていかないと」

自然は待ってくれない。たった1か月で生き物のすみかは石や砂で埋まってしまうんですね。
すみかがなくなった小さな生き物たちは沖へ出るしかなく大きな肉食魚のエサに・・

木村さん「手を止めるわけにはいかないですからね。人が長年ダメにしてきちゃったわけじゃないですか。悪気はなかったにせよ。だからこそ人の手でなんとか戻していってあげるって絶対必要。時間かかることなのでちょこっとやってじゃなくてやっぱりやり続けていかないといけないわけですよね」
リーダー「そうですよね・・」

静かに話す木村さんの言葉。
DASH海岸って最近は希少種発見のニュースばかり目立ってネットでもネタにされたりしてたけど、そもそもこうした地道な調査や作業を積み重ねて生き物がたくさん棲む海岸にしていこう、って企画だもの。最初はヘドロが溜まってゴミだらけだった海岸が9年間作業を続けてやっとここまできたんだもの。
人間の都合で途中で投げ出していいわけがない。







DASH島。5／4

本勝さん指導の下、反射炉建設作業をするスタッフさん方。そこに表れるベイベ。
ベイベ「お疲れさまです。皆さんいろいろとご迷惑、ご心配おかけしましてすみません」
頭を下げるベイベ。

「一緒にがんばって完成させましょう」とあたたかい本勝さんのお言葉。

心配げにベイベを見つめるスタッフさん方。
ベイベ「気ぃ使ってんの? 心配はしなくて大丈夫だから。また引き継ぎ、よろしく」

完成させないと家に帰れない、と本勝さん。

黙々と作業を続けるスタッフさん方。
ベイベ「お前ら暗いな！」
スタッフさん笑
ベイベ「凹んでる場合じゃねぇぞ！」
スタッフさん「はい」
ベイベ「反射炉作り終わったら一緒に泣くぞ！」
スタッフさん「はい」
ベイベ・スタッフさん笑

DASHはもう番組が始まった頃のスタッフさんは一人もいないんですよね。「気づいたらスタッフがみんな年下」だとTOKIOメンバーも言ってた。プロデューサーの一人、島田さんでさえ太一くんより年下。現場には若いスタッフさんも多く、不安や動揺も当然あるだろうな。申し訳ないな。

音楽活動ではTOKIOを引っ張ってるけどDASHでは日頃はお兄ちゃんたちより一歩下がってる感がある末っ子。でも若いスタッフさん方を自分が元気づけなきゃってベイベの気持ち、すごく伝わってきた。




ここからは島の過去映像。


島に初上陸してから5年半。
いろいろ思い出すなあ。



謎の骨発見。

『アオダイショウじゃないよ』

『よっ背負子』

『ストーンと落ちるからね、イシだけに』



ベイベがケガをしながらもむちゃくちゃがんばったトロッコづくり。

【終わりが見えず途方にくれようと一歩ずつ進めば目的地に辿り着く】

苦労の末完成したトロッコを見て満面笑みで無邪気に喜ぶ國分さん(^^;
太一くん『大人のオモチャじゃんこれ』
言わんとしてることは分かる(^^;

リーダー『アトラクションみたいになってるから』
太一くん『うわ～♪ これいくら払えばいいの? 』
ちゃっかりしてるぞこいつ～ってファンでも思うけど(^^; 本当に憎めない人。まわりのスタッフさんも笑ってるんだよね、楽しそうに。

國分坂、マツオカーブ。

マボ『太一くん降りたでしょ！』
太一くん『違うの、落ちたの』

遠足に来て無駄にはしゃぐ小学生か(^^;！リーダーは引率の先生みたい。
太一くんはこれで『おしり血だらけ』になったんだっけ確か。マボはハンドルで頭打ち付けたし。




果てしない石運び。
ローリングストーンズ。

総力戦の舟屋づくり。

炎天下の瓦吹き。
【しかし厳しい時期さえ堪え忍べば】

リーダーが作った5つの鬼瓦。


夢中で二階の床を打ち付けてて階段のスペースを忘れちゃったリーダー。

マボ『でもまずさ・・すごいよこの空間』
リーダーが一人で二階の床板を全て打ち付けたことをまずほめるマボ。
リーダー『優しすぎんやけど』
マボ『泣くなよ！ てめぇ何泣いてんだよ！』

泣くリーダーにもらい泣きしたふたり・・



完成した舟屋。


遭難しかけた帆船、男爵ディーノ。



台風被害もすごかったなあ、

台風のため瓦礫に埋もれたトロッコのレール。それを片付けながら、
マボ『スタッフにもケガがなかったし。付き合っていくしかないでしょ。こういう場所なんだから』

【とはいえできることをひとつずつ・・】



石橋づくり。

太一くんより重い輪石を運ぶ。
ちらりと映ったグリーン色の・・

太一くんがあまりの石の重さにカエルが踏み潰されたような声を出して、それを大笑いしてくれた人がいた。
本当に楽しそうに笑うの。あの笑い声、大好きだった。

みんなで気が遠くなるくらい石を運んで・。

過去映像というけど初めて観る映像もいっばい(^^;
本来なら使われないまま埋もれていったはずの映像。DASHはこんな映像をたくさん持ってるんだろうな 。
放送されないたくさんの汗がある。
(まあお蔵入りかと思いきや、「いつのや！?」って映像をたまに出してくる時も結構あるけども(^^; 平気で3年とか4年がかりの企画もあるもんね。)


【荒波が何度打ち付けようと崩れることはなく荒れる涙は支え合う石の下を抜けていく】


今回映像には流れなかったけど、
石橋が完成して渡り初めをしたね。
その前にG3がちゃっかり渡っちゃてたけどね実は(^^;

それから橋の上で5人で手を繋いだんだ。
『We are TOKIO！ 』





味噌づくり。

リーダーが命懸けであつめた種から作った椿油。



リーダーが夜の森の生態調査。

【わずかでも灯りがあれば先が見えない暗闇でも歩いていける】

『セミファイナル』『ほんまもん? バッタもん?』『カナブン、コクブン』『ここまで来るのクワガッタ』・・
怒濤のダジャレ攻撃、涙が出るくらい笑った。
リーダー、最高だよ。





新宿。5／4。

ベース基地にミツバチ飛来。
ミツバチのために巣箱に日陰を作る。

新男米のワラを束ね結わえる太一くん。それを礼斗くんに渡す。


DASH村の映像。
そうだね。礼斗くん。
あんべちゃんの後に村の住人になったんだよね。

太一くん、金髪だ。アメリカの少年の頃だ、これいつだっけ?


明雄さんの『だめだぁ』、懐かしいな。本当に懐かしい。


村で学んだワラ縄の切り方。
いろいろ学んだこと、多いね。









会議室。4／29

話し合っているのは米づくりについて。

「僕たち主導で動けなくないですか、今回のことは」って太一くん。
テロップでは米づくりは、ってなってたけれど自分は米づくりだけでなく番組存続もいやTOKIOの活動さえも今は自分たちがああしたい、こうしようって言える状況ではないっていう意味だととりました。メンバー全員の連帯責任だと涙ながらに出演番組で謝罪した彼。それからまだ日をおかないこの時の率直な気持ちだと思います。


まだこの時は昔からの村の仲間の農家さん方に直接会って話ができていないとプロデューサーさん。

リーダー「テレビとかDASHとか越えた部分ってあるじゃないですか。」
震災後避難区域になった村からは場所こそ変えざるを得なかったけどずっと福島で続けてきた米づくり。たくさんの農家さん方にお世話になりながらここまできた。農家さん方と接することもメンバーの誰より多かったリーダー。だからこそ何を言われても米づくりだけは今こんな形でやめてはいけないって強い決意を感じる。


TOKIOメンバーの中でもさまざまな思い、考えがあったんだろうと思います。誰のために何をすべきなのか、何をすべきでないか。






福島。5／10。

一人で福島の農家さん方を訪ねるリーダー。
集まっていただいてる農家さん方に頭を下げる。


専次郎さん。
「明雄さんいたら『この大バカもの』って言われたかもしんねえな」


本当にそうだよ。バカだよ。大バカ野郎だよ！観てたよね? 聞いてたよね?
避難区域になった村に防護服で入ったあなた。明雄さんが亡くなったときあなたが語った言葉。
ファンならみんな知ってるよ！知らない人はなんとでも言うだろうけど。達也さんが村と、農家さん方とどう関わってきたか、自分たちは知ってる！


「だけど、『まだまだ』って言ったよ」

「大丈夫だ」

「今まで津島で10何年もやって、震災のときも地震でも原発事故でも一緒ににげて、一緒にここまで苦労してやってきたんだから」

「ここで終わらせない、またみんなで同じく一緒にあの米を育てていく、そういう気持ちでみんな集まっています」


頭を上げることができないリーダー。
専次郎さんの言葉に頷く村の皆さん。



























視聴率は20％越えたらしいですね。
最近は17、8だったからやはり普段より多くの人が見たのか。

いろいろな人が見たんだろう。
TOKIOファン。
TOKIOは好きだけどDASHのTOKIOしか知らない人。
番組開始当初から観てる人。
ネットで評判になったここ4、5年くらい前から見てる人。
それから、







何度も書いて、消した。



今回の放送。
いろいろな声があるのは分かっていた。それは当然だろうとも思った。
誰かを傷つけるということは、何より重いことなのだから。そして後でどんなに後悔しても絶対に戻らないこともあるのだから。








でもやはり思う。

きっとどこかの誰かを心から愛し、大事に思っているだろう人たちが、他の人もご自分と同じように誰かを心から愛し、お互いを大事に思い合っているんだってことが信じられないというのなら、それはとても悲しいことだ。

偉そうに聞こえたらごめんなさい。
でもそう思う。